うさぎを手放す方法|うさぎが幸せに暮らせるためにできることとは

「この先うさぎを飼い続けるのが難しい……」と感じている飼い主さんはいませんか?
きちんとお世話をしてくれる飼い主さんに引き取ってもらいたいけれど、どんな方法で探せばよいのかわからないと悩んでいる人もいるかもしれません。
そこで今回は、どうしてもうさぎを手放さなければならなくなった人のために、うさぎを手放す方法を紹介します。
手放すことになったとしても、最後まで飼い主としての責任を果たしましょう。
うさぎを手放す前に必須の心構え
うさぎを手放す前には、本当に飼育ができないのかをしっかりと考える必要があります。
動物の保護活動をしている人の話によると「直前になってやっぱり手放すのをやめる」と言ったり、引き渡した後で「やっぱり飼えるようになった」と言って引き取ろうとしたりする人もいるそうです。
そうなるとどっちつかずの状態になってしまい、うさぎのためにもよくありません。
環境も大きく変わるので、うさぎにも大きなストレスとなってしまうでしょう。
手放すことを安易に決めるのではなく、手放すという選択肢しかないのかしっかりと検討することで、うさぎに不必要な負担をかけずにすみます。
それでも「どうしても飼育できない」という結論に至った場合は、飼い主さんも心を決め、次の飼い主さんを探す行動に踏み切りましょう。
本来うさぎを飼い始めたら、そのうさぎが一生を終えるときまで飼い続けなければいけません。
しかし、もし途中で飼い続けられなくなった場合は、せめて信頼できる新しい飼い主さんを探してあげてください。
それが飼い主さんの責任です。
飼い主さんを探したい!うさぎを手放す方法
うさぎを手放すためには、次の飼い主さんを見つけることが必須です。
その方法には、以下のようなものがあります。
・知り合いに声をかける
・自宅近辺の動物病院やペットショップに、里親募集のお知らせを掲示してもらう
・里親募集サイトで探す
・引き取り施設に引き取りを依頼する
うさぎを手放すことに決めたら、まずは知り合いに声をかけてみましょう。
自分の知り合いなら、安心してうさぎを里子に出せるでしょう。
その後の様子も伝えてもらいやすいので、飼い主さんとしてもうれしいですよね。
また、自宅近辺の動物病院やペットショップに写真をもっていき、里親募集として掲示させてもらう方法もあります。
そのお知らせを見るのは、大半がペットショップや動物病院に出入りする人。
そのような人たちは、ペットへの理解がある場合が多いです。
また近隣の人が多いため、うさぎを受け渡しやすい点もメリットでしょう。
そのほかには、里親募集サイトに登録する方法もあります。
「うさぎ 里親」などと検索すると、多くの里親募集サイトが見つかります。
ただ、多数のうさぎが掲載されていることや全国規模で募集されている場合もあることなど、実際に里親を見つけるのは難しいかもしれません。
里親募集サイトに登録しつつ、ほかの方法も組み合わせて新しい飼い主さんを探すのがオススメです。
ネット検索を利用すると、うさぎを引き取ってくれる施設も見つかります。
引き取ったあとに施設側で里親を探したり飼育をしてくれたりするようです。
しかし、このような施設は非常に限られています。
遠方の施設を利用することになると、うさぎにも大きな負担となり得ます。
とはいえ、里親募集をしてもどうしても次の飼い主さんが見つからない場合には、このような施設があることも覚えておくとよいでしょう。
うさぎを手放すときにやっておくとよいこと
うさぎを手放すときに、やっておくとよいことがあります。
飼い主さんの安心のためにも、うさぎの今後の生活のためにも、ここで紹介する4つのことをやっておきましょう。
動物病院で健康チェック
うさぎを手放す前には、動物病院で健康チェックをしておくことをオススメします。
というのも、うさぎの健康状態を正確に把握しておくことで、新しい飼い主さんが飼いやすくなるからです。
動物病院で健康チェックを受けたことが、新しい飼い主さんからの信頼につながるかもしれません。
新しい飼い主さんにうさぎの情報を伝える
うさぎを手放すときには、うさぎの情報をしっかりと新しい飼い主さんに伝えましょう。
うさぎの情報とは、今までの生活環境や食事のこと、好きな遊び、病歴など。
どんな些細なことでも、新しい飼い主さんに伝えておくことをオススメします。
それは、環境変化が苦手なうさぎが、新しい環境で落ち着いて生活を送れるようにするためでもあります。
うさぎを手放すことに決めた飼い主さんが、うさぎのためにできる最後のことかもしれません。
うさぎが今後安心して暮らすためにも、今までのうさぎの情報をしっかりと伝えましょう。
新しい飼い主さん宅での飼育環境を確認する
うさぎを手放す前には、新しい飼い主さんのお宅での飼育環境を確認してください。
これは、うさぎがしっかりとお世話をしてもらえるかを判断する材料にもなります。
新しい飼い主さんの家庭環境や動物の飼育歴、現在飼っている動物などのほか、うさぎが生活するスペースの確認も大切です。
どのくらいのスペースがあるのか、どの場所で過ごすことになるのかなど、具体的に確認することで、手放す飼い主さんも安心できるのではないでしょうか。
新しい飼い主さんと連絡先を交換する
うさぎを手放す飼い主さんは、新しい飼い主さんと連絡先を交換しておくとよいでしょう。
連絡先を交換しておくと、新しい飼い主さんが困ったときに連絡を取り合えたり、元飼い主さんがうさぎの様子を教えてもらったりできます。
里親募集サイトで愛うさぎを里子に出した人の中には「新しい飼い主さんがうさぎの様子を教えてくれるのがうれしかった」と感想を残している人もいました。
手放したあともうさぎの様子が知りたい場合は、あらかじめ新しい飼い主さんに連絡を取りたい旨を伝えておくとよいでしょう。
保護うさぎが増えている!手放す理由とは
保護うさぎが増えている現実を知っていますか?
ある保護団体によると、犬、猫に次いで保護される数が多いのがうさぎだそうです。
手放す理由には以下のようなものがあります。
・子どもや家族がアレルギーになったから
・引っ越すから
・結婚や離婚などで、環境が変わるから
・知らないうちにうさぎが出産してしまったから
・他のうさぎをお迎えしたら、そちらがかわいくなってしまったから
・長期で家をあけることになったから
一見もっともらしく見えるものもありますが、飼い主さんが長期的な視点をもって飼い始めていたら……飼い主さんが正しい知識をもっていたら……という思いはぬぐえません。
前述したとおり、一旦うさぎの飼育をはじめたら、その命を終えるまで飼い続けるのが飼い主さんの責任です。
安易な理由でうさぎを手放すことは、決して許されることではありません。
本当にうさぎを手放すしかないの?
追い詰められた飼い主さんは「うさぎを手放すしかない……」といった考えに終着してしまう傾向があります。
しかし、一旦立ち止まってもう一度考えてみませんか?
本当にうさぎを手放すしか方法がないのでしょうか。
手放す理由で多いとされている「家族にアレルギーが出た」についても、部屋をわけたりこまめに掃除をしたりすることで、一緒に暮らせないでしょうか。
そのアレルギー症状は、本当にうさぎによるものかアレルギー検査は受けましたか?
もしかしたらイネ科の牧草によるものなど、別の原因かもしれません。
アレルギー検査を行っていない人は、まず病院でアレルギー検査を受けてみましょう。
環境変化に弱いうさぎへの負担を考えると、今までと同じ場所で同じ人と暮らすのが一番安心です。
飼い主さんは、本当に手放すしか方法がないのか、今一度検討してみてくださいね。
ペットうさぎは野生に還せない!
「ペットとして飼えなくなったから野生に還してやろう」なんて思うことは絶対にやめてください。
ペットとして飼育されていたうさぎは、野生には戻れません。
自然界でもっとも弱い立場にいるうさぎは、外の世界に放たれた瞬間に天敵に捕らえられてしまうこともあるのです。
実際、公園や河川敷などで保護されるうさぎも多いのだとか。
保護される予定だったうさぎが、変わり果てた姿で発見されることもあります。
「野生に還そう」なんていう都合のよい理由をつけて、うさぎを捨ててはいけません。
まとめ
飼い主さんも悩みに悩んで愛うさぎを手放す決断をするのでしょうから、第三者が決断自体に口をはさむことはできません。
手放すことを決めたのなら、飼い主さんが安心でき、うさぎが幸せに暮らせる方法でうさぎを手放してあげてください。
飼い主さんができることを十分にしてあげることが、飼い主としての努めです。
お別れのときは、うさぎの幸せを願って笑顔で送り出してあげてくださいね。