可愛いだけじゃない!ハムスターのチャームポイントでもある頬袋のすごさ、知ってる!?
皆さんは、ハムスターがほっぺたをパンパンに膨らませている姿を見たことがありますか?
思わず笑ってしまうほどコミカルで、とっても可愛いですよね!
今回は、ハムスターのチャームポイントと言える頬袋(ほおぶくろ)について詳しくご紹介します。
可愛いだけじゃない、頬袋のすごさを知ってくださいね!
頬袋とは?
頬袋は、ハムスターの顔の両側、口から肩辺りまで広がっているポケットです。
大きさはゴールデンハムスターの場合4cm×5cm、ドワーフ(小型)ハムスターの場合2cm×2.5cmほど。
ゴールデンの頬袋には毛が生えているのに対し、ドワーフの頬袋には毛が生えていません。
ハムスターの他に、リスやネズミ、サル、カモノハシなどが頬袋を持っています。
頬袋は何のためにある?
ハムスターの頬袋は、主に食料を溜めて運ぶためのものです。
野生のハムスターは、一度になるべく多くの食料を巣に運べるよう、頬袋いっぱいに詰め込みます。
こうすると、敵に狙われない場所で安心して食べることができるのです。
飼育下のハムスターも、エサや巣材を頬袋に詰めて巣箱に運ぶ姿が見られますよ。
私が飼っていたハムスターも、頬袋をエサでパンパンにしてせっせと巣箱に運んでいました。
巣箱の掃除の時に中を覗くと、エサをたくさん蓄えていることも。
そのままにしていると腐ってしまうので、こまめにチェックして取り除いてあげてくださいね。
頬袋にはどれくらい入る?
頬袋は伸び縮みするため、驚くほど収納力があります。
エサの量や形によっては、顔が変形してしまうことも。
頬袋にエサを詰めた状態でレントゲン撮影をしたところ、腰辺りまで伸びていたという実験結果もあります。
外見からは想像できない性能ですね!
ネット上には、ハムスターの頬袋にどれほどエサが入るのか検証した動画があります。
あるハムスターは、ひまわりの種をなんと212粒も溜められたそうです!
他にも、長いヤングコーンを丸ごと入れたり、ミニ人参を5本詰めたりした子も。
一生懸命詰め込む様子は可愛いですが、入れすぎると出しにくくなってしまうので、与える量はほどほどにしましょう。
まとめ
ハムスターの頬袋について詳しく知って頂けましたか?
カバンを持たなくても、たくさんのものを持ち運べるなんて羨ましいですね(笑)
次回は、飼い主が気を付けたい頬袋の病気についてご紹介します。