ウーパールーパーの飼い方☆掃除の頻度や仕方は?

ウーパールーパー
爬虫類/両生類

ウーパールーパーは、比較的飼いやすい生き物ですが、週1回の水換えと月1回の水槽掃除をしなければいけません。

10歳になるウーパールーパーの飼育経験のある私が、今回は「ウーパールーパーの水質管理や掃除の仕方」について解説します。

飼ったからこそ分かる効率的な掃除方法やポイントもご紹介します。

ウーパールーパーの水質管理の基本

ウーパールーパー

ウーパールーパーの水質管理は、さほど難しくはありません。

基本的にはフィルターを使って水を循環させれば、週に1回の掃除で十分です。

しかし、飼い主さんはウーパールーパーが過ごしやすい水温や水質について最低限の知識は備えておきましょう。

ウーパールーパーの適正な水温や水質について解説します。

適正な水温

ウーパールーパーの適正な水温は、約15~20度です。

しかし、約5~25度の水温でもウーパールーパーは生きていけるので、余程寒い地域や暑い地域でなければ水温にあまり気をつかうことはありません。

暑さや寒さが心配な場合は、水槽用のクーラーやヒーターを購入すると良いでしょう。

ヒーターは1,000円ほど、クーラーは3,000円前後で購入できます。

私が飼育していた時は、大人になるまで冬場はヒーターを付けて、夏場は玄関など日陰で涼しいところに置くようにしていました。

水質

水質管理でするべきことは、水槽に水を入れる前のカルキ抜きのみです。

カルキを抜く方法は、約1日水をバケツに溜めて置いておくか、カルキ抜き用の液を使う2つの方法があります。

カルキ抜き用の液には、ろ過バクテリアが入っていて水が汚れないように防ぐ物もあるので、使ってみても良いでしょう。

掃除の仕方は2種類。それぞれの掃除の頻度は?

黒いウーパールーパー

ウーパールーパーの掃除は、「水換え」と「フィルター掃除」の2種類が主に必要になります。

水換え

1〜2週間に1回行います。

給水ポンプでウンチや食べ残しで汚れた水を吸って、新しい綺麗な水を入れてあげます。

約10分で終わる簡単な水のメンテナンスです。

フィルター掃除

3〜6ヶ月に1回行います。

フィルターは水を循環させて濾過するのでどうしても汚れが溜まってしまいます。

フィルター掃除はなんだか大変に感じるかもしれませんが、だいたい30分で綺麗になります。

フィルターの種類によって掃除方法が異なるので取扱説明書をよく読みましょう。

また、水槽の汚れが気になった場合は、スポンジや歯ブラシで擦ると簡単に汚れが落ちます。

簡単にできる水換えの方法

上を向くウーパールーパー

簡単に水換えができる方法についてご紹介します。

水換えは1回10分ほどで簡単にできるので、水質維持のためにもなるべく週1回すると良いでしょう。

水換えに必要な物や手順は以下になります。

<用意する物>
・フィッシュポンプ
・ボウルやバケツ
・カルキ抜きした水

フィッシュポンプは、水をポンプで吸いながらピンポイントで汚れた水を吸いだすことができます。

ピンポイントで吸い出せるので、ウンチや食べかすを水換えと一緒に掃除することが可能です。

1,000円以下で購入できて、水換えがとても楽になるので先に揃えておくと良いでしょう。

<手順>
1.フィッシュポンプを使って、汚れた水を半分〜8割をボウルに吸い出す
2.カルキ抜きした水を水槽に入れる

水替えはこの2ステップで完了します。

フィッシュポンプを使う際に、水槽より低い位置にボウルを置きましょう。

水槽より下にボウルを置いて水を吸いだすと高低差で勝手にボウルへ水が流れていくので簡単です。

また、冬場でヒーターを使っていると新しい水と水温差ができるため、少しずつ水を入れていくと良いでしょう。

ちなみに、我が家では水質が変わりすぎないように半分の水を換えていました。

まとめ

正面のウーパールーパー

今回は基本的な掃除の仕方や水温などをご紹介しましたが、慣れてくると水質悪化を防ぐ石など色々な掃除グッズがあるので試していくととても便利になります。

ウーパールーパーが健康に生きられるように、綺麗な環境を保って大切に育ててあげてくださいね。