破壊王の愛犬におすすめ!最強の犬用おもちゃを種類別に紹介!

我が家の柴犬と秋田犬は、どんなに頑丈そうなおもちゃでもすぐに壊してしまう「破壊王」です。
引っ張りっこが始まると、頑丈そうなおもちゃでもあっという間に無残な姿になってしまいます。
同じように愛犬に頭を悩まされている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そこで、我が家の柴犬と秋田犬が破壊力に耐えうるおもちゃを探し続けてたどり着いた、破壊王におすすめのおもちゃをご紹介します。
我が家の破壊王たちでも壊れにくい、頑丈で遊び心のあるおもちゃを厳選しました。他の飼い主さんもぜひ、愛犬のためにお役立てください!
犬用おもちゃ最強「トリーツ内蔵型」
KONG社のコング
KONG社の「コング」は、40年以上にわたって世界中の愛犬とその飼い主さんに愛されてきた犬用おもちゃのベストセラーです。
耐久性と安全性に優れた天然ゴム製のおもちゃで、中にトリーツやフードを仕込める知育おもちゃとしても定番中の定番。
犬を飼っている方なら、ダルマのような独特の形で中が空洞になっているコングを一度は見たことがあるのではないでしょうか。
我が家では雨の日などお散歩に行けない日のストレス発散に、トリーツを仕込んだコングを与えています。
簡単に取り出せないようにトリーツの詰め方や大きさを工夫し、ときにはペーストも使って難易度を高めることもあります。
そうすると、コングからトリーツを取り出すために、舐めたり噛んだり、咥えて落としたり放り投げたり、頭を使いながら長時間飽きることなく遊んでくれます。
どれだけ遊んでも、コングが壊れたことはありません。
フードを残したときも、コングの中に詰めて与えると、チャレンジ精神が掻き立てられるのか、頑張って取り出して完食……ということが多いので助かっています。
同じダルマ型のコングでも、ゴム製ではなくポリプロピレン製の「コングワブラー」も、我が家の犬たちが飽きずに遊んでくれる、丈夫で楽しい知育おもちゃです。
こちらは上部が蓋になっていて回すと開くので、中にトリーツやフードを仕込むことができます。
底部にオモリが入っているため、押したり転がしたりしてもすぐに元通りに起き上がる様子は、まるで起き上がりこぼし。
転がしていると、側面の小さな穴からトリーツやフードが出てくる仕組みです。
ご紹介したタイプの他に、タイヤ型の「コングタイヤ」など、さまざまなトリーツ内臓型コングがあり、愛犬の大きさや性格、年齢などに合わせて選べるところも魅力です。
West Paw社のゾゴフレックス
West Paw社が開発した独自の素材「ゾゴフレックス」はとにかく丈夫で、弾力があって噛み心地がよく、さらに軽くて水にも浮くという優秀なもの。
そんなゾゴフレックス製のおもちゃの中でも、特に噛む力の強い犬向けに作られたのが「クイズル」で、破壊王にも簡単には壊せないはず!
コングと同じように空洞部分にトリーツやフードを入れられる知育オモチャで、楽しみながら頭を使いストレスを発散できるところも同じです。
我が家はこれから購入しようと思っているところです。同じおもちゃを長く使っていると、どうしても愛犬たちが飽きてくるので、ときどき新しいおもちゃを投入します。
我が家の破壊王たちにはクイズルと決めていますが、他にテトラポットのような形の「タックス」というトリーツ内臓型おもちゃもあり、それぞれサイズや色など種類があるので、愛犬に合わせてセレクトしてあげましょう。
リッチェル社のビジーバディ
「ビジーバディ」は、トリーツ内臓型の知育おもちゃのシリーズです。
その中の一つ「ワグル」は、ゴムでできたダンベル型のおもちゃ。
ボール状の部分2カ所にトリーツやフードを入れることができ、溝には細長いジャーキーなどを挟むことができます。
これは我が家の柴犬が子犬の頃から愛用しているおもちゃの一つで、いまだに壊れずに愛用されている優れものです。
ゴム製のワグルは柔らかく、咥えたり抑えたりしたときのクネクネとした動きも、犬の遊び心を刺激するようです。
ちなみに、中のトリーツを取り出すときに、愛犬はまずワグルを咥えて床に落とすのですが、それでトリーツが出てこない場合は、前足で抑えて舐めたり噛んだり、あれこれ工夫してなんとかトリーツを出そうと頑張ります。
見た目以上にたくさんのトリーツやフードを仕込めるので、愛犬が頭を使いながら長時間遊べるところもよいと思います。
ビジーバディシリーズの中には、噛むと音が鳴る「ニンジャスター」、円盤形の「ツイスト」、骨型の「バウンシーボーン」などがあり、それぞれサイズにバリエーションがあるので、こちらも愛犬の大きさや年齢、好みに合わせて選んであげてください。
犬用おもちゃ最強「噛むおもちゃ」
Nylabone社のナイラボーン
噛むおもちゃでおすすめなのが「ナイラボーン」。
アメリカのNylabone社が1955年から作り続けている、噛むおもちゃの定番です。
噛んで遊ぶことで愛犬がストレスを発散できるだけでなく、歯垢を取り除く効果があることもナイラボーンのポイントです。
素材は毒性の極めて低い硬質ナイロンで、愛犬が小さなカケラを飲み込んでしまっても消化されずにそのまま排泄されるので、安心感もあります。
硬さや形状、フレーバー、大きさなど、バリエーションも豊富で、愛犬の破壊力、大きさや年齢、好みに合うタイプが、きっと見つかります。
我が家では愛犬がなんでも噛んで遊びたい子犬の時期に数種類のナイラボーンを与えましたが、今も生き残っています。
歯が生え変わってからは、噛むおもちゃから他のタイプのおもちゃに興味が移行しましたものの、今でもたまに与えると嬉しそうにカミカミします。
JW PET社のエバータフボーン
「エバータフボーン」は、チキンフレーバー付きの噛むおもちゃです。
硬くて丈夫なナイロン製ですが、粘り気のある素材で噛んでも割れることなく削れていくため、愛犬がカケラを飲み込んでしまう危険がほとんどありません。
万が一小さなカケラを飲み込んでも害はなく、消化されずにそのまま排出されるところは、ナイラボーンと同じです。
チキンの香りが長持ちするフレーバー練り込みタイプであることと、真ん中に溝があって咥えやすい形状であることなど、愛犬が長く楽しめるように工夫されているところもポイントです。
我が家の愛犬たちは、特に歯の生え変わりの時期に盛んにガリガリと噛んでいました。
余談ですが、エバータフボーンもナイラボーンも、犬たちが噛んだ部分は削れて尖っているので、誤って踏んだりしないように気を付けましょう。
Petstages社のウッディー・タフ・スティック
「ウッディー・タフ・スティック」は、天然木チップを新技術で固めた、丈夫で安全生の高いスティックタイプのおもちゃです。
犬の本能を刺激する天然木の香りと、本物の木のような噛み応えが大変犬に好まれます。
噛んでもささくれになりにくく、安心して遊ばせられるところもよいですね。
我が家の場合、耐久性はナイラボーンやエバータフボーンには及びませんが、破壊王の愛犬たちもそれなりに長い期間ガリガリ噛んで楽しんでいました。
噛むおもちゃも、硬さや形状、材質や香りなどが異なるものを幾つか揃えておくと、愛犬も飽きることなく噛みたい欲求を満たせると思います。
犬用おもちゃ最強「ボール」
Jolley Pets社のパンクしないボール
Jolley Pets社のパンクしないボール「ジョリーサッカーボール」は、破壊王に最もおすすめしたいボールです。
元々は馬用のパンクしないボールが、犬用のサッカーボールとなって発売されました。
丈夫でしなやかな「ジョリーフレックス」という素材は、犬が噛んで穴が開いてもパンクせず丸い状態を保ちます。
我が家の破壊王たちも、ジョリーサッカーボールに歯を突き立てて咥えて運んだり、激しい奪い合いを繰り広げたりしていますが、パンクせず丸いままです。
水に浮くので、プールや川、海で愛犬とボール遊びをするのもよいですね。
人間が思い切り蹴っても、もちろん大丈夫。
程よくバウンドし、とても遊びやすいところも魅力です。
大きさは直径約15cmと約20cmの2種類あります。
我が家は直径約20cmのボールで、飼い主も犬たちも思う存分に楽しんでいます。
ボール好きな破壊王は、ぜひお試しください!
ダイソーのトゲトゲボール
■ダイソーのトゲトゲボール「音が出るペット玩具(ボール②)」
ボールは愛犬のおもちゃの大定番ですよね。
でも、どんなボールも一瞬で壊してしまうのが破壊王。
我が家では、目に留まったボールのほとんどを試してたどり着いたのが、上述のジョリーサッカーボールと、ダイソーのトゲトゲボール「音が出るペット玩具(ボール②)」です。
我が家の愛犬たちはこのボールが大好き!
さすがに音はすぐに鳴らなくなってしまいましたが、それでもこのボールが大好きで、夢中で噛んだり追いかけたりして遊んでいます。
ちなみに、同じトゲトゲでドーナッツ型の「音が出る玩具(ドーナッツ)」もあり、我が家の愛犬たちはそちらも大好きです。
■ダイソーのトゲトゲボール「音が出る玩具(ドーナッツ)」
ドーナッツ型も音は鳴らなくなってしまいましたが、やはり壊れてはいません。
どちらも一つ税込110円です!(2022年4月現在)
すぐに壊れそうで壊れないトゲトゲボール、おすすめです!
犬用おもちゃ最強「ロープトイ」
SPOT社のスーパーロープ
我が家の愛犬たちが大好きなロープトイが、SPOT社の「スーパーロープ」です。
ロープトイとしては珍しい、音が鳴るスクィーカー入りです。伸縮性があるところがポイントのようで、このロープトイを見せると破壊王たちは目を輝かせます。
スクィーカーもかなり長持ちしました。
最初に買ったオレンジのLサイズは、破壊王たちに散々痛めつけられてきましたが、まだ完全には壊れずに生き延びています。
新たにグリーンのMサイズを購入してみたところ、やはり破壊王たちは大興奮で激しい引っ張りっこが始まりました。
MサイズはLサイズに比べて短い分、引っ張りっこの際にお互いの顔が近くなるせいか、遊び方がより激しくなる気がします。
それでも破壊されないスーパーロープ、頑丈で楽しいロープトイとしておすすめです!
アドメイト社のナチュラルコットンロープ
無着色・無漂白のコットンを三つ編み状に編んだ「ナチュラルコットンロープ」。
伸縮性があって楽しく引っ張りっこができるところは、上述のスーパーロープと同じです。
丁寧に編んであるため丈夫で長持ち、破壊王にもおすすめのロープトイです。
ロープの奥まで歯がしっかり入るので、遊びながらデンタル効果も期待できます。
両端の輪っかは、一緒に遊ぶときは飼い主さんの持ち手に、また犬たちが咥えるにもちょうどよいです。
サイズは長さ約50cmのSと約70cmのMの2種類。
ロープトイのバリエーションの一つとして、破壊王に与えてみてはいかがでしょう?
コットンロープアソート
天然のコットンを編んで作られたロープトイの6個セットは、ボール型やぬいぐるみ型、ロープ型など、さまざまな形のロープトイが揃っているので、破壊王も飽きずに遊べます。
カラフルでデザインも可愛いので、飼い主にとっても楽しいおもちゃですね。
耐久性はあまり期待できないかもしれませんが、リーズナブルなのですぐに破壊されてもそれほど惜しくはないでしょう。
犬用おもちゃ最強「布製ぬいぐるみ」
VIP Products社のタフィシリーズ
我が家でぜひ試してみたいのが、VIP Products社のタフィシリーズ最強の「タフィ メガ」。
タフィシリーズはアメリカ生まれの布製ぬいぐるみで、強度が「レベル1:破壊しやすい」から「レベル10:トラ、ライオンなども遊べる」までそろっているのが特徴です。
レベル10のタフィ メガは、7回縫製+多層構造で強度を高めています。
さらに、目などのパーツを刺繍で製作したり、ほつれを防ぐために端部分をぐるりと一周カバーして縫製するなど、細かい部分にも配慮されているのがポイント。
ほとんどの布製ぬいぐるみは、破壊王の手にかかるとすぐに壊され、中身が出てきてしまいます。
我が家の柴犬は中身を食べようとするので、気軽に布製ぬいぐるみを与えることはできません。
同じような悩みをお持ちの飼い主さん、「トラやライオンも遊べるタフィ メガ」を是非試してみてください。
丈夫と評判のFuzz社の「Political Parody Toy」。
手や足など引っ張る部分が多く、スクィーカー入りで噛むと音が鳴るので、破壊王たちも楽しく遊べます。
丈夫なポリエステルキャンバス生地でできていて、手足の周囲はトリプルステッチで仕上げ耐久性を高めています。
バイデンさんやトランプさんなど、ユーモアあふれる布製ぬいぐるみが揃っています。
破壊王に壊されるのが惜しくなったら、お部屋に飾って楽しみましょう!
まとめ
我が家では、愛犬たちのお気に入りのおもちゃを出したままにすることはありません。
壊されないためというよりも、彼らにおもちゃの所有権を主張させないためです。
そのかわりに、定期的に彼らが楽しく遊べそうな新しいおもちゃを与えて、気分を盛り上げるようにしています。
破壊王のためのおもちゃ探しはなかなか大変ですが、それだけに彼らのパワーに見合うおもちゃを見つけたときは一段と嬉しもの。
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
公開日:2018/8/12 最終更新日:2022/5/2