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野良猫を拾ったらまず便検査を!猫のお腹の寄生虫の種類や薬の投与方法

みなさまこんにちは!
ReCheriライターchiiです(^^♪

以前の記事で、我が家の黒猫ネロ君の去勢手術の体験談を書きました。

その手術の時に、先生が気になる一言をおっしゃっていたことから私に激震が走りました。

「血液検査に問題はなかったのですが、ある数値が少し高いです。この数値は寄生虫がいる時に上がりやすくなるものなのですが…」

なぬ?!寄生虫とな?!

黒猫ネロ君は約半年前に、人様の車のボンネットから救出した野良猫です。その時は生後約2ヶ月の子猫でした。

今回私がなぜ驚いたかというと、保護してから既に寄生虫の駆除を行っていたからです。

スッカリ安心していたのですが、実は思い当たる節もあり…。

去勢手術が無事終わったのもつかの間、今度は寄生虫を駆除することになりました。

一難去ってまた一難とはこのことですね(;’∀’)

そこで今回は、猫のお腹の寄生虫の種類や虫下しの投薬のコツ、便検査にウンチを持っていくときの工夫などについてまとめました。

特に野良猫ちゃんを保護した飼い主さんのご参考になれば幸いです!(^^)!

猫のお腹の寄生虫の種類

寄生虫はその名の通り、体に寄生して生きる虫のことです。

ノミやダニ、シラミなどの虫は皆さんも良くご存知かと思います。

これらは犬や猫などの動物の皮ふに寄生する虫ですね。

寄生虫には皮ふのほか、お腹の中に寄生するものもいます。

今回は猫に寄生しやすい代表的な猫の寄生虫についてまとめました。

猫回虫(ねこかいちゅう)

回虫とは、ヒトや動物の小腸に寄生する寄生虫で、ミミズのような形をしています。

猫回虫はネコ科の動物に寄生する回虫の代表とも言える寄生虫です。

これが厄介なのは、たとえ寄生していても成猫だと無症状であることが多く、発見が遅れることがあるためです。

通常は命に別状はありませんが、大量に感染すると死に至ることもあります。

無症状ではありますが、感染している場合はウンチや吐しゃ物の中から白いひものようなものが見つかり、感染に気付くことがあります。

また、感染していた場合、お腹が膨らんでくることもあります。

猫鉤中(ねここうちゅう)

猫の腸に寄生して腸壁に噛みついて血液を吸って生きる寄生虫で、約1cmほどの白い形をしています。

ウンチに血が混じっていたり、貧血の症状が見られる場合には猫鉤虫の疑いがあります。

瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)

サナダ虫」と聞くとピンとくる方も多いかもしれません。

瓜実条虫は別名サナダ虫と呼ばれ、まるで連なったレンコンのような、節のある形をしている寄生虫です。

瓜実条虫の卵はノミが猫に運び、猫のお腹の中で育ちます。

お腹の中で育った後、瓜実条虫の節が各々ちぎれてウンチと一緒に排出されるため、ウンチに米粒が混ざっているような状態に見えます。

このウンチの異変で飼い主さんに発見されることが多いです。

この瓜実条虫は人にも感染しうる寄生虫ですが、ノミを媒介しないと感染しないシステムになっています。

たとえ口に入れたとしても簡単には感染しませんが、瓜実条虫の卵を持っているノミの体を体内に入れてしまうと感染してしまいます。

人がノミをつぶした手で口を触ってしまったり、猫がノミを食べてしまうなどが原因で感染します。

この瓜実条虫も猫回虫と同様に、感染していても無症状のことが多い寄生虫です。

感染しても命に別状はない寄生虫ですが、まれに大量に感染すると下痢の症状や、栄養を持っていかれてしまうことでの体重減少が見られることもあります。

便検査にウンチを持っていくときのコツ

瓜実条虫のように、乾いてしまうとしぼんで存在感が無くなってしまう寄生虫もいます。

ですので、便検査に持っていくウンチはできるだけ排泄したてホヤホヤのものがベストです。

そして、確保したウンチをラップに包んでからビニール袋に入れて持っていくのがオススメです!

こうすることでウンチが乾いてしまうのを防げますし、臭いもシャットダウンできます◎

ネロ君のお腹にいたのは瓜実条虫でした

今回ネロ君のお腹に見つかったのは瓜実条虫でした(*_*)

ノミがいたことのある猫ちゃんは感染している可能性がありますので、ウンチに米粒のようなものが混じっていないかチェックしてあげましょう。

ネロ君も保護時にはノミをドッサリ持っていたので、それが原因かと思います。

1匹1匹ノミをピンセットで取って駆除するという途方もないノミとの戦いをしたのですが、3時間かけてノミを退治したことでスッカリ安心していました(;’∀’)

ウンチに混じった米粒のような瓜実条虫の節々は乾くと小さくしぼんでしまうため、排出してから時間の経ったウンチだと気付かないこともあります。

実は私もネロ君のウンチに米粒のようなものが混じっているような気がしてたのですが、やはり時間が経ったウンチでは異変は見られず「気のせいか…猫砂が混ざっただけかな?」なんて気楽に考えてしまっていました。

なぜなら、ネロ君は既に寄生虫の駆除薬を病院で2回も投与していたからです。

この安心感から私はスッカリ油断していましたので、去勢手術の血液検査の数値を見て先生が気付いてくれて良かったです(>_<)

虫下し薬の投薬方法とコツ

虫下しのお薬は1ヵ月の期間を空けて2回行います。

ネロ君は受診した時に獣医さんに1回目を投薬していただきましたが、1ヶ月後の2回目の投薬は自宅で行えるようにお薬を処方していただいて帰りました。

虫下し薬の投薬方法は難しくないため、1ヶ月後に再び病院へ来る手間を省けるという獣医さんのご提案でした。

ネロ君が処方されたのは「プロフェンダースポット」というお薬でした。

このように銀色のパッケージで「猫用」と記載されていました。


■プロフェンダースポットのパッケージ

銀色のパッケージを開けると、接着剤のようなサイズのお薬が入っています。

フタを逆にして押し込むと、突起で中蓋が破れて薬剤が出てきます。


■パッケージを開けると、このようなお薬が出てきました

このお薬はノミやダニの予防薬と同じく、皮ふに垂らすことで薬剤が吸収されるシステムのものです。


■投与方法の説明書です

虫下しの投薬のコツ

皮ふに垂らすタイプのお薬で気を付けたいポイントは、舐めにくい部分に垂らすことです。

ノミやダニの駆除薬と同じく、お薬を舐めてしまうと体に良くありませんし、お薬の効果も薄れてしまいます。

特に猫は体が柔らかいので自分で舐められる範囲も広いので、ピンポイントで投薬します。

投薬するのは首輪の下~後頭部のあたりがおすすめです↓


■この写真の2か所の星印部分が投薬におすすめです。

①の首輪の下は物理的に首輪で隠れますので猫が舐めにくい部分です。しかし、薬で首輪が濡れてしまうことがデメリットな部分です。

ですで私は②の後頭部に投薬しました。

頭の後ろは猫が直接舐められない部分で、手も届きにくいことから投薬におすすめの部分です。

薬は皮ふから吸収されますので、投薬するときは毛をかき分けて直接皮ふに薬が垂れるようにすることがポイントです。

そして、投薬したらしばらくその部分は薬で濡れていますが、飼い主さんも触らないようにして自然乾燥させながら薬が吸収されるのを待ちましょう。

まとめ

野良猫を保護して迎え入れた場合、ほとんどと言っていいほどノミや寄生虫を持っている可能性が高いです。

そして今回のうちのネロ君のように、病院で既に虫下しのお薬を投薬していたにも関わらず寄生虫が残っている場合もあることを私は知りました。

ですので、投薬を既に済ませていたとしてもウンチや吐しゃ物に異変を感じたら、もう一度獣医さんに検査してもらうことをおすすめします!

野良猫ちゃんをおうちに迎え入れた時は必ず動物病院へ連れていき、健康チェックやの見取りを行ってもらうと安心ですね。

その時は猫ちゃんだけではなく、ウンチも一緒に持って行くと便検査がその日にできますのでスムーズです。

これでようやく我が家にも平和が訪れました。

みなさんも野良猫を保護した時はぜひ猫ちゃんの便検査もお忘れなく行ってくださいね(^^♪