メダカビオトープは初心者におすすめと確信!メダカビオトープ初心者1年目の振り返り
ペット用品専門店「charm」さんで購入した「はじめての睡蓮セット」ではじめてビオトープを立ち上げ青メダカの飼育をはじめてからもうすぐ1年。
今回は、メダカビオトープ初心者の私の「この1年の振り返り」をご紹介します。
※参考:我が家のビオトープ設置場所は、マンション8階南向きのベランダ(午前中は陽当良好)です。
初めての産卵
ビオトープを用意したのは2020年6月。すぐに気温は上がり、買ってきた6匹の青メダカ達はバンバン産卵を始めました。
ビオトープゆえ、ホテイアオイや水草、植物がいっぱいでどこに産み付けたのかよくわからず、気づいたら稚魚が泳いでいるという感じでした。
稚魚は親メダカに食べられてしまうとのことだったので、毎朝起きたらすぐにビオトープを確認し、稚魚を見つけ次第「育成メッシュ」に退避させていました。
育成メッシュに付属していた産卵床もビオトープ内に浮かせておきましたが、あまり産み付けていませんでした。
毎朝稚魚を探すのに必死だったので、明け方は稚魚を探す夢ばかり見ていて疲れました(笑)
ちなみに、メダカの餌は「ヒカリ (Hikari) メダカのエサ 産卵繁殖用」を与えていました。
初めての育児
稚魚を「育成メッシュ」に退避させ、その育成メッシュはビオトープに浮かせたままにしていました。
稚魚たちには稚魚用の餌を少量与えていましたが、成長が遅いような気がしました。
調べてみたら、狭いところだとなかかな成長しづらいということが書いてあるものがあり、もう一つ用意しておいたメダカ鉢に稚魚たちを移動させました。
こころなしか、広い場所でのびのび泳ぐ稚魚たちは嬉しそうに見えました。
■広いメダカ鉢でのびのび泳ぐ稚魚たち
ある程度大きくなった子(親メダカの口に入らなさそうな大きさになった子)は、メインのビオトープに引越しさせました。
この時は、引越しさせた稚魚の数をカウントし、毎日全員が無事か確認していました。
ある日ビオトープ内の稚魚の数が管理数より多いことがあり、退避しきれてなかった子が自力で逃げて成長したんだなと感激することもありました。
ビオトープって小さな生態系なんだな、私が命を管理するなんてナンセンスかもしれない…と感じ、その時点で退避した子たち以外は自然に任せようと思いました。
この時から、稚魚数のカウントをやめました。
コケがすごい、ミナミヌマエビがすごい!?
暑いからでしょうか。午前中は日が当たるところに置いてしまったからでしょうか。
ビオトープ内にコケが大発生!
■鉢の壁面にコケがびっちり!(黒っぽく見えるものがコケ)
ミナミヌマエビが6匹いるので彼らがなんとかしてくれるだろうと思っていたのですが、甘かったようです。
生え過ぎたコケはピンセットで取り除く作業を汗だくでやりましたが思うように取れず。
スポンジを使ってはがそうとしてもあまりはがれず。
コケ防止剤を買ってみたものの、生えてしまったものはどうにもならず。
メダカもコケを食べてくれないかな~。餌が多すぎたかな~。
と思いつつ、毎日水を300mlほど交換、蒸発分を水足ししていたところ、ある日コケが激減していることに気づきました。
■鉢の壁面から苔が激減!
何でだろう、とよく観察したところ、6月時点で6匹入れたミナミヌマエビが大量に増えていたので、コケを食べまくったのではないかと推測しました。
目を凝らすと水底や壁面に大量のミナミヌマエビ…ちょっと怖くなりました。
8月の出来事でした。
餌のあげすぎ?水が濁りまくる
メダカは餌をあげると水面でパクパク一生懸命食べます。
これが可愛くて、暖かい時期は1日2回、1回につき2~3分で食べきれる程度!と決めてはいたのですが、可愛い姿が見たくてつい余計にあげてしまうこともありました。
そのせいでしょうか。
水がもう、グリーンウォーターとかそういうことではなく、明らかにダメな感じで濁ってきました。
毎日300mlほどの水替えでは透明度がどんどんなくなる…。
SNSでメダビオトープを楽しんでいる方々の投稿を拝見すると、みなさんとても綺麗な水で飼育していらっしゃる…。
私のビオトープは、よく見たら水底に白いモヤモヤが沈んでるし…水カビってやつかもしれないし…この水は絶対ダメな水でしょ…(;´Д`)
何とか水の入れ替えをしなくてはと思い、ビオトープ内の水3分の1ほど水替えをする、というのを3日ほどかけて行い、水に透明度を戻しました。
水替えのせいで死んじゃう子がいたらどうしよう、と心配しましたが、みんな元気な様子で安心しました。
メダカビオトープ、夏の水質管理はちょっと気を遣わないといけないなと思いました。
睡蓮が咲かないまま冬に突入、初期メンバーの死
メダカビオトープに睡蓮も入れていましたが、つぼみが出ることなく、寒い時期がやってまいりました。
「休眠株」って書いてあったし、ねぼすけだから来年咲くかもなと思いつつ特に気にせず毎朝メダカに餌をあげ、涼しくなってからは水の透明度がキープされていたので水換えではなく水足しに切替えました。
餌の頻度は1日1回に減らしていたのですが、比較的暖かい日は2回あげてみたりしました。
それが悪かったのか、食欲旺盛な初期メンバーの一匹が、ある日突然ひっくりかえったまま餌を求めて水草の間から出てくるということがありました。
昨日まではそんなことなかったのに、お腹がパンパンに膨れていました。
転覆病?寒さで消化不良を起こした?
ネットで検索しまくりました。
その結果、水温が上がれば元気になるかもしれないと思い、隔離して室内で様子を見ようと小さな水槽に移して室内に移動させました。しかし、お腹を上にしたままピクリとも動かなくなり、そのまま★になってしまいました。
この日、比較的暖かい日でも秋からは餌の頻度は1日1回にしようと心に決めました。
それ以外の原因が思い当たらなかったので…。
越冬はそんなに大変じゃなかった
我が家のベランダは冬になるとボウルに張って置いた水の表面が凍ることが何回かあります。
そのベランダにビオトープを置いているので、何回かは凍るだろうなと思っていましたが、やっぱり凍りました。
しかし日中には溶けるという感じでしたので、メダカが凍ったり冬眠するということはありませんでした。
また、1週間ほど外出し水足しも餌やりもできないことがありましたが、特に★になった姿も見つからず。
水位が5分の1ほど下がり、水草がびっしり水面を覆っていましたが、すぐに水足しして水草を半分ほど除去したら、メダカ達が元気に「ごはんチョーダイ!」と水面に上がってきました。
ベテランの方々のビオトープと比べると劣りますが、水の濁りもほぼ無し!
メダカビオトープ、冬の管理はラクチンだなと思いました。
水足しはコック付きの水タンクにカルキ抜きした水(水道水を入れて1日放置したもの)を入れ、ビオトープの横に常備しておくと便利です。
■ビオトープの横に水タンクを設置
簡単に水足しできるので、自分が留守の間家族に水足しを依頼するのも気兼ねなくできます!
まとめ
夏の水質管理は少し手間がかかりましたが、冬は楽でした。
最初は戸惑うこともありましたが、水槽で飼育するより手間も技術もあまり要らず、メダカ入門者にはメダカビオトープがおすすめできます!
ちなみに、初期メンバー6匹(うち1匹が★)、我が家生まれ20匹以上で、現在30匹近くの青メダカがビオトープで泳いでいます。
ミナミヌマエビは初期メンバー6匹が増えに増えて今は数え切れません…。
ドウシタライインダロ…(;´Д`)