犬も夏バテするの?その症状と特に注意が必要な犬の4つの特徴☆
みなさんこんにちは!
ReCheriライターchiiです(*’ω’*)
愛犬の様子に異変があると、たとえ些細なことでも心配になってしまいますよね。
食欲がなかったり、下痢気味だったり・・・もしかすると、その症状は夏バテかもしれません。
今回は犬の夏バテについて、その原因や症状、そして特に注意が必要な犬の特徴などを見ていきたいと思います。
犬も夏バテするの?その原因は?
犬も人間と同じように、夏の暑さに体が順応できず、いわゆる「夏バテ」になります。
最近は、犬の「夏バテ」や「熱中症」に対する飼い主さんの意識も高まってきていますよね。
お散歩を涼しい時間帯に変えたり、ひんやりグッズを犬に着用させる方も多くいらっしゃいます。
では、犬はどうして夏バテしてしまうのでしょうか?
犬は基本的に暑さがニガテ
犬は人間のようにたくさん汗をかくことができないため、身体の熱を発散することが苦手です。
特に、寒い地域が原産地である犬種は寒さに耐えられる体質を持っていますが、暑い夏は苦手です。
また、その子の年齢や体型によっても暑さに特に弱い子がいますので注意が必要です。
湿度が高いと体温調節がうまくできない
犬は普段、荒く口呼吸をする「パンティング」によって体熱を発散していますが、湿度が高いとそれが効率的にできません。
ハァハァと深く吐く息の水蒸気を気化することによって体温を下げる仕組みなのですが、湿度が高い環境だと水蒸気が気化しにくく、体熱をうまく発散できないのです。
日本の夏は湿度も高い日が多いので、たとえ暑い地域が原産の犬種であっても、うまく体温調節ができずに夏バテを起こしてしまうリスクが高いのです。
犬の夏バテの症状
では、具体的に犬の夏バテとはどんな症状なのでしょうか?
食欲不振
人間の夏バテの症状と似ていて、犬の夏バテも消化器系の症状として多く表れます。
元気がなくなり、睡眠時間が長くなる
元気がなくなったり、寝てばかりいる場合も、夏バテによる体力低下のサインといえるでしょう。
下痢・嘔吐
夏バテになると胃腸の調子に異変が起こりやすいため、消化不良による下痢や嘔吐などが多く見られます。
熱中症になってしまう前に、早めにかかりつけ医を受診しましょう。
このような夏バテの症状が続くと、「熱中症」のリスクも高まります。
そのため、愛犬の夏バテの症状にできるだけ早く気付いて対処してあげることが大切ですね。
特に夏バテに注意したい犬の特徴
すべての犬に暑さ対策は必要ですが、特に暑さに弱く夏バテしやすい犬にはいくつかの特徴があります。
体熱がこもりやすい犬
・毛が密集している「ダブルコート」
・体の表面積が大きい「中型犬以上」
・「筋肉質」
これらの特徴を持つ犬は特に体に熱がこもりやすく、夏バテに注意が必要です。
子犬やシニア犬
体調が不安定になりやすい子犬やシニア犬も、暑さに順応できずに夏バテを起こしやすいと言えるでしょう。
短頭種
マズルが短い「短頭種」の犬は呼吸器系にトラブルが生じやすいです。
また、パンティングによる体温調節が苦手なため特に注意してあげましょう。
肥満気味の犬
肥満気味だと適正体重の犬より暑さに弱くなるため、体重管理と共に夏バテに注意が必要です。
まとめ
犬は基本的に暑さに弱く、夏バテを起こしてしまうことも多くあります。
犬種や年齢、体型によっては特に暑さに弱い犬もいるため気をつけてあげたいですね。
次回の記事では、愛犬のための「夏バテ予防策」「夏バテを起こした時の対処法」などを解説いたします(*’ω’*)!
公開日:2020/07/08 最終更新日:2021/07/05