犬に靴は必要?犬用靴のメリットとデメリット

犬の足

最近愛犬のお散歩に出かけると、犬が靴を履いている姿を時々見かけます。

また、インスタグラムやTwitterなどのSNSを見ていても、愛犬に靴を履かせている飼い主さんも少なくありません。

私たち人間は外を歩く際は必ずと言っていい程、靴を履くのが当たり前になていますが、果たして犬にとって「靴」は必要なのでしょうか。

今回は、犬に靴を履かせるメリットやサイズの測り方をご紹介します。

犬に靴を履かせるメリット

犬の足と砂

十年以上前に私が先代犬を飼っていた時は、「犬靴」はメジャーではなく、むしろペットショップなどで見かけたこともなく存在も知らないくらいでした。

最近になっては、犬靴は珍しい物ではなくペットショップや通販でも様々な種類の犬靴が販売されています。

もしかしたら犬の飼い主さんの中には「犬に靴を履かせるのはかわいそう」「歩きにくそうだし犬が嫌がるのでは?」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

数年前の私もそのように考えていました。

しかし、犬に靴を履かせるメリットは私が思っていた以上にたくさんあることがわかりました。

肉球の保護

犬の飼い主さんは、愛犬の肉球を見る機会も多いのではないでしょうか。

犬の肉球は、犬が歩くうえで欠かせない大事な体の部位ですが、思っている以上にダメージを受けやすく傷つきやすいのです。

特に子犬や、外を歩く機会の少ない犬は肉球が柔らかく、さらに繊細です。

我が家の愛犬も子犬の頃、お散歩で肉球を傷つけて血が出てしまったことがありました。

私たち人間が足を守るために靴を履くように、犬が靴を履くことによって肉球を地面との擦れなどから守ることができます。

傷口の保護

犬が肉球や足に傷や炎症のある場合、そのままお散歩に出かけてしまい地面を歩かせてしまうと、傷は広がったり悪化してしまう可能性があります。

だからといって何日間もお散歩に連れていけないのはかわいそうですし、犬もストレスが溜まってしまいますよね。

そんな時、お散歩時に犬に靴を履かせることによって傷口を保護することができます。

また、おうちにいる場合でも、犬に靴を履かせることによって、犬が肉球や足の傷口をなめてしまい悪化することを軽減することもできます。

汚れ防止

雨の日や雨上がりなどお散歩に出かけると、地面がぬかるんでいたり濡れていたりして、犬の足も汚れてしまいます。

飼い主さんもお散歩終わりに愛犬の足を洗ってあげるのに結構苦労しますよね。

我が家でも犬の雨の日のお散歩や雪遊びの後、肉球の間の毛に泥や汚れがついてなかなか取れず、とても大変でした。

そんな時犬に靴を履かせていれば、犬の肉球や足を汚さずに済みます。

室内での滑り防止

犬に靴を履かせるメリットは屋外だけでなく、室内でのフローリングなどによる滑り防止にも役に立ちます。

犬靴の底には滑り止めが付いている物が多いので、靴を履かせることによりフローリングで犬が足を滑らせて怪我をしてしまったり、足をひねってしまうリスクも減らせます。

災害時に足の保護

震災や火災、台風被害などが万が一おきてしまった際、犬も私たち人間同様に足元のがれきやガラス片などで肉球や足を怪我してしまう危険があります。

そんな時に犬靴があれば足元の保護にとても役立つと思います。

犬に靴を履かせるデメリット

犬靴にはメリットが沢山ありますが、デメリットも少しはあります。

犬が少し歩きにくい

靴を履き慣れていない犬や、初めて靴を履く犬にとっては、今までとは少し違う感覚で歩きにくい犬もいるかもしれません。

我が家の愛犬も、初めて靴を履かせた際にロボットのような動きになっていたのを思い出しました。(笑)

しかし毎日短時間ずつ履かせて慣れさせていくことにより、違和感もなくなってくると思います。

蒸れやすい

靴の素材によって異なりますが、厚めの生地で作られた靴は、中に熱がこもってしまい蒸れやすいかもしれません。

まとめ

犬の肉球

犬に靴を履かせることによって、肉球や足を固いアスファルトなどから守ることができたり、傷口の保護、汚れ防止、滑り防止などメリットがたくさんあリます。

私たち人間が靴を履くように、犬にも靴を履かせることが当たり前になる日がもしかするといつか来るのかもしれませんね。

次回は、愛犬用靴購入時に必須!愛犬の足サイズの測り方をご紹介します!