愛犬マルプーお嬢の涙焼け&よだれ焼け奮闘記~効果のあったドッグフード~
こんにちは♪7歳のマルプーのママです。
うちのマルプーさんは普段ハイジのようなお転婆さんなのですが、時折見せるクララのような一面の意外性から、私の友達からは「お嬢」と呼ばれています(笑)
そこで、記事内では以下「お嬢」と書かせていただきます。
そんなお嬢と私が、「涙焼け」と「よだれ焼け」に悪戦苦闘し続けた日々を振り返って、実際に試したことをお話ししたいと思います。
「涙焼け」とは、通常よりも多くの涙が目の周りの毛につき、涙の中のタンパク質が酸化して変色をおこしてしまう状態のことです。
「よだれ焼け」とは、よだれが口の周りの毛につき、涙やけと同じ状態になることを言います。
健康な涙やよだれの場合、このような状態にはなりません。
白い毛やベージュの毛の犬は、毛色が濃い犬よりも焼けた箇所が目立ちますよね。
涙焼けやよだれ焼けでお悩みの方も多いのではないでしょうか?
私と同じように涙焼けやよだれ焼けでお悩みのみなさんの参考になれば幸いです。
涙の量が増えた…診断結果は「流涙症」
お嬢がまだ0歳8ヶ月頃から、徐々に涙の量が増え始めました。
涙焼けが始まったのもこの頃です。
衛生面はもちろん、お嬢は真っ白い毛色なので涙焼けが目立つことが、私の悩みを倍増させていました。
涙の量が増え始める前は1日2回、目の周りをウエットティッシュで拭いていたのですが、9ヶ月になる頃にはいくら拭いても間に合わないほど、目の下が涙で常に濡れている状態になってしまったのです。
それに伴って涙焼けの範囲や色の濃さもひどい状態になり、涙焼けに加えよだれ焼けも目立つようになっていきました。
■お嬢の「涙焼け」「よだれ焼け」の実際の症状
お嬢は私の初めての犬だったので私の知識も浅かったのですが、ここまでくるとさすがにおかしいと思い、動物病院で診てもらうことにしたのです。
動物病院では涙が鼻を通って排出されているかを確認するため、涙に色を付け特殊なライトを当てて行う検査をしました。
お嬢の鼻の途中で染色した涙が詰まったことは素人の私の目から見ても明らかで……。
診断結果は「流涙症(りゅうるいしょう)」でした。
「手術をしてもまたすぐに詰まったりして、完全に流涙症が治る子は少ないのが現状です。」と先生から言われ、手術を検討することはやめました。
涙焼けに関しては流涙症の影響もあるでしょう。
しかし、涙焼けやよだれ焼けはフードが合っていないことが原因の子も多いと言われ、フードが合ってないに違いない!と、ここから「ママとお嬢のフード探しの旅」が始まったのです。
フードチェンジとおやつ断ち
引っ越しをしたばかりだった時期で周りに犬のママ友はおらず、以前からの友達も犬の涙焼けに悩んだ経験がある人がいなかったため、フードの情報集めはネットに頼るしかありませんでした。
お嬢は食べることへの執着が半端なくなんでも食べてくれていたので、食いつきに関しては全く心配ありませんでした。
涙焼けでフードを試すには、まずは「おやつ」をやめないと結果がよくわかりません。
うちではおやつタイムはなく、なにかが上手にできたときのご褒美としておやつをあげていました。
ですので、ご褒美のおやつをフードに変えることからスタートしました。
この頃しつけ教室に通っていた時期だったので、まずは先生から勧められた「ニュートロ」のフードを試すことにしました。
「ニュートロ」のフードで涙焼けが良くなる子もいるかと思いますが、お嬢の「涙焼け&よだれ焼け」は良くなりませんでした。
次は「アレルゲンカットのフード」をいくつか試してみることに。
でも、やはりお嬢の涙焼け&よだれ焼けが良くなることはありませんでした。
「アボダーム」で涙焼け&よだれ焼けに勝利!?でも…
ここまででもう2年以上費やしていました……。
そして今度は、ネットで涙焼けが良くなると評判だった「アボダーム」を試してみることにしました。
「アボダーム」を試し始めて1ヶ月ほどだったと思います。
毎日のケア中に、「あれ?なんか涙焼けの色が薄くなっている気がする……」と感じ始めました。
本当に徐々にではありますが、色が薄くなっていったのです!
「アボダーム」で涙焼けが良くならない子もいると聞きますので、重要なのはやはり相性なのだと感じました。
涙焼け&よだれ焼けの範囲や色の濃さに変化はありましたが、今度は「脂漏症」という皮膚炎が出てきてしまい、脂質が多めの「アボダーム」とはお別れせざるを得なくなってしまいました(´・ω・`)
まとめ
■自己判断せず獣医さんを頼りましょう!
現在お嬢が食べているフードは「アーテミス」の「アガリクスイミューンサポート」です。
このフードに変えてもう数年になりますが、相性が良いみたいで涙焼け&よだれ焼けはかなり目立たなくなっています。
しかし、このフードに変えてからも脂漏症とのバトルは長期に及びました。
涙焼けやよだれ焼けは簡単には良くならないと聞きますし、私自身もそれを体感しました。
食べ物と日頃のケアの大切さにも気づかされました。
フードのメーカーや種類による涙焼け・よだれ焼けへの効果は、犬によって効果が異なりますのでご了承ください。
また、フードを試す前に、涙やよだれが多く出る原因が何か、動物病院で受診することをおすすめします。
何かの病気によるものだと怖いですからね。