ペットショップ店員もおすすめ!ダイエットにも良い愛犬用ヘルシーおやつは優秀!!
愛犬のしつけや気分転換に大活躍なのが「おやつ」ですよね。
おやつをもらってはしゃぐ愛犬の様子に、ついついあげたくなっちゃいますが、あげ方を間違えると肥満のもとになってしまいます。
今回は、チワワの多頭飼育をしている私が、ヘルシー志向のおやつについてペットショップの人に詳しく話を聞いてきましたので、ご紹介します!
おやつの見直しを考え始めたきっかけ
私の家庭では、トイプードルとチワワのMIX犬と純血のチワワの二匹が家族です。
とても愛らしく、いつも家族を癒してくれます。
ある日、MIX犬と散歩に出たところ急に「キャン!」と普段は聞かない声で鳴きました。
左の後ろ足が縮こまり、4本足でしっかりと自立することが難しい様子だったので、慌てながらも抱っこして獣医さんのもとへ急行。
すでに動物病院に到着したときには元の愛犬の元気の姿に戻っていましたが、診断は「脱臼」とのことでした。
我が家の愛犬のように自分で戻せる子もいるらしいですが、「キャン」と苦しむ様子は見たくないですよね。
獣医さんに尋ねると「小型犬は膝が外れやすいんだよね」ということで「足に負担がかからないように体重には気をつけて」とアドバイスをいただきました。
このときの愛犬は、「2.6kg」で1歳という若さ。
日頃から体重管理には気をつけていましたし、体高からみても決して肥満ではありませんでした。
「足に負担がかかってるなら、もう少し痩せてみようか」と、獣医さんに相談しながらの無理のない減量が始まりました。
ご飯は規定量のドッグフードをあげていたので、おやつの見直しに踏み切ったのです。
店員さんおすすめヘルシー志向のおやつ
「何が愛犬にいいのだろう」と悩んだ末、まずはペットショップの店員さんに聞いてみることにしました。
もちがいい!豚のひづめ
豚といえば、カロリーが高いイメージですよね。
しかし、ひづめであれば脂肪分の問題はありません。
噛み癖がある子は、しっかり噛めて持ちもよく「ストレス発散にも効果的」とのこと。
店員さんに、「歯が削れる心配はないのですか?」と聞いたところ、「おやつとしてあげる程度なら、顎の力も強くなり問題ないですよ」とのことでした。
今ではMIX犬の大好物で、1日1個を長く楽しんでいます。
ウェットタイプでもないので、歯の汚れの心配も軽減できそうですよね。
ヨーグルトが固い?ハードヨーグルト
ヨーグルトを人間が想像すると、それは「とろっとして酸味がある」という特徴でしょう。
好んで食べる人も多いですが、愛犬となれば「食べこぼしや歯への汚れが心配」と感じる飼い主も多いものです。
店員さんが持ってきてくれたこのハードヨーグルトは、人間の想像を遥かに超えるものでした。
指で押しても全く凹まないほど固く、愛犬が前足で抱えて食べられるスティック型。
酸っぱい匂いがしますが、問題なくガリガリと食べていました。
美味しいようで、ずっとガリガリ…!
固いけれど包丁では切れるので、小分けにしてあげています。
高タンパク質で、低糖質なので我が家の愛犬が今ハマっているおやつです。
にわとりの「とさか」や鳥軟骨
鳥のとさかがおやつとして売っているのを知っていますか?
なかなかグロテスクなルックスですが「犬にとっては野生心をくすぐられるおやつの一つ」だそうです。
豚のひづめやハードヨーグルトに比べると、柔らかいので与えやすいのもポイントなのだそう。
大容量のパックを買って、キッチンバサミでカットして保存しておけば「多犬飼育なら、かなりコスパがいいと思います」と店員さんがアドバイスをくれました。
人間でも言われていることですが、鳥に関わる部位のおやつはとてもヘルシーだそうです。
■鳥軟骨の犬用おやつ
鳥軟骨や、砂肝、アキレス腱などは長く楽しめるおやつなので、我が家ではしつけのトレーニングのご褒美として与えています。
鹿肉やカンガルーのジャーキー
愛犬の誕生日や旅行など、いつもと違う豪華な日を演出したいときに思い浮かぶのは「ジャーキー」ですよね。
「犬といえばジャーキー」というイメージはいまだ根強く、私の周囲の飼い主さんも愛用しています。
しかし、店員さんから「ジャーキーを多くあげてしまうと肥満のもと」「お肉には変わりないので」と言われて、納得したました。
「低カロリーのジャーキーをあげるとしたら、乾燥させた鹿肉やカンガルーがおすすめですよ!」と話してくれました。
「固いので、噛む力も強くなります」と嬉しい情報もいただきました。
「人間を噛めば飼い主から怒られる対象ですよね。でも、おやつで噛みたい欲求を満たしてあげると、愛犬の問題行動も減るかもしれません」と噛み癖を解消できるトレーニングまで教えてくれました。
まとめ
家庭によっては共働きの事情から、長いお留守番をさせなくてはいけないときもありますよね。
また、テレワークが増えた世の中だからこそ「家にいるのに飼い主さんが遊んでくれない……」と悩む愛犬も多いのかもしれません。
ダイエットのためにおやつの見直しをしていただけなのですが、「食べる楽しみ」と「犬の本来の欲求を満たす」を考えると、「ヘルシー志向のおやつって使える!」ということがわかりました。
飼い主さんと愛犬の程よい距離感を維持するためにも、愛犬がしたいことをうまく「おやつ」で満たしてあげると、より笑顔溢れる愛犬との生活が待っているかもしれませんね。