愛犬愛猫に「プチ断食」って効果的?「プチ断食」のメリットとは?

柴犬餌待ち

先日、とある動物園を紹介するテレビを見ていた時に、飼育員さんが「ライオンには週に1度断食日を設けています。」とおっしゃっていました。

大変興味深かったので調べてみると、愛犬愛猫に断食日を設けている飼い主さんもおられるのが分かりました。

今回は「愛犬愛猫のプチ断食」について、そのメリットをご紹介します(*’ω’*)

プチ断食日を設ける目的

動物のライオンの飼育員さんいわく、プチ断食日を設けるのは「野生本来の食事に近付けるため」だそうです。

野生のライオンはハンターとして、草食動物を捕食します。

ライオンは「百獣の王」と呼ばれていますが、狩りが成功する日ばかりではありません。

私たち人間の様に毎食食べられるわけではありませんし、狩りが失敗して何日もごはんが食べられないこともあります。

ライオンだけでなく、野生に生きる肉食動物は満腹の状態が頻繁にあることは稀なのです。

現在人間のパートナーとして共生する犬や猫も野生を強く残した動物ですので、「野生本来の食餌に近くなることで、身体が本来の生命力を取り戻す」というのが、愛犬愛猫にプチ断食日を設ける目的です。

自らプチ断食をしていることもある?

犬や猫は、体調不良になるとごはんを食べなくなることがあります。

私たち人間も、調子が悪くて食欲がない日もありますよね。

犬や猫が体調不良の時に食欲がなくなるのは、自己回復にエネルギーを使うためと考えられます。

食べ物を消化して吸収するためには胃や腸などの内臓がフルで働きますので、食べた物が排泄されるまでにはたくさんのエネルギーが消費されます。

体調不良のときにはできるだけ体力を温存して自己回復をしたいので、自然治癒力にエネルギーを回すために食欲がなくなると考えられます。

また、内臓にトラブルがある時に食べてしまうと、内臓への負担が大きくなるため食べたくなくなるということもあります。

プチ断食のメリットはズバリ!

健康な犬や猫にプチ断食日を設けるメリットは「内臓を休められること」です。

体調不良の時に犬や猫の食欲がなくなるのは、

・消化吸収へのエネルギーを自己回復にまわすため
・内臓への負担を軽くするため

でしたね。

これを健康な愛犬愛猫にも「プチ断食」として取り入れることで、「内臓を労わり自己回復の時間をつくることができる」という考えが、愛犬愛猫にプチ断食を行うメリットです。

毎日のごはんに加えて、おやつの習慣もある子は「いつもお腹に何か入っている状態」である可能性があります。

たまに「プチ断食」をしてみることで、お腹を休ませる時間ができます。

まとめ

ペットのご飯

愛犬愛猫の「プチ断食」についてメリットをご紹介しましたがいかがでしたか?

次回は、「プチ断食」の方法と注意点をご紹介します!