ドッグフードの正しい保管方法は?冷蔵庫はダメ?買いだめはダメ?

餌を食べる犬

みなさん、愛犬のご飯にはどんなものを与えていますか?

頑張って手作りしている人、消化のいいウェットタイプなど様々だと思いますが、やはり主流は市販のドライタイプのドッグフードではないでしょうか。

ドッグフードは、実は正しく保管しないと、愛犬に健康被害を与えることがあるのです。

そこで今回は、大切な愛犬の健康を守るために、ドッグフードの正しい保管方法についてご紹介します。

ドッグフードは、どうやって保管する?

ドッグフード

一番気にしなければいけないのは酸化とカビの発生です。

開封したペットフードは空気に触れることによってどんどん酸化していきます。

劣化したフードを与えると愛犬の体内の酸化も進み、アレルギーや心筋梗塞、ガンといったさまざまな健康被害につながります。

また、湿度の多い場所に保管しておくと、ドライフードに水分が吸収され、知らない間にカビだらけになるなんてこともあります。

気を付けたいポイントは以下のような4つがあります。

空気に触れないように密閉する

開封後はとにかくしっかり密閉してください。酸化防止の一番は空気に触れさせないことです。

チャック付きのペットフードの場合は、空気をしっかり抜いて密閉。

チャックがない場合は、密閉できる容器や保存袋に移し替えるようにしましょう。

高温多湿は避け、冷暗所で保管する

劣化や湿度を避けるためには常に涼しい場所に保管することが大切です。

キッチンの流しの下などに置いたらかなりのスピードで劣化していきます。

直射日光があたらず、一定の温度をキープできるところに保管しましょう。

冷蔵庫は避ける

冷蔵庫で保存するという飼い主さんもいらっしゃいますが、その場合は食べきる分量を小分けにして密閉容器に入れておかないと逆効果です。

冷蔵庫に保管したペットフードを出し入れすると、外気との温度差で容器が結露して、カビの発生につながります。

ドライフードはおおよそ10%程度に水分が保たれている物が多いので、さらに水分を含むことになり、カビの発生を促進してしまうのです。

できるだけ1か月で食べきる量を購入する

ドライフードといっても鮮度は重要です。長期保存は未開封でもどんどん劣化していきます。

格安だったからと一気にまとめ買いをするのは避けたほうがいいですね。

できれば、愛犬が1か月に食べる量を計算して、その分量の物を購入するようにしましょう。

意外と盲点なのは、愛犬が病気になったり、突然アレルギー反応が出たりして、普段食べているドッグフードが食べられなくなることがあります。

わが家がまさにそういった時期があり、食べられなくなったドッグフードの処分に困ったことがありました。

いつ何が起こるかわからないので、大量保管はおすすめしません。

まとめ

いかがでしたか?

冷蔵庫保管など、一見良さそうな方法もNGなんて知らなかった、と驚かれた人もいるのではないでしょうか。

次回は、ドッグフードの保管におすすめの容器をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

公開日:2019/12/18 最終更新日:2020/09/24