犬用シャンプーの効果と使用感、おすすめの風呂グッズ

『犬用のシャンプー』は種類が豊富で、何を選ぶのが良いのか迷ってしまいますよね。
我が家の愛犬は少し前まで腹部に湿疹があったため、動物病院で勧められた『薬用シャンプー』を使用していたのですが、無事に患部が綺麗になったことから先月やっと『美容シャンプー』の使用許可が出ました。
短毛で剛毛とシャンプーを変えたらフワフワ!という犬種でもないうえ、汚れも目立たない焦げ茶色の被毛なので、何を使っても一緒なのではないかと思ったのですが、『短毛・黒毛用シャンプー』が販売されていたため、何が違うのか試してみることにしました。
今回は我が家の愛犬(ラブラドールレトリーバー・チョコカラー)の『短毛種用のシャンプー』にどんな効果があるのか、使用感とお手入れの様子、お手入れの仕方などを紹介していきます。
シャンプーの選び方
今回、我が家で使用したのはBIOGANCEのダークブラックという種類のものです。
■BIOGANCE(バイオガンス)ダークブラックシャンプー250ml 黒毛用
我が家の愛犬は肌があまり丈夫ではなく、合わないシャンプーを使うと湿疹が出たり、赤みが出たりといったトラブルが起こります。
BOOGANCEのシャンプーは全シリーズ防腐剤と着色料が不使用、自然由来の成分で作られているうえ、サロンでも使われているという実績があることから、我が家の愛犬でも大丈夫かな?と判断をして試してみました。(下の画像がパッケージ裏の成分表示です。)
ブラックカラー用の美容シャンプーは、発色が良くなるという効果の他にUVカット効果が期待できるとのこと。
また、短毛種用のシャンプーには体臭を防ぐ効果や皮脂を抑える効能があるそうで、体臭が強めの我が家の愛犬にどのくらい効果が見られるのか楽しみです。
ちなみに先月まで使用していたのは、こちらのノルバサンシャンプーです。動物病院などで見たことがある方も多いのではないでしょうか?
ノルバサンシャンプーもリンスが必要ないうえ、使用感もスッキリとしていてとても良いシャンプーなのですが、動物病院の指示で数ヶ月使用していたため私が香りに飽きてしまったため、 BIOGANCEのシャンプーを試してみました。
黒毛用シャンプーの使用感
シャンプーの色はこのような感じです。原液が黒いというのは面白いですね。
かかりつけの動物病院のトリマーさんから、どんなシャンプーも薄めて泡立てて使った方が良いとアドバイスを頂いたので、3倍くらいに希釈してからネットを使って泡立てます。ちなみに、1回で250mlのボトルの半分くらいの量を使いました。
■まずは、モコモコの泡を作りましょう!
我が家の愛犬はお風呂が大好きなのでどこから水をかけても大喜びですが、お水が苦手な子の場合は、足先→お尻→背中と耳に遠い場所から濡らしてあげましょう。
ちなみに我が家では、シャンプーの際に耳も一緒に洗っています。かかりつけの動物病院で指導されたのですが、レトリーバーやセター、ワイマラナー、ニューファンドランドのような潜水が得意な犬種は、ジャブジャブ耳を洗っても内耳まで水が入る恐れが無いのだそうです。
首を振るだけで耳の中の水は汚れと一緒に全て出てくるため、外耳炎を防ぐためには耳は洗った方が良いとのことで、現在は割としっかり洗うようにしています。
■しっかり洗います!
獣医さんの指導とは言え最初は愛犬の耳に水を入れることが怖かったのですが、むしろ耳を洗うようになってからマラセチアや外耳炎などのトラブルが減り、耳の臭いも改善されました。
もちろん耳を洗うのが危険な犬種も存在するので、耳の臭いが気になる子はシャンプーで洗う前に動物病院で診てもらってくださいね。
我が家の愛犬は耳を洗われるのが大好きなようで、耳にシャワーを当てるとリラックスします。
■気持ちいい~
洗いあがりの感想
タオルドライをした後に、ドライヤーで乾かして綺麗になった愛犬がこちらです。
■触ってみる?(笑)
外見は全く変わっていないように見えるのですが、手触りは薬用シャンプーを使っていた時に比べて格段に良くなりました。
特に夏場は愛犬と愛猫の熱中症予防のために1日中エアコンを入れていることが多く、被毛が乾燥しがちだったのですが、BIOGANCEのシャンプーに変えてから次にシャンプーをするまでの2週間の間、ずっとフワフワの状態を保てるようになりました。
また我が家の愛犬は雄のため体臭も強めなのですが、香りが長続き(一週間程度)してくれるのも、嬉しかったです。
おすすめのお風呂グッズ
ワンちゃんのお風呂は、多くの飼い主さんにとって大仕事になるかと思います。
我が家の愛犬は水が好きなのでお風呂に入れること自体は楽なのですが、抜け毛が凄いため、お風呂場の掃除と乾かす時間がかかってしまうことが悩みでした。
そのためお風呂の前のグルーミングと、乾かす時間を短縮できるアイテムをいくつも試してきたのですが、結果これが一番!と感じた便利グッズを紹介していきます。
王道!ダブルコートの子にはファーミネーターが一番
色々なブラシを試してみましたが、浮いている毛や抜ける直前の毛もしっかりとってくれる効果はファーミネーターが一番だと感じます。
一回すいただけで、この量の毛がごっそり抜けます。
ただファーミネーターは歯が非常に硬く、皮膚にあたる感覚が苦手という子も少なくないようです。
ラブラドールやゴールデン、ハスキー、秋田犬のような毛量の多い大型犬でもファーミネーターを嫌がる子はいるため、できればペット入店可能のペットショップやホームセンターで、試させてもらってからの購入が安心です。
我が家はペットショップのジョーカーさんで試してから購入したのですが、実は愛犬はあまりファーミネーターが好きではないようで、いつも我慢をしてもらっています。
ジョーカーさんも全店舗でファーミネーターのお試しが可能なわけではないと思うので、事前に電話やメールで希望の店舗に確認をしてみてくださいね。
また、小型犬の場合は同じファーミネーターでもこのようなタイプがおすすめです。
これは我が家の愛猫が使っているものなのですが、ピンブラシなので肌に優しいうえ、柔らかい毛もしっかりと取れておすすめです。
給水タオルが便利!
愛犬のバスタオルとして、おすすめしたいのが超給水タオルです。
我が家で使用しているのはこちらの超級水タオル・湿式なのですが、これがあるのとないのではドライヤーの時間が倍以上違います!
以前、このタオルが水を吸わなくなってしまった時に近所のドン・キホーテで似た商品を買って使用した経験があるのですが、厚さが全く異なり吸水力も物足りなかったことから、現在では愛犬のお風呂はこのタオル一筋です。
■これこれ、これでなくっちゃ~しっかり拭いてね~
ただこのタオル、厚さがあるために絞るのにそこそこ力が必要というデメリットがあります。
そのため、あまり手首に力が入らない方や高齢の方が使われる際は、吸水力が低くても少し薄手のものの方が良いかもしれません。
私も腱鞘炎が治りかけの時に使おうとして、全く絞れなかったという経験があります。
まとめ
愛犬の毛質に合わせた美容シャンプーは本当に効果的なのかどうか、試してみました。今回試してみたBIOGANCEのシャンプーは他にも白毛用や赤毛(アプリコット)用、テリア用などの様々な種類があります。
人間並みに種類が豊富なので驚いてしまいますが、いつものシャンプーの洗いあがりにもの足りなさや、ワンちゃんの体臭に悩まれている飼い主さんは、このような犬の『毛質に合わせたシャンプー』を試してみるのもおすすめですよ。