愛犬と一緒にスポーツの秋!初心者でも参加しやすいドッグスポーツや向いている犬種は?
秋と言えばスポーツの秋!という皆さん、愛犬と一緒にスポーツができたらいいな、と思いませんか?
スポーツ好きの方にぜひチャレンジして欲しいのが『ドッグスポーツ』です。
犬と人が力を合わせて行うので、犬との絆をより深めることができますよ!
専門的な知識や特別な道具がなくても、気軽に始められるドッグスポーツもあります。
この秋、愛犬と一緒に挑戦してみましょう!
ドッグスポーツにはどんな種類があるの?
一口に『ドッグスポーツ』と言っても、その種類は多種多様です。
人間と犬が共に参加して行うものと、犬だけで行うものがあります。
日本では陸上競技が有名ですが、海外では水難救助を目的とした水中競技も人気なんですよ。
今回は比較的メジャーで初心者でも参加しやすいドッグスポーツを紹介します。
エクストリーム
犬と飼い主が一緒にスポーツを楽しみ、愛情を深めることを目的としたドッグスポーツです。
1999年からスタートし、全国で大会が開かれています。
犬の体高によってクラスが分けられていて、体高が40cm以下だとミニチュアクラス、40cm以上だとオープンクラスになります。
障害物を乗り越えながらゴールを目指してタイムを競う「総合」は、目まぐるしく変わる展開が見所。
ハードルを飛び越えてゴールを目指す「ハイスピード」は、犬の躍動感を感じられます。
どちらも飼い主が一緒に走り、犬との息の合ったプレーを楽しめますよ。
やってみたいな、と思われた方は、まず競技を観戦してみましょう!
会場の雰囲気、犬たちがどのような動きをしているか、飼い主とのコミュニケーションの取り方など、自分の目で見て分かることがたくさんあります。
競技を観戦したら、自分も参加したい!という思いが強まるかもしれませんね。
そんな方には初心者向けの体験会がおすすめ。
ルールが優しく設定されていて、リードを付けて行うこともできるので、初めてでも十分楽しめます。
設置されている障害物は、山型のスロープや輪くぐり、長いトンネルや狭い隙間を通るフラッグなど。
一つ一つをどのようにクリアできるか、犬の知能と身体能力が試されます。
一緒に走る飼い主も、体力はもちろん愛犬とのコミュニケーション力が試されます。
良くできたらたくさん褒めてあげるのが、完走のコツですよ。
体験してみて、もっと本格的にやりたいと思ったら大会に出場してみましょう。
練習会では本番の前に重点的に練習したり、流れを確認したりできます。
愛犬の得意不得意を見極めて、苦手な部分を克服できるよう助けてあげることが上達のコツですよ!
地区大会は東北地方や中部地方など全国各地で開かれます。
ネット上で参加申し込みができるので、参加要項をチェックして申し込みましょう。
エクストリーム公式サイトでは、全国で開かれる大会の会場やスケジュールが載せられています。
競技を見たい方、参加したい方はぜひアクセスしてみてください!
ディスクドッグ
ディスクを飼い主が投げ、犬がキャッチして飛距離や美しさを競う競技です。
競技として楽しむのはもちろん、愛犬との遊びとして気軽に楽しめるのも人気のポイントです。
こちらのディスクはゴムが柔らかく犬の歯に優しいのでおすすめです。
4個セットなのでもし壊してしまっても安心ですね。
初めてディスクを見る犬にとって、いきなりキャッチするのは至難の業。
まずはディスクが楽しいおもちゃだと認識してもらいましょう。
ボールのように転がして持って来てもらい、上手にできたら思い切り褒めます。
飼い主の側も楽しむことが大切ですよ。
ディスクを持って来られるようになったら、次は犬の前にディスクを投げ、キャッチできるように練習しましょう。
最初は短い距離で、上手にできたら少しずつ距離を伸ばすのがコツです。
飼い主のコントロールも大切なので、犬が取りやすい位置に投げられるよう意識しましょう。
ディスクドッグは3種類の競技があります。
・飛距離や正確性を競う「ディスタンス・アキュラシー」
・音楽に乗ってディスクをキャッチし、飼い主と犬がまるでダンスをしているような「フリースタイル」
・スピード勝負の「タイムトライアル」
初心者から上級者までクラスが分かれているので、大会に参加する時は実力を見極めてぴったりのクラスを選びましょう。
ナショナルディスクドッグアソシエーション公式サイトで参加申し込みや大会の日程をチェックできます。
初心者向けに1から講習を行う「ディスクドッグ・クリニック」も開催されていますよ。
ドッグスポーツに向いている犬種は?
どんな犬種でもドッグスポーツを楽しむことができますが、やはり運動能力や学習能力の高い犬が向いているようです。
・ボーダーコリー
・シェットランドシープドッグ
・トイプードル
・ジャックラッセルテリア
これらの犬種は大会でも上位に入ることが多いようです。
ボーダーコリーやシェットランドシープドッグは、牧羊犬なので活発で従順です。
トイプードルやジャックラッセルテリアは狩猟犬で、高い知能やスタミナを誇ります。
これらの犬種でも体力や性格は個体差があるので、その子に合うスポーツを選んであげてくださいね。
まとめ
『ドッグスポーツ』は愛犬と喜びを共有でき、体を動かす爽やかさも感じられます。
趣味として楽しむのもよし、大会に参加して本格的に行うのもよし、楽しみ方は人それぞれです。
『ドッグスポーツ』で、愛犬と充実した時間を過ごせますように!