犬の皮膚の健康に最適!おすすめ薬用シャンプー17選

犬のグッズ

愛犬の皮膚トラブルに悩まされることってありますよね。

ダニやノミなどの問題から皮膚を掻いてしまう、フケが多いなどさまざまです。

そんな時に役立つのが犬用の薬用シャンプー。

いざ購入しようと思っても種類もたくさんあって選ぶのに困るという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、薬用シャンプーについてお伝えするとともにおすすめの薬用シャンプー17選をお届けします。

目次
  1. 犬用薬用シャンプーって?
  2. 犬用薬用シャンプーの選び方は?
  3. 症状に合うシャンプーを選ぶなら獣医師に相談がベター
  4. 犬用薬用シャンプー17選 おすすめランキング
  5. 犬用薬用シャンプーの正しい使用方法について
  6. シャンプー後はドライヤーを活用してしっかり乾燥を
  7. まとめ

犬用薬用シャンプーって?


一般的な犬用シャンプーは汚れを落としたり被毛の艶や美しさを保つためのものになりますが

犬用の薬用シャンプーは、皮膚のバリア機能を高めたり皮膚の保湿などをサポートする薬剤が入っているものです。

主に皮膚トラブルを抱えた犬のために開発された商品で、

出来る限り皮膚への負担を軽減した低刺激のものが多くなっています。

犬用薬用シャンプーの選び方は?


実際に犬用薬用シャンプーを選ぶ際にはどのような点に注意して選んだら良いのでしょうか。

前提として、かゆみ・フケ・ダニ・ノミなどの愛犬の皮膚トラブルにあったものを選ぶのがベストです。

そのほかにも重視すべき点について以下で詳しく解説します。

弱酸性

弱酸性のシャンプーは肌への刺激が少なく、肌荒れのリスクがあっても安心して使うことができます。

一方でアルカリ性のシャンプーは皮脂が取り除かれてしまい皮膚のphバランスが崩れ皮膚が乾燥しやすく刺激や肌荒れのリスクが高まると言われています。

弱酸性のシャンプーは犬の皮膚に近いph値を保ち、皮脂を適切に残しつつ洗浄することができるため、

肌が敏感な犬も肌荒れが起きにくいと言われています。

無香料・無着色

私たちがシャンプーを選ぶ際には香りが良いものを選ぶことが多いと思いますが、犬にとっては香りは不要です。

犬は嗅覚が優れているのでシャンプーの香りをストレスに感じてしまったり、犬の嗅覚判断を鈍らせる可能性があります。

また着色料によって肌が刺激を受け肌荒れを引き起こす可能性もあるため、無着色のものを選んだほうが安心です。

どうしても愛犬の体臭が気になる場合は、天然ハーブが使用されているものを検討してみましょう。

泡立ち・泡切れ

泡立ち・泡切れが良いものを選ぶことも大事なポイントです。

犬は基本的に長時間のシャンプーには向いていません。

長くなればなるほどストレスになってしまい、次にシャンプーする時に嫌がってシャンプーをさせてくれないということもよくあることです。

泡立ちが良いシャンプーは、シャワーですぐに流しやすい特性があるためより効率的に短い時間でシャンプーするにはぴったりです。

時間が短くなることで犬のストレス軽減にもつながります。

乾燥肌は植物由来と硫黄成分を避ける

アレルギーを持っていたり、乾燥肌の犬には植物由来や硫黄成分を避けるようにしましょう。

植物の成分によってはまれではありますがアレルギーを引き起こす可能性があり、硫黄成分は皮脂を過剰に落とす可能性があるため乾燥肌には不向きです。

肌が荒れているときにこれらの成分が入ったものを使用するとアレルギー症状の悪化や乾燥を助長させるため注意が必要です。

症状に合うシャンプーを選ぶなら獣医師に相談がベター


愛犬のシャンプー選びに迷う時は、獣医師さんに相談して愛犬に合ったおすすめを聞くのも1つの方法です。

愛犬がアレルギー、脂性肌、乾燥肌、敏感肌などどの肌質なのかはそれぞれで異なり、原因もさまざまです。

肌質や原因によっても選ぶものが変わってきます。合っていないシャンプーを選んでしまったことによって症状が悪化することもあります。

肌の状態だけでなく年齢や体質、体調なども考慮して選ぶことが必要な場合もあるので心配であれば獣医師さんに相談しておすすめの商品やおすすめの成分などを相談しながら検討しましょう。

犬用薬用シャンプー17選 おすすめランキング

さっそく犬用薬用シャンプーのおすすめ17選をランキング形式にしてご紹介します。

ぜひ愛犬に合った商品を探すための参考にしてみてください。

① 【フジタ製薬】 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー


長年、動物病院専用の薬用シャンプーを製造しているフジタ製薬さんの薬用シャンプーの1つで皮膚と被毛のしっかりとした洗浄や殺菌が期待できます。

その上、デリケートな皮膚にも刺激が少ないように作られており、被毛や皮膚の仕上がりにもこだわった保湿成分を配合しています。

しっかりと洗浄・殺菌できる上に保湿もできる優れもので1番おすすめの商品で人気も高く、評判も良い商品です。



② 【アース・ペット】 JOYPET(ジョイペット) 薬用 スキンケア リンスインシャンプー 犬用 600ml


リーズナブルな価格でお試ししやすく、生後3ヶ月から使うことができるのもポイント。

皮膚や被毛の中に潜んでいるバクテリア(菌)を取り除いたり、気になるにおいの原因となる腐敗菌に対しても脱臭効果を発揮します。

ポンプ式なので使いやすく、肌にやさしい低刺激タイプなのでデリケートな愛犬の皮膚の除菌と消臭対策にも。リンスインシャンプーなので仕上がりもきれいです。



③ 【キリカン洋行】 ノルバサンシャンプー0.5 200mL(動物用医薬部外品)


ヤシ油脂肪酸由来の洗浄成分を使用することで低刺激を実現しています。

そのため子犬や敏感肌の犬でも安心して使用することができ、酢酸も配合されているため殺菌や消臭効果も期待ができます。

その上コンディショナー配合なのでふんわりなめらかな仕上がりと皮膚にうるおいも与えてくれます。

海外や日本の動物病院でも愛用されているので安心です。



④ 【フジタ製薬】 薬用ヨードシャンプー 犬猫用 200ml


人のうがい薬や皮膚などの消毒としても使用されるポビドン・ヨードを配合しており除菌力や洗浄力に優れています。

低刺激で保湿剤としてアロエ末を配合しているため、うるおいを保ちつつ被毛や皮膚の仕上がりも良いので乾燥肌や敏感肌の子におすすめです。

カビなどのケアも期待ができるため、愛犬のにおいが気になる飼い主さんにもおすすめの薬用シャンプーです。



⑤ 【アース・ペット】 デリケートな愛犬の薬用肌ケアシャンプー350ml


舐めても目に入っても大丈夫な薬用シャンプーながら優れた殺菌効果で肌トラブルもしっかり防ぎます。

トリートメント成分も配合しているので手触りもなめらかで愛犬の被毛や皮膚もなめらかな毛並みに仕上げます。

ハーバルアロマのさわやかな香りも楽しめるので、愛犬の体臭が気になる方にもおすすめの薬用シャンプーです。



⑥ 【ライオン商事】 ペットキレイ のみ・マダニとり リンスインシャンプー


洗浄成分の100%が植物由来で泡立ち・泡切れがよくデリケートな愛犬の皮膚や被毛を優しく洗いあげて、汚れやにおいもしっかり落とします。

それだけでなくフェノトリンと呼ばれる薬用成分でノミやマダニを取り除く効果が期待できます。

リンス成分も配合されているのでなめらかでふわふわに仕上がります。

リーズナブルなので継続もしやすく市販されているため手に入れやすい薬用シャンプーです。



⑦ 【レッドハート】 自然流 全犬種用 300ml


天然系素材100%を使用し、和・漢・洋の漢方やハーブ、植物エキスを配合しており、愛犬の肌や被毛を清潔に保ちつつ飼い主さんの手にも優しい無添加の薬用シャンプーです。

天然ハーブの洗浄力で洗浄力も高く、皮膚や被毛の頑固な汚れを落としさっぱり・ふんわり仕上げてくれます。

短毛種や体臭が気になる・汚れがひどい場合におすすめの薬用シャンプーです。

3〜15倍に水で薄めて使うタイプなので経済的なのも魅力。



⑧ 【アース・ペット】 JOYPET(ジョイペット) お肌のことを考えた薬用リンスインシャンプー


消炎効果が期待できるカンゾウ抽出末と保湿効果が期待できるカワラヨモギエキスを配合しており、パラベン(防腐剤)フリーの低刺激の薬用シャンプー。

生後3ヶ月以上の子犬にも使用できます。

ベビーパウダーの香りとナチュラルリーフの香りの2種類があり、ふんわり香るので愛犬の気になるにおいのケアにも。



⑨ 【昭和化学】 コペット (COPET) 薬用ゼネラルシャンプー 300ml


皮膚・被毛にやさしく消臭効果が期待できる両面型洗浄成分と水溶性イオウが頑固な汚れと体臭を取り除き、皮膚・被毛の殺菌消毒と細菌の繁殖も抑えます。

ダニ・ノミ・シラミ駆除効果も期待ができます。

リーズナブルな上に少量で汚れ落ちが良く、経済的で被毛にやさしい弱酸性で仕上がりもふんわりさらさらです。



⑩ 【アース・ペット】 薬用 マダニとノミとりシャンプー アロマブロッサム 330ml


有効成分であるフェノトリンが愛犬の皮膚や被毛のすみずみまで広がってマダニやノミを取り除き、しっかり洗いあげます。

低刺激で植物由来の洗浄成分配合なので、生後3ヶ月以降の子犬や肌がデリケートな子にもやさしい薬用シャンプー。

シルクプロテインという保湿成分も配合されているのでシャンプー後は被毛がふんわりとつややかに仕上がります。

アロマブロッサムの香りでふんわり香るので愛犬の体臭が気になる方にもおすすめ。



⑪ 【昭和化学】 コペット (COPET) 薬用S&Zシャンプー 300ml


有効成分であるミクロジンクピリチオン、水溶性イオウを配合し、殺菌・消毒・洗浄効果が期待できる薬用シャンプーです。

愛犬の皮膚や被毛の細菌繁殖を抑えて清潔にし、細菌が原因の炎症・ただれや体臭を防ぎます。

有効成分の相乗効果によるフケやかゆみの予防にも。



⑫ 【アース・ペット】 薬用 スキンクリン 犬用 350ml


肌にやさしい低刺激性で殺菌作用で愛犬の皮膚や被毛をバクテリアから守ります。

においの原因菌を殺菌して脱臭する効果にも期待ができます。

フローラルのやさしい香りでふんわりと香るので愛犬の気になる体臭にも。

リンス成分が配合されているのでふんわりしなやかな洗いあがりになります。



⑬ 【ナンビ】 自然派 薬用皮膚病予防シャンプー400ml


ふけ・ただれ・かゆみなどの皮膚トラブルの予防と改善に特化した弱酸性の薬用シャンプーです。

有効成分の水溶性イオウと天然植物エキス6種類の働きによって愛犬の皮膚トラブルを予防します。

天然ヤシ油ベースで保湿成分もたっぷり配合しているので皮膚や被毛をやさしく洗いあげてしっとりさらさらに仕上げます。



⑭ 【昭和化学】 コペット (COPET) 薬用ホワイトシャンプー 300ml


水溶性イオウの還元作用で皮膚・被毛の黄ばみを予防してくれる薬用シャンプー。

主に白毛種におすすめです。洗浄成分との相乗効果により、汚れをしっかり落としながらより自然な光沢のある白さに洗いあげてくれます。

漂白剤などの有害成分を使っていないので安心して使うことができます。殺菌作用と消毒作用もあり、ノミやダニなどの駆除をし、愛犬の皮膚や被毛を清潔に保ちます。



⑮ 【ヴォイス】 iou 薬用シャンプー 400ml


水溶性イオウの薬用効果である角質溶解作用、抗菌作用、消炎作用によりフケやただれ、かゆを予防し、天然植物エキス6種類により、保湿作用・血行促進により皮膚を守ってくれる薬用シャンプー。

水溶性のイオウを使用しているので硫黄独特のにおいはなく、洗いあがりもやさしく良い香りとツヤのある仕上がりになります。



⑯ 【ドギーマンハヤシ】 ドギーマン シャンリンス 薬用ノミ取り犬用 300ml


殺虫成分を配合し気になるダニやノミを駆除するリンスイン薬用シャンプー。

保湿効果のあるアロマエキスも配合し、愛犬の皮膚と被毛をやさしく洗いあげます。

リンス成分が被毛の表面をなめらかにしてくれます。

幅広い犬種にも利用できて、リーズナブルなので薬用シャンプーをお試ししたい方にもおすすめ。



⑰ 【クリエイティブヨーコ】 ペティソワン フケ・かゆみを防ぐ 薬用イオウシャンプー 300mL

水溶性イオウ配合で硫黄独特のにおいはなく、サリチル酸無配合で低刺激かつ弱酸性で愛犬の皮膚や被毛にやさしい薬用シャンプーです。

6種類の天然ハーブは皮膚や被毛を保湿し健康的な仕上がりにします。

日頃からしっかり洗っていてもフケが気になったりかゆがったりする場合におすすめです。

爽やかなハーブの香りで愛犬の体臭が気になる方にもおすすめです。


犬用薬用シャンプーの正しい使用方法について


薬用シャンプーを使って愛犬をシャンプーする時にはまずブラッシングが大切です。

ブラッシングをすることによって抜け毛や表面の汚れやほこりなどを落とします。

そのあとシャワーにうつっていきます。

愛犬がびっくりすることのないよう足やお尻の方からぬるめのお湯で濡らしていき、シャンプーを少量手にとって泡立ててから愛犬の体をマッサージするような感じで洗いましょう。

薬剤を浸透させるために5分ほど時間をおいてからぬるま湯でシャンプーを洗い流します。

シャンプー残りがないようにすみずみまで丁寧にしっかりと洗い流すようにしてくださいね。

解説したのは基本的な流れにはなりますので使う商品や獣医師の指示があればそちらに従うようにしてください。

シャンプー後はドライヤーを活用してしっかり乾燥を


愛犬のシャンプーが終わったら、そのまま自然乾燥していませんか?

シャンプーの後に濡れたままにしていると雑菌が繁殖してしまい皮膚トラブルにつながってしまうのでせっかく薬用シャンプーでシャンプーをしても意味がないことになってしまいます。

シャンプーが終わったら必ずドライヤーで乾燥させるようにしましょう。

ドライヤーの時間を短くするためにもドライヤーの前にタオルドライすることが大切です。

わきの下や内股、わき腹は乾き残しが多い部分なのでタオルドライの時にしっかり水分をふき取るようにしましょう。

まとめ

今回は犬用の薬用シャンプーについてご紹介しました。

今回ご紹介した薬用シャンプーの他にもたくさん種類があるので迷ってしまう方も多いと思いますが、弱酸性であまり香りが強くないもので無着色、泡立ちや泡切れが良いものを選ぶことが大切です。

その点をクリアしていればあとは愛犬や飼い主さんの好みで選んでも良いでしょう。

ただしアレルギーや乾燥肌の犬は植物由来のものや硫黄成分のものは避けた方がベターなのでその点要注意です。

シャンプーをするときは愛犬のストレスを軽減するために正しい手順で短時間で終わらせるように心がけ、終わった後はタオルドライとドライヤーも忘れずに行いましょう。