愛犬の歯は大丈夫?ずっと元気でいてほしいから歯の大切さを知っておこう!

みなさんは愛犬の歯磨きをしていますか?
歯の健康は犬の身体の健康にも大きく関係します。
歯を大切にすることで寿命を少しでも長くできるかもしれませんね。
今回は歯をケアすることの大切さや、お手入れの仕方などをご紹介します。
犬の歯も乳歯から永久歯へ生え変わる!
生後約2ヶ月の赤ちゃんの頃、我が家にやってきた愛犬ですが、小さな小さな歯が生えていたのを覚えています。
犬の歯は生後、4ヶ月から5ヶ月の頃に生え変わりが始まるそうです。
そんなことを全然知らなかった私ですが、リビングの床に生米が小さく砕けたようなものが落ちていたのを発見した時、あれ??もしや、歯???と思いました。
愛犬の歯を確認してみると下の歯にすき間ができていました♪
乳歯が抜けたんですね★
犬の歯は何本?
ところで、犬の歯は何本あるかご存知ですか?
乳歯は28本、永久歯が42本です。
前歯の小さな歯から、だんだん奥の歯へと生え変わっていきます。
食べ物と一緒に飲み込んでしまうことも多いとか。
食べてしまってもウンチと一緒に排出されるので、特に心配はないようですよ。
ちなみに我が家では落ちていた歯を記念に保存してあります。笑。
歯の生え変わり時期に気を付けたいこと
また、生え変わりの時期に歯がグラグラして痛い、噛みにくいなどでゴハンを食べるのを嫌がる犬もいます。
その場合は、ドッグフードを少しふやかして柔らかくしてあげましょう。
生え変わったら歯磨きを始めるタイミング?
永久歯に生え変わったら、「歯磨きを始めましょう」と言いたいところですが、すぐに全部が永久歯に変わる訳ではありません。
徐々に、生後4ヶ月から生後1年くらいの間に永久歯に生え変わっていきます。
早いうちから歯磨きに慣れさせるためにも、乳歯の頃に、練習を兼ねて始めてみてはいかがでしょうか。
犬も虫歯になる?
犬は虫歯になるのでしょうか?
ドッグフードを主食としている犬は、虫歯になることは少ないようです。しかし、人が食べるものや、砂糖の入ったおやつなどを頻繁に与えると、虫歯になる可能性があります。飼い主さんが気を付けないといけませんね。
そして、犬の歯のことで特に注意したいのは歯周病です。
気をつけたい歯周病の原因と症状
歯周病の原因は主に3つあります。
原因1:食べ物のカス
食べ物のカスなどによって歯垢がたまり、そのままの状態を放置すると歯石になっていきます。
歯垢の中には多数の細菌が繁殖し、歯茎に炎症を引き起こします。
そして、歯石はさらに歯肉炎の炎症を悪化させるおそれがあります。
歯肉炎をそのままにしておくと、歯周病になる可能性が高くなるのです。
原因2:口内の傷
口の中の傷が原因で歯肉炎を起こし、放置することで歯周病へと進行してしまうことがあります。
原因3:老化
老化によって歯茎が弱り、歯周病になることがあります。
歯周病の症状
歯周病とは歯肉炎を起こしている状態なので、歯茎が赤くなります。
また、症状が酷くなると出血したり、口臭が強くなってきます。
さらに炎症が進むと歯がグラグラして、抜けてしまうこともあります。
歯周病は早期発見、早期治療で改善されることが多いのです。日頃から愛犬の歯のチェックをすることが大切です。
大切な愛犬の歯のお手入れ方法は?
愛犬の大切な歯を守るために、日頃のケアが大切になります。
犬用の歯ブラシもありますが、人間用のもので十分です。小型犬の場合は、赤ちゃん用の小さい歯ブラシがおすすめです。
また指にはめる「指サックタイプ」も使いやすいかもしれません。嫌がる場合は無理強いをせず、少しずつ慣れさせましょう。
オススメは「はみがきシート」
歯磨きシートの拭き取りタイプもお手軽です。
画像のシートは我が家で使っているものです。
歯ブラシも試してみたのですが、嫌がって口を開けてくれません!
この『らくらく歯磨きシートプレミアム』、なかなかの優れものです♪
毎日使うものなので、成分的にも安心なものを選びました。
『らくらく歯磨きシート』という種類もありましたが、プレミアムの方は防腐剤(パラベン)などが使われていません。
歯磨きに関する商品はたくさんありますので、愛犬に合うものを選んであげて下さいね。
はみがきガム
歯磨きガムを併用するのも効果的です。
歯磨きガムはたくさんの種類があります。
お値段も様々ですね・・・。
成分にこだわり、添加物などを使わない製品がある中、添加物が多く含まれたものが平気で売られていることも知っておきましょう。
原材料をしっかりと確認して、国産の安全なものを選んであげて下さい。
また、人間のガムに使われるキシリトールも、犬にとっては危険なものになります。
中毒症状を引き起こす可能性があるので、キシリトール入りのガムは絶対に買わないようにしましょう。
鹿の角
ガム以外では、鹿の角も効果があるようです。
硬い「鹿の角」を噛じることで、歯についた歯石が取れるそうです。
小型犬にガムや鹿の角を与える時は喉に詰まらせないように、念のため、食べ終わるまで見ていて下さいね。
犬の体の大きさに合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。
まとめ
犬は自分で歯を磨くことはできません。
愛犬の健康な歯を守るのは飼い主さんの役目です。