犬猫を連れてお引っ越し!環境変化のストレスを軽くする4つの方法
みなさんこんにちは!
ReCheriライターchiiです(*’ω’*)
先日、我が家は引っ越しをしました。猫3匹、犬1匹、人間2人の大移動!
犬や猫にとって「環境が変わること」は大きなストレスとなります。
特に猫は環境の変化に繊細なので、少しの変化でも体調を崩す恐れがあります。
そこで今回は、我が家の経験を踏まえ、「犬猫の引っ越しのストレスを軽くする方法」について4つにまとめてみました。
これから引っ越しのご予定がある飼い主さまのご参考になれば幸いです。
1.ペットキャリーに慣れてさせておく
■ペットキャリーのチェックに余念のない黒猫ネロ氏
引っ越し前にしておきたいことは「ペットキャリーに慣れさせておくこと」です。
普段ペットキャリーを使う時は、動物病院への通院など、比較的短時間の使用が多いですよね。
しかし引っ越しともなると移動時間が長くなりますので、長時間ペットキャリーに入っていてもらわなくてはいけません。
愛犬愛猫がまだペットキャリーへの抵抗を見せる場合には、引っ越しまでにできるだけペットキャリーへの親しみを持ってもらうことが重要です。
では、どうやってペットキャリーに慣れさせたらいいのでしょうか?
キャリーを日常の中に置いてみよう
ペットキャリーを必要な時にだけ出して使用すると「アレが出てきた=不安」と感じやすくなります。
犬も猫も、ペットキャリーは日常の中に置いて「くつろぎスペース」として活用しておくことがペットキャリーに慣れる最も良い方法です。
特に猫の場合は「狭くて薄暗い場所」であるペットキャリーは本来好みやすい場所です。
自分から中に入ってもらうことが重要
ペットキャリーに慣れてもらうポイントは「自ら入ってもらうこと」です。
飼い主さんが抱っこして入れるのではなく、自分で中に入る経験をすることで「入っても大丈夫な場所」と理解しやすくなります。
中でごはんやおやつを与えると、より抵抗がなくなりやすいでしょう。
■キャリー内でくつろぐ茶トラのオム君
我が家も4匹分のペットキャリーをリビングに置き、中に敷物を敷いて出しっぱなしにしておきました。
扉は取り外しておき、愛犬愛猫に「中に入っても安心」と理解してもらえるようにしました。
2.洗わない・新調しない
■ふとんでくつろぐ愛犬ウーノ
犬や猫は視力よりも嗅覚に頼って生きているため、犬猫にとって「匂い」はとても大切な要素です。
たとえば多頭飼いにおいて、同居ペットが動物病院へ行くと「病院のニオイ」をまとったその子をその子だと認識できなくなり、威嚇をして寄り付かなくなることがあるほどです。
匂いごと「そのまま」持っていく
環境の変化にストレスを与えないために、引っ越しの際には普段使っている物を「そのまま持っていくこと」が大切です。
自分の匂いや家族の匂いが付いているまま移動することで、新居に移っても安心感を感じやすくなります。
私もお世話になった獣医さんから「何もかもそのまま持って行って!」とアドバイスを受けたため、ペットベッド、ブランケット、キャットタワーなどに加え、私の布団やシーツなども洗わずにそのまま持っていきました。
これは愛犬は私の布団で眠ることが多く、猫も気が向いた時には布団の上で眠ることがあるためです。
特に愛犬ウーノは盲目ゆえ、彼女にとって「匂い」は大変重要な安心材料です。
本来「新居で新生活」を始めるならすべてまっさらな状態で始めたいところですが、犬や猫のことを考えると「できるだけ自分や家族の匂いが残った状態」の方が安心しやすいです。
私たちのヨレヨレに着まわした洋服にくるまって愛犬が眠りたがるくらい、私たちのワキ臭ですら猫にとって恍惚のアロマになるくらい、彼らにとって自他ともに「体臭」はとても重要なものなのです。
トイレも「そのまま」
家具や布団などのほか、愛犬愛猫の「トイレ」も使用したまま持っていくことがオススメです。
トイレに関しては強いニオイがあるので少し抵抗がありますが、愛犬愛猫にとって「自分のトイレ」もまた重要なものです。
少量でもかまいませんので、使用済みの猫砂やトイレシーツを持ち込むと、愛犬愛猫が新しい環境でも「いつものトイレ」と認識しやすくなります。
普段は「できるだけトイレを清潔に」と心がけるところですが、引っ越しの際には「すべてをそのまま持っていくこと」を優先させた方が良いでしょう。
3.引っ越し当日の隔離方法を考えておく
引っ越し当日は、愛犬愛猫たちを危険にさらさないためにも、安全に隔離する必要があります。
あらかじめ、その方法を考え準備しておきましょう。
ペットキャリーを活用する
新居に到着して、家具の搬入作業が完全に終了するまで、愛犬愛猫をキャリーに入れて隔離しましょう。
早く彼らを自由にさせてあげたいところですが、引っ越し作業中は脱走やケガをする恐れがあります。
安全が確保できるまで、できるだけ静かな部屋でキャリーに入って待機していてもらいましょう。
車内で一緒に待機する
我が家の場合、引っ越し先への移動手段が車だったので、搬入作業と業者さんへの対応は夫に任せ、私と毛玉たちは車内で待機していました。
私は彼らのストレスが心配で気疲れし、彼らも5時間の‟ドナドナ状態”にハラハラし続け、車内は疲労困憊ムードでした…。(その時の体験記は次の記事に載せます!)
ペットホテルに預けるのも安心
搬入中は引っ越し業者さんも複数名出入りし、愛犬愛猫が興奮しやすくなります。
そのため、新居近くのペットホテルに一時預かりを予約するという方法もオススメです。
4.最寄りの動物病院を調べておく
どれだけ対策をしても、少なからず愛犬愛猫へのストレスはかかってしまいます。
引っ越しの移動の疲れや環境の変化でのストレスで、引っ越し後は体調不良を起こしやすくなります。
そのため、引っ越しの前から新居に近い動物病院をチェックしておくと安心です。
最寄りの動物病院のほか、夜間救急病院がどこにあるのかもネットで調べておくと良いでしょう。
まとめ
今回は「犬猫との引っ越し」について、愛犬愛猫のストレスをできるだけ軽くする対策をご紹介しました。
普段飼い主さんとお出かけすることのある犬の場合は、ペットキャリーや移動に慣れている子も多くいますよね。
でも基本的に臆病な性質の猫の場合は引っ越しが大きなストレスとなりやすいので、引っ越し対策を入念に行ってあげたいですね。
次回の記事では、我が家の犬猫との引っ越し経験、「移動中の車内での犬猫の異変」や「引っ越し直後から新居に慣れるまで」をご紹介します!