羊毛フェルトで猫作り!羊毛フェルト体験教室に行ってきました♪

羊毛フェルトの猫

みなさんこんにちは!
ReCheriライターchiiです(*’ω’*)

数年前から「羊毛フェルト」を使ったハンドメイドがブームとなっていますよね!

最近ではすっかりハンドメイドの中に定着し、羊毛フェルトを楽しんでいる方は多くいらっしゃいます。

また、人気の作家さんの本や作品を購入されている方も多いのではないでしょうか。

羊毛フェルトで作られたハンドメイド作品を見ると、そのほっこりとした質感がとても魅力的に感じます。

羊毛のナチュラルで優しい雰囲気がステキですよね。

最近では作り方の本もたくさんありますし、ハンドメイドの素材屋だけでなく100円ショップでも羊毛フェルト用品が販売されているため、初心者でも気軽に始めることができます。

先日、ついに私も羊毛フェルトをやってみよう!と思い立ちました。

しかし、最初から独学で始めるのは私にはハードルが高いと感じたため、地域で開催されている羊毛フェルト教室へ参加してきました。

今回は、羊毛フェルト未経験者が羊毛フェルト教室へ参加して感じた事、学んだことをご紹介します!

羊毛フェルト教室「ポッケ」

今回私が参加した羊毛フェルト教室は、静岡県浜松市や磐田市などで開催されている「ポッケ」というお教室です。

最初に教室のブログのメール機能から参加申し込みをし、先生と作る課題について相談をしました。

なぜ事前に作るものを決めるかというと、「ポッケ」では材料や道具を貸していただくことができる「手ぶらでOK」なお教室だからです。

私のように右も左も分からない状態には大変ありがたいことです。

私は作るものも具体的には決められなかったので「初心者でも作りやすい、動物のモチーフが良いです」とふんわりお伝えしたところ、先生が初級向けの作品の候補を写真で送ってくださいました。

その中に私の愛してやまない招き猫のモチーフがあったので、そちらを指定して申し込みました。

こちらが今回の課題です。

羊毛フェルトの招き猫

なんとかわいい招き猫ちゃんでしょうか!

しかし結構本格的なモチーフですが、私にも作れるのでしょうか…ドキドキ…。

羊毛フェルトに必要な道具は?

お教室に到着すると、作業テーブルの上には道具や材料が用意されていました。

招き猫を作るのに必要な量の羊毛フェルトやパーツが、ひとつひとつパッキングして用意されていました。

羊毛フェルトの材料

上の写真のミッキーミニーの袋に入っているのが専用の「ニードル(針)」、白くて四角いスポンジのようなものが「羊毛フェルト用マット」、その下の緑のマットは「工作用マット」です。

今回は初心者ということで基本のアイテムのみですが、雑な言い方をしてしまえば羊毛フェルトはたったこれだけでも作れてしまうのです。

なんとシンプル!

羊毛フェルト用ニードル

れが羊毛フェルト専用のニードルです。このように、親指、人差し指、中指で持ちます。

羊毛フェルト用ニードル

この針は先端部分に「バーブ」と呼ばれるギザギザがあるのが特徴で、丸めた羊毛をサクサクと刺していくことで羊毛同士が絡まり合い、フェルト状に形成されます。

先生や他の生徒さんなど、上級者の方々はこのニードルのほかに3本が束になったようなニードルも使用していました。

ニードルにもいくつか種類があるようなので、無知な私がいきなり手芸屋さんに行ったとしてもどれを買えばいいのか悩んでいたことでしょう。

ちなみに、用意していただいたこの針はいただけるということなので嬉しかったです。

羊毛フェルトマット

白いスポンジのような「羊毛フェルトマット」は、針でサクサク刺していく衝撃を受け止めるためのものです。

そして手を休めたい時には針山の役割りをしてくれます。

これを工作マットの上に敷いて、その上でサクサクと作業をしていきます。

指サックがあると安心

羊毛フェルトのニードルは本当に針なので、手を刺すとケガをします。

集中していくと結構なスピードと強さでサクサクしがちになるため、思いっきり手に刺さると痛いです。

そのため、この指サックでフェルトを持つ方の親指や人差し指などを保護しておくと安心です。

先生いわく「つけない方がやりやすい」という方もいるそうで、慣れている生徒さんは装着していませんでした。

しかし、私は不慣れな初心者なので危なそうな時は装着していました。

現に何回かニードルが指サックに刺さっている感覚はあったので、装着しておいて正解だったなと思います(笑)

作り方の基本は、「丸める」と「刺す」

羊毛フェルトは「丸める」と「刺す」で形を作っていきます。

頭、体、手、耳などの各パーツをそれぞれ作り、あとでニードルで合体させていくという作り方でした。

耳や肉球の着色は色のフェルトをサイズに合うように丸めて、同じくニードルで差し込んで装着していきます。

着色も合体も、ニードルで刺せばその場所が繋がっていくのでおもしろいなぁと思いました。

教室で体験するメリット

お教室では目の前で先生が作り方のお手本を見せてくださり、アドバイスや手直しなどもしてくださるため、安心して作業に集中することができました。

本や動画でも作り方を調べることができますが、やはり実際に目の前で見たり質問をした方がコツがつかみやすいと思います。

たとえば料理本を見たときに、私のように「ひとつまみってどのくらいよ?!」と悩んでしまう方はお教室へ行く方が安心できると思います!

制作のコツ

コツはギュッと丸めること

私が感じた羊毛フェルトのコツは、羊毛を丸める時にできるだけギュッと丸めることだと思います。

巻きが甘くてふんわりしてしまうと、いくらニードルで刺してもしっかり固まりにくくなります。

線を描く時はていねいに

今回の招き猫の口のように線を描きたいときには、羊毛をこよりのように細くねじって、ニードルで埋め込みながら描きます。

羊毛を細くねじらないと細い線が描けないので手が震えました。焦らずゆっくりやった方が良いです。

完成作品

作業開始から約2時間、完成した作品がこちらです!

羊毛フェルトの猫

右が私が作った招き猫です。まったくの初心者でも、なんとか形にすることができました!

先生は「表情などは好きなように」とおっしゃってくださったので、見本とは結構かけ離れてしまいました…そして意外にも付属品のたい焼きが難しくて力尽きました(笑)

今回の招き猫は、目や首輪はボンドでくっつけた装飾ですが、そのほかはすべて羊毛でできています。

手や耳のつなぎ目も見た目にはわからず、ニードルで刺すだけでくっつくんだ!と感動しました。

まとめ

サクサクとひたすらニードルで刺していく作業は無心になることができ、心の良いリフレッシュになりました。

本当に作り方がシンプルなので、コツさえつかんでしまえば自己流で好きなものを作れそうです。

次の記事では、今回参加した羊毛フェルト教室「ポッケ」講師の内山かおり先生に、

・100均で売っている材料って正直どう?
・最初から独学でチャレンジできる?
・ペットの毛で作れる?
・リアルに似ている作品を作るコツは?

などなどをインタビューしましたのでご紹介します♪