愛犬のおしっこ粗相でフローリングがシミに…原因とオススメの洗剤
みなさまこんにちは!
ReCheriライターchiiです(*’ω’*)
犬と暮らしていると、日々の暮らしの中で様々なハプニングがあります。
その中でも、おしっこの粗相はよく起こるハプニングの1つです。
トイレトレーニング中の子犬だけではなく、トイレを覚えているのにもかかわらず粗相してしまうこともあります。
トイレトレーからウッカリはみ出てしまったり、嬉ションや寂しさなどの自己主張であったり、老犬になってトイレに間に合わなくなってしまうなど、犬がおしっこを粗相してしまうことはとっても多いです。
我が家の愛犬も頻繁におしっこの粗相をしてしまいます。
その度に掃除をするのですが、ある日私は非常に大変な事態になっていることに気が付きました。
フローリングにシミができてしまっていたのです!
我が家は賃貸マンション住まいなので、これは大変な事態です。
退去時の請求が恐ろしい・・・。
もうこれ以上フローリングの損傷を増やさないように対策をする必要があります。
そこで今回は、
・我が家のフローリング失敗談
・フローリングを傷める原因
・オススメのフローリング対応のおしっこ用洗剤
をご紹介します!
我が家のフローリングの状態
こちらの写真が我が家の現場です。
フローリングにうっすらと輪染みのような跡がついてしまっています。このシミの部分は水や洗剤で拭き取っても消えません。
手で触ると、正常な部分に比べて濁っている部分はザラザラとしています。
このシミの原因を調べてみると、フローリングに施されていたワックスが局所的に剥がれてしまった状態であることがわかりました。
原因1:おしっこしてから時間が経ってしまった
このシミがついてしまった頃、私はフルタイムのパートに出ていました。
愛犬にお留守番を任せる日が多く、おしっこの粗相があってもすぐに掃除することができませんでした。
そのため、おしっこの成分がフローリングに留まる時間が長くなりワックス剤が傷んだのだと考えられます。
日中お留守番を任されるわんちゃんも多いことと思います。
お留守番時に限っておしっこを粗相している…ということも多いですよね。
犬は寂しかったり不安を感じたりした時におしっこの粗相をしてしまいやすいので、なおさら愛犬のお留守番時のストレス軽減を対策してあげる必要もあります。
また、トイレが汚れているのを嫌がって粗相をしてしまうこともあります。
おしっこシートのおしっこをした部分を踏むと、足に濡れる感触がじわっと伝わります。
この感触がイヤでおしっこシートの上に行きたくなくなってしまうことが考えられます。
長時間トイレを掃除できないことがわんちゃんへのストレスとなってしまうこともありますので対策が必要です。
原因2:アルコール配合の掃除用品を使ってしまった
これは完全に、私の無知によるミスでした。
私は粗相の後の衛生面がすごく気になってしまったので、トイレの掃除シートやアルコール除菌スプレーなどを使って粗相後を拭いてしまいました。
アルコールを使用したため、床のワックスが溶けてしまいにごったシミができてしまったと考えられます。
アルコール除菌スプレーはもちろん、ほとんどの人間用のトイレ洗剤やシートにはアルコールが配合されていますので、フローリングには使用しない方が良いよと思います。
フローリングが傷む原因
犬のおしっこ粗相が原因の場合、フローリングにできるシミにも種類があります。
フローリングのワックスが剥がれているだけの場合もありますし、ワックスの下の床材自体が損傷している場合もあります。
犬のおしっこ(弱酸性)は△
フローリングワックスの主な成分は油分です。
油分はアルカリ性なので、同じアルカリ性によって剥がれやすくなってしまいます。
健康な犬のおしっこはpH5~8の弱酸性ですのでワックスに対しては影響しないのですが、床材は酸性に弱く劣化の原因となります。
また、ワックスが薄くなっている場所におしっこをしてしまうことで床材に影響が出てしまいます。
アルカリ性の洗剤は×
ワックスはアルカリ性ですので、同じアルカリ性の洗剤を使用すると剥がれやすくなってしまいます。
かと言って酸性のものを使用すると、先ほど申し上げた通り床材自体が劣化する原因となります。
アルコール除菌スプレーは×
アルコール除菌スプレーもフローリングにはNGで、付着した部分のワックスが溶けて白くなってしまいます。
おしっこの除菌を徹底的にしたいところですが、フローリングが傷んでしまうのでNGです。
水拭きは△
フローリングは水分が染み込むことで劣化してしまいます。
フローリングの水拭き掃除は頻繁に行うとフローリングに負荷がかかるため、通常ならば月に1度程度で良いという意見もあります。
おしっこ粗相を拭き取る際に水拭きをする場合は雑巾を硬く絞り、拭いた後に乾拭きをしてできるだけ水分を残さないようにすることが重要です。
長時間の放置は×
お留守番中におしっこの粗相があった場合、長時間放置されたおしっこの水分によってフローリングが傷んでしまいます。
また、おしっこをトイレから外してしまった時にトイレトレーの下にも流れ込んでしまって長時間気が付かないことも。
そうすると、染み込んだ水分で黒カビが発生してしまったり、床材が変形してめくれ上がってしまう原因となります。
トイレトレーやカーペットなどの下におしっこが染みてしまうと、通気性が悪いため蒸れてしまいます。
これも床材の腐敗や黒カビ発生の原因となります。
フローリングを傷めない洗剤
フローリングの床材にもいろいろな種類がありますが、今回は一般的なフローリングに適した洗剤をご紹介します。
無垢の材木であったり、特殊な加工が施されているフローリングの場合には、そのフローリングに使用できる洗剤かどうかを事前にチェックしてください。
リビングわん&にゃん! 消臭・除菌クリーナー
こちらは日本で始めてのマーキング防止機能と消臭機能を併せ持つクリーナーです。
シナモンやレモングラスのさわやかな天然ハーブの香りで、ペットが同じ場所で排泄しないようしつけできます。
洗浄成分で、オシッコやウンチのニオイも汚れも同時に取り除きます。
犬や猫はもちろん、モルモット、フェレット、ハムスターなどの小動物の飼育環境でもお使いいただけます。
床や敷物、壁、家具などの場所、外壁、玄関など家回りに使用ください。
ジョイペット オシッコ汚れおそうじシート(お徳用130枚入り)
液体の洗剤に加え、手軽に使えるシートタイプのアイテムがあるとより便利です。
そして、水拭きをするよりも床に優しいシートを使用する方が安心です。
こちらのお掃除シートはペットのおしっこ汚れ専用のもので、フローリングをはじめ愛犬のトイレやたたみにも使用できます。
このシートはフローリングワイパーに取り付けるのにちょうど良いサイズであることが特徴です。
また、除菌消臭成分には天然のものしか使用していないところも安心です。
こちらは本体ですが、詰め替え用もあるのでエコにリピートできます。
最後にしっかり乾拭きをする
洗剤を使用したり水拭きをした場合、最後にしっかりと乾拭きをして水分を拭き取るようにしましょう。
カーペットやマットを敷いている場合は、床の水分が完全に乾いてから敷くようにしましょう。
まとめ
愛犬がフローリングでおしっこの粗相をしてしまった時、掃除方法に気を付けないとワックスを傷めてしまう原因となります。
さらに、ワックスが剥がれてむき出しになった床材本体が傷んでしまうともっと大掛かりな修理になってしまいます。
・おしっこをフローリングに長時間留めない
・アルコール配合の洗剤を使わない
・ペット用洗剤の中でフローリング対応のものを使う
・中性洗剤を使用する
・最後はしっかり乾拭きをする
以上のことに気を付けてお掃除してください。
また、長時間にわたるお留守番はトイレをキレイに保ちにくく、寂しさや不安のストレスもかかるため粗相をしやすくなります。
犬にとっては長時間留守番をしなくて良いことがベストですが、長時間留守にする際にはトイレの環境と不安感への対策をしっかり行いましょう。