ペット資格を通信講座で取得!:①犬猫飼育アドバイザーに決めた理由

みなさまこんにちは!
ReCheriライターchiiです(*’ω’*)

飼い主のみなさんは、何か動物に関する資格をお持ちでしょうか?

トリミングサロンや動物病院など、動物の現場で現在活躍されている方もいらっしゃることと思います。

ペットの資格はたくさん存在します。

獣医師のように国家試験をクリアしなければいけない難易度の高い資格から、定期的に学校に行って取得できるもの、通信学習で勉強ができる民間の資格までさまざまです。

ネットで検索すると、特に通信学習を扱っている会社のページがたくさんヒットします。

ひとことで「ペットの資格」と言っても、その分野は多岐にわたっています。

清潔さを保ち見た目を素敵にするドッグトリマー、ペットの健康を守る動物看護士や動物介護士、犬のしつけのトレーナーなどなど、目的別にたくさんの種類の資格が存在します。

「何か資格取得にチャレンジしてみたいな」
「大切なペットたちのために勉強したいな」

そう思った時、一体どれを選んでいいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか?

特に、大学や専門学校ではなく通信学習となると、はたしてちゃんとした勉強ができるのか、難易度や費用面についても気になりますよね。

私は現在、『犬猫飼養アドバイザー』という資格を取得する勉強をしています。

今回は4回にわたって、私の資格取得に関する経験談を連載でご紹介しようと思います。

第1回目は『犬猫飼養アドバイザー』の資格の概要と、今回なぜ私がこの資格に決めたのかについてご紹介いたします(^^)!

犬猫飼養アドバイザーとは?

私が資格取得に向けて勉強中の『犬猫飼養アドバイザー』は、全日本動物専門教育協会(SAE)という一般社団法人が提供する資格の1つです。

この資格は、専用のテキストに沿って勉強し、全て勉強し終わったら自宅で筆記試験を行い、答案用紙を送付して合否判定を待ちます。

合格点だった場合に資格認定証が送られてくるという通信学習のスタイルです。

全日本動物専門教育協会 公式サイト

勉強内容は?

テキストの内容は、犬や猫を家族として迎え入れる前から天国へ見送る時までの基本的な知識を学ぶものです。

・迎え入れる前の準備や心構え
・犬と猫の生態を学ぶ
・健康維持からシニア期を迎える知識
・天国へ旅立った時

というように、飼い主としての基本的な知識を学ぶことができます。

教材費は?

2019年8月現在、この『犬猫飼養アドバイザー』の教材費は定価30,000円でした。

私が購入した時はキャンペーン期間中でしたので、定価よりも安い値段で申し込みました。

この価格には教材費、試験問題費、採点料、送料などが含まれています。

試験に合格した受講者には修了証が発行されますが、希望者には別途料金10,000円でしっかりとした「認定証書」や店舗に掲示できる「資格取得者在勤施設証明書」、別途5,000円で顔写真入り認定証の発行を依頼できます。

犬猫飼養アドバイザーを選んだ理由

犬と猫、両方学べる!


■我が家の黒猫ネロ君とミニチュアダックスのウーノちゃん

我が家は犬も猫もいる、4匹の多頭飼いです。

人間と違う生態であることや大切な家族という点では犬も猫も一緒ですが、犬と猫は習性や食べ物、義務的なワクチンの有無などが少しずつ異なります。

私も実際、犬も猫も飼ってみて初めてその違いを実感しました。

ペットの資格には犬の資格もあれば猫の資格もあります。「犬の資格」「猫の資格」と分かれている物が多い中、この『犬猫飼養アドバイザー』はその名の通り犬と猫の両方を学ぶことができます。

犬も猫も飼っている私にとっては願ったり叶ったりな資格でしたので、この資格をネットで発見した時には思わず申し込みをしていました(/ω\)

獣医師監修の安心感

勉強するからには正しい情報を学びたいものです。

この資格の教材テキストは、獣医師監修のもとで作成されているとのことで、信頼できるなと思ったこともこの資格を選んだ理由の1つです。

通信学習とはいえ、教材費は安くありません。せっかくお金をかけるのですから、身になる教材を使いたいですよね。

動物に関する法律を学べる

本テキストのほかにもう一冊、日本の愛玩動物に関する法律について学べる副教材も付属しています。

法律なんてたいそうなもの、この教材を知るまで深く考えたことはありませんでした。

しかし、動物に関する法律は年々しっかりしたものに更新されてきていますし、国によっても異なります。

この副教材には、実際にあったトラブルの訴訟例も掲載されています。

せっかく犬猫と楽しく暮らしていても、他人の迷惑になっていては本当の幸せではありません。

飼い主の正しい管理がなされていない場合にかわいそうなのは犬や猫たちです。

犬や猫に罪はないのですから。

知らないがゆえに「うっかり法律違反!」なんて恐ろしいですものね。

動物の飼い主になるにあたって、「犬や猫を本当の意味で守ってあげるには動物についての法律もしっかり学んでおく必要がある」と感じました。

自分の役割は「裏も表も全てを伝える」

我が家唯一の犬であるミニチュアダックスのウーノちゃんは元保護犬です。

ウーノちゃんを保護して下さっていた保護団体様の元には、家を失った犬や猫が日々やってきます。

猫は野良ちゃんも多いかと思いますが、犬に関しては野犬ではなく、飼われていた子たちがほとんどです。

絶対に飼い主がいたはずなのになぜ?

と心苦しくなります。

「飼い主が亡くなってしまったから」
「脱走して迷子になっても、飼い主が探してくれなかったから」
「無理な多頭飼いで飼育崩壊してしまったから」
「繁殖犬の役目が終わったから」
「飼い主が引っ越しするにあたり、連れていけなくなったから」
「飼ってから動物アレルギーが発覚したから」

すべて真っ当な理由に聞こえますが、本当に「仕方なかった」のでしょうか?

どうして飼いきれなくなる飼い主が後を絶たないのか考えた時、犬や猫を飼うことの楽しさの裏側にある苦労を知らなかったから、というのも理由の1つではないかと思います。

犬や猫がいる生活はとても楽しいです。

InstagramやTwitterなどのSNSには、犬や猫との楽しい日々がたくさんアップされています。

その裏側にある苦労は画面では見えませんし、あえて見せないようにしている人がほとんどでしょう。

ペットを「健康に」飼うにはお金が必要です。

フードにも、消耗品にも、通院治療費にも、ペットホテルにも、トリミングにも、お金がとてもかかります。

犬に関しては年1回の狂犬病ワクチンの接種は義務です。

「問題行動」についてもそうです。

犬も猫も動物ですので、大きな声で吠えますしソファーも引っかきます。

おしっこだって失敗することもありますし、その辺で吐いてしまうこともあります。

しつけトレーニングである程度コントロールできますが、犬や猫にとっては吠えることや引っかくことの方が自然なことなのです。

「問題行動」などと呼ばれますが、むしろ犬や猫に人間側の都合を聞いてもらっているだけだと私は思っています。

そういった苦労があることを実際に飼うまで実感できす、匙を投げてしまった人たちが最終的に手放してしまうのではないかと思います。

今の私には保護活動はできません。しかし、この勉強をして資格を取ることで「裏も表も全てを伝える」ことができるのではないかと思いました。

飼い主さんも幸せになって欲しい

私は現在、ペットのコラムライターとして活動しています。

動物が好き+文章を書くことが好き=ライターになろう!と思い立ち、今に至ります。

今も猫にジャマされながらパソコンをカタカタしています。

日々さまざまなテーマでコラムを書いていますが、誰かの役に立つ記事を書くには「好き」だけではなく、信頼に値する知識を身に付けたいと思ったのも『犬猫飼養アドバイザー』を選んだ理由の1つです。

「アドバイザー」とは助言や忠告をする人、相手のためになる言葉をかける人の意味を持ちます。

犬猫飼養アドバイザーの勉強は自分のペット達のためだけではなく、悩んでいる他の飼い主さんの役にも立てるものです。

ペット達は言葉が話せず、全てが飼い主さんの判断にゆだねられます。

時には命に関わる重い決断をすることもあるでしょう。

そのため、飼い主さんの中には悩みを抱え込んでしまって孤独を感じてしまう飼い主さんもいらっしゃいます。

「人間の子供じゃなくて、犬なのにそんなに悩むの?」

なんて思われるのではと、なかなか人に相談できないという方もいらっしゃいます。

その子が大切だからこそ、思い詰めてしまうのです。

ペットとして生きる動物は、飼い主である人間にその生命を左右されます。

ペットもヒトも幸せに共存できる社会にするには、両者が幸せでなくてはいけません。

こんなポンコツな私でも、生きているうちは誰かの役に立ちたい。

大好きな犬や猫の幸せも守ってあげたい。

そう奮い立ったわけです。おこがましくもやる気満々なのです。

まとめ

そんなこんなで、ただいま勉強に勤しんでおります。

学生時代は数学のテストで4点を叩きだす勉強嫌いな私でしたが、大人になってから自主的にする勉強は楽しいものですね!

通信学習は勉強から試験までを自宅で行うことができるので、働きながらでも自分のペースで勉強することができるところもメリットの1つです。

犬や猫にまつわる資格はたくさん存在しますので、それだけ我が子のために勉強したい!と思う飼い主さんが多いのだなと感じます。

資格取得は我が子のためだけではなく、ペット関連の仕事をしたい!と思った時にも取得を考えますよね。

しかし、大学や専門学校に行かずに通信学習で取得できる資格は実際に仕事に繋げることができるのでしょうか?

次回は「民間の資格が仕事に繋がるのか」ということをテーマに、もう少し資格取得について深掘りしたいと思います!