猫のごはん横取り防止策!ごはんタイムの隔離の必要性とその方法
みなさんこんにちは!
ReCheriライターchiiです(*’ω’*)
2匹以上の猫と暮らすみなさんは、愛猫たちの食餌をどのように与えていますか?
我が家も猫3匹を飼っていますが、要注意なのが「ごはんの横取り」です。
今回は、猫の多頭飼いにおいて、「ごはんタイムの隔離の必要性とその方法」についてまとめました(*’ω’*)!
隔離が必要な理由
安心して食べられる環境を作る
当たり前ですが、猫はそれぞれごはんを食べるスピードが違います。
若い猫ちゃんや食欲旺盛な子はガツガツとたいらげますし、食の細い子や1匹だけの生活が長かった子はぽつぽつとゆっくり食べる子が多いです。
多数の猫に一ヵ所でごはんをあげると、気が強い子が早く食べ終わってしまった場合、気が弱い子のごはんを横取りしてしまうことがあります。
隔離するによって、それぞれの猫が「自分のペースで安心してごはんを食べられる環境」を作ってあげましょう。
食餌内容を個別に管理する
自分のごはんを既に食べたのに、他の子のごはんも食べてしまうことを繰り返すと、食べ過ぎによって肥満になる恐れがあります。
逆に、横取りされてしまって適切な量を食べられないとお腹が減り過ぎてしまったり栄養不足になってしまいます。
猫は野生を強く残した動物であるにもかかわらず、1匹だけでの生活が長かった子やおっとりした性格の子は他の子が横取りしてくると食べるのを諦めてしまうことがあります。
また、
・病気の治療で療法食を食べる必要がある
・食物アレルギーによって食べられない食材がある
・子猫や老猫専用のフードを食べている場合
など、個々で適切な食餌内容が違う場合があります。
我が家では、2匹は下部尿路疾患の療法食を食べていますし、残りの1匹はシニア用のごはんを食べています。
もし他の子のごはんを食べてしまったり、他の子に譲ってしまって充分に食べられなかったりしたら大変ですよね。
ですので、愛猫1匹1匹の食餌を管理するためにも、隔離は必要だと言えるでしょう。
具体的な隔離の方法は?
方法(1)1匹ずつケージに入れる
最も確実な方法は「1匹ずつケージ内で食餌を与える」方法です。
我が家もごはんの時間は猫たちにインしてもらっています。
「食べるの大好き♪」な子は、ごはんを用意すると自分で率先してケージインしてくれます。
ケージのほか、ペットキャリーの中で与えるのもオススメです。この場合はハードタイプのキャリーが良いでしょう。
ごはんをキャリーの中で食べることで、ペットキャリーに対するイヤなイメージを軽減するメリットもあります。
ごはん皿をキャリーの奥に置いて、愛猫に自らキャリーの中に入ってもらうことが効果的です。
方法(2)仕切りを作る
愛猫たちが他の子のごはんに干渉できないように、仕切りを設置してごはんを与えている方もいらっしゃいます。
‟競馬でスタート前に枠入りするお馬さん”のようなイメージです。
実際に仕切りスタイルを採用している飼い主さんは、仕切りをDIYされている方が多いです。
ベニヤ板でボックス状にしたり、組み立て式スチールラックをヨコにするイメージで、パーツを組んで仕切りにしている方もおられます。
食べ残しを違う子が食べてしまうことに注意してあげてください。
方法(3)違う部屋で与える
違う部屋でそれぞれ与えるという方法もあります。
ケージや仕切りは物理的にお互い干渉できませんが、すぐ近くでお友達がごはんを食べています。
どうやら猫は、たとえ同じごはんを食べていても「そっちの方がおいしそうじゃん!」と‟他の子が食べているもの”が欲しくなってしまうことがあるようです。
隣の芝ならぬ、隣のごはんは美味しそう、という感じでしょうか。
他の子が気になってしまうと、ソワソワしてなかなか自分のごはんを食べ始めないこともあります。
この点、違うお部屋でごはんを与えることは、空間的に離れて食べられるので、愛猫たちがごはんに集中できそうですね。
早く食べ終わってしまった子が他の部屋に入り、他の子のごはんを横取りしないように気をつけてあげてくださいね。
方法(4)個体識別する給餌器を利用する
時間になると自動でごはんが適量出てくる「自動給餌器」は以前から存在しますが、なんと「個体認識する自動給餌器」がありました!
「愛猫が埋めているマイクロチップ」または「専用のタグ」を認識し、‟その子がエリア内に入った時だけフタが開く”という仕組みになっています。
猫ちゃんの中には「好きな時に少量をポツポツ食べたい」という子もいますし、「お留守番中にこの子だけごはんを食べさせたい」ということもあるかもしれません。
こちらの自動給餌器「シュアーフィーダー」はそういった子に適していると感じました。
マイクロチップではなく専用のタグを本体に登録する場合、そのタグが本体の約25cm内に入ってしまうと感知してフタが開いてしまうというところが注意点です。
登録したタグを付けている子が給餌器の前に来なくても、近くに来ただけでフタが開いてしまう可能性があるということです。
そのため、個々で埋めているマイクロチップを登録した方が確実なようです。
マイクロチップは首のあたりに埋め込まれているので、本体が反応してフタが開くまでに時間がかかることがある点がマイクロチップを登録する際の注意点となります。
結構イイお値段だなぁ…と思いましたが、レビューはとても高評価で「高かったけど買って良かった」という声が多い印象です!
最近のペット用品がこんなに進化しているとは、驚きですね(・∀・)!!
まとめ
■我が家の猫たちのごはんタイム
猫たちがズラリと並んで上品にごはんを食べている写真を目にすると、その圧巻のシンクロ率とかわいさに憧れますよね。
でも我が家の現実はてんやわんやの大騒ぎ。憧れは憧れのままで終わりました(´_ゝ`)
今ではそれぞれケージの中で、思い思いのごはんタイムを過ごしてもらっています。平和です♪
皆さんもぜひ、それぞれのご家庭に合った方法で「愛猫がお互いに干渉せずに食べられる環境」を作ってあげてくださいね。