ウーパールーパーを飼いたい!初期費用や必要な環境、道具は?
人気者のウーパールーパーですが、飼っている方はあまり多くはありません。
初めて飼う方は分からないことが多くて不安になる方も少なくないでしょう。
今回は、ウーパールーパーの飼い方について、飼育に必要な環境や道具、あると便利なグッズをご紹介します。
ウーパールーパーの飼育難易度
ウーパールーパーは、比較的飼育しやすい生き物です。
繊細そうに見えますが、暑さ寒さに強くて餌は1日1粒、フィルターを設置すれば掃除も週1程度で十分足ります。
海水魚のような難しい水質管理も必要ないので、飼育は難しくありません。
飼育環境の初期費用
ウーパールーパーの飼育環境を整えるために必要な費用は約1万円以下です。
餌:約700円
水槽:約3,500円
カルキ抜き:約1,000円
フィルター:約2,000円
水温計:約200円
最低限必要な飼育セットだけ揃えるなら約7,000円ほどしかかかりません。
水槽によってはフィルターがすでに付いている物もあるので、さらに費用を抑えられるでしょう。
飼い始めた後は、餌やカルキ抜き、濾過フィルターを購入する程度なので、大きな出費は比較的少ないです。
はじめに用意したいウーパールーパー飼育セット
ウーパールーパーの飼育に最低限必要となる道具は「餌・水槽・カルキ抜き・フィルター」です。
この4つがあればウーパールーパーをすぐに迎え入れることが可能です。
それぞれの飼育道具について詳しく解説します。
餌
餌はウーパールーパー用の人工飼料をあげましょう。
赤虫やエビ、ピンクマウスも餌として有名ですが、栄養が偏らないように人工飼料がおすすめです。
私が飼育し始めた時にはウーパールーパー用の餌がなく「コリドラス」と「ミニキャット」の人工飼料を交互にあげていました。
こちらはウーパールーパー専用ではありませんが、我が家ではこの餌を食べて10年以上生きています。
水槽
水槽は最低でも30cm以上がおすすめです。
ウーパールーパーは大きくなると20cmを超える場合があるため、大きめの水槽を用意しましょう。
水槽はフィルターがセットになっている物があるので、こだわりがなければセットで購入すると費用を抑えられます。
カルキ抜き
水道水の場合、カルキ抜きをした水を水槽に入れるようにしましょう。
カルキ抜きは水道水を1日放置することでもできます。しかし、カルキ抜きできる水質調整剤を使うとすぐに水換えできるのでとても便利です。
また、井戸水の場合はカルキ抜きが必要ない場合があります。
フィルター
水槽にフィルターがあると水が汚れにくくなるため、必ず設置しましょう。
フィルターを置かない場合、水質がすぐ悪化するため毎日水換えしなければいけませんが、フィルターがあれば水換えは週1程度で十分です。
また、フィルターによってはモーター音が大きいので静音の物がおすすめです。
水温計
水温計は、夏場や冬場に水温が適正か確認するために置きましょう。
安い物で200円程度で買うことができます。
なるべくウーパールーパーが普段いる位置に設置すると良いでしょう。
あると便利なウーパールーパーの飼育グッズ
最後に、ウーパールーパーを飼育するにあたって買っておくと便利な道具をご紹介します。
ツボなど隠れ家
ツボや土管を置くとウーパールーパーの隠れ家になります。
我が家でも設置していて、顔を出している姿はとても可愛く日中はいつも中に入っていました。
ウーパールーパーはすぐに成長して大きくなるので、購入する場合はLサイズや大サイズがおすすめです。
エアーポンプ
エアーポンプは必ずしも必要ではありませんが、ウーパールーパーが酸素を取り込みやすくなり成長をサポートします。
我が家ではエアーポンプを使用していないためエラが大きく発達していませんでしたが、導入している水槽は立派なエラがあるウーパールーパーが多い傾向がありました。
気になる方は置いても良いでしょう。
しかし、幼少のウーパールーパーはエアーポンプの水流で流されて疲れてしまうことがあるので、成長してからの設置がおすすめです。
水槽の掃除道具
「水換えポンプ」があると掃除がとても楽になります。
ピンポイントで水を吸い出せるので、水換えと一緒にウンチや汚れている水を一緒に吸い取ることも可能です。
スポイト・ピンセット
スポイトやピンセットでウーパールーパーに直接ご飯をあげることができます。
ウーパールーパーは目が悪いのでご飯を食べることが下手な子も少なくありません。
食べ残しがあると水質が悪化しやすくなるので、目の前に直接餌を置くと良いでしょう。
ピンセットであげる場合は、口が傷つかないように竹素材のピンセットなどがおすすめです。
ヒーターやクーラー
ウーパールーパーの適水温は15〜20度ぐらいと一般的に言われています。
冬場や夏場にどうしても温度差が大きくなってしまう場合に使用すると良いでしょう。
我が家では、幼少期の間だけ冬の寒さ対策のためにヒーターを使っていました。
購入の際は、水槽の容量によって種類が変わるため注意してください。
まとめ
ウーパールーパーの飼い方について環境や必要な道具をご紹介しました。
もし足りないものがあれば、ペットショップやホームセンターに行けばほとんど揃います。
ウーパールーパーは比較的飼育しやすい生き物ですが、10年近く生きる長寿な生き物なので、しっかり責任を持ち、愛情を注いで育ててあげてくださいね。