雨の日の運動不足を解消しよう!愛犬と室内で楽しく遊ぶ方法!

そろそろお散歩に行こう!

と思った時に、窓の外は雨…

こんな時はどうしていますか?

小型犬ならば、抱っこして外出することも可能です。

ですが、大型犬やお散歩中にしか排泄できず、お家の中で我慢してしまう愛犬の場合は、雨が降っていてもお散歩に行かないといけませんよね。

雨に濡れてしまうと帰宅後が結構大変です。

そんなことを考えると、排泄だけ済ませて、いつもより、お散歩時間を短縮させる飼い主さんも、多いのではないでしょうか。

そうすると、愛犬が運動不足になったり、ストレスを溜めてしまうことも少なくありません。

こんな時に、室内で愛犬と楽しく遊ぶ方法を知っておくと、愛犬との絆も更に深まるのではないでしょうか。

犬にとってのお散歩効果とは・・・

まず初めに、なぜ室内で遊ぶことが重要なのでしょうか。

それは、犬にとってお散歩が、どのような効果があるのかを知ると、室内で遊ぶ重要性も見えてくると思います。

犬の運動不足解消

適度な散歩を続けることで、肥満防止や運動不足の解消になります。

肥満は、心臓に負担がかかったり、脂肪が気管を圧迫して呼吸がしにくくなったり、糖尿病にかかる可能性も高くなるそうです。

犬も人間と同じで、歩かないと筋力がどんどんと、落ちてしまいます。

小型犬は膝蓋骨脱臼にもなりやすいと言われていますので、運動不足には気を付けたいですよね。

犬のストレス解消・リフレッシュ効果

特に犬は、嗅覚が優れています。

お散歩でニオイを嗅ぐことで、多くの情報を収集しています。

これによって「探索欲求」が満たされ、ストレス発散にも繋がっています。

いつもと違う景色や、草花・土などの自然の匂いを感じるだけでも、よい刺激になり、そうした新鮮な刺激が、脳を活性化させるそうです。

社会性の学習

犬にとって外に出かけることは、新しいニオイや音、初めて会う人や犬との出会いの場でもあります。

犬は、新しいことを経験することによって、社会性を学習するそうです。

たくさん刺激を受けて、社会性を伸ばしてあげるためにも、散歩は必要なのです。

おすすめの室内遊び

毎日お散歩に行けることが理想ではありますが、雨の強い日や、どうしてもお散歩に行けない日は、あると思います。

そんな時に、室内遊びはお散歩の代わりに、運動不足やストレスを解消する手段になります。

愛犬が室内でも楽しめる方法をいくつか紹介しますので、愛犬と楽しくコミュニケーションを図ってみてくださいね!

ボール投げ


ボール、またはヌイグルミでも何でもOKです。

「取ってきてね」と言い、おもちゃを投げます。

飼い主さんが投げたおもちゃを持ってきたら、褒めてご褒美をあげましょう。

室内にいながら十分な運動量が確保できるので、おすすめです。

おもちゃの引っ張り合い


ロープやタオルなど、引っ張れるものであれば、何でもOKです。

ただ引っ張り合いをするのではなく、生きているように動かしてみたり、変化をつけると愛犬も楽しめます。

引っ張っていて、唸ったりヒートアップしてきた時は、「だして」「ちょうだい」などのコマンドを出して、一度落ち着かせてから再開しましょう。

嗅覚を使ったゲーム

手の中にお菓子を隠して、どちらの手にお菓子が入っているか当てるゲームや、お菓子を隠して探す宝探しゲームなど、知的な遊びで、愛犬の満足度も高いはずです。

■宝探しゲームのやり方■
① 見た目が似ている箱をいくつか用意し、一つにご褒美を入れておきます。
② 箱を犬の前に並べ、「サーチ」「探せ」「ゴー」など決めたコマンドを言い、ご褒美の入った箱を探させます。
③ 見つけることが出来れば、ご褒美をあげ、たくさん褒めてあげましょう!

段々とレベルアップすれば、部屋に箱を隠したり、愛犬も飽きずに楽しんでくれると思います。

しつけの練習

犬は向上心の強い動物だそうです。

何かを教えられて学び、それを実行することを楽しみます。

新しいコマンドを練習したり、いつもできているものでも、普段から練習しておくことで、問題行動が起こりにくくなるでしょう。

犬にたくさん話しかけよう

犬にとって、無視をされることが一番辛いことです。

犬は人間の言葉が分かりませんが、人の気持ちを敏感に感じ取る能力に長けているそうです。

優しい言葉で話しかけてあげることで、飼い主さんに気にかけて貰えていると、安心感に繋がります。

犬専用フィットネス

こちらはお家ではないですが、今は運動不足解消や筋力強化の為に、犬専用フィットネスというものがあります!

プールや、ハードル・バランスボールなどなど、楽しそうなプログラムがたくさんあります。

プロの方に任せてみるのも一つの手ですね。

室内ドックランに出かけるのも、愛犬は喜びそうです。

家の中で遊ぶ時の注意点

滑り止め対策を行う

フローリングなどの滑りやすい素材は、愛犬の怪我に繋がります。

ワックスをかけたり、滑り止めマットを敷いて、安全対策を行っておきましょう。

ご褒美を与え過ぎない

食べ物の与え過ぎは、肥満に繋がるので気をつけましょう。

しつけの練習などで、ご褒美をたくさんあげる時は、一回に与える量を少量にしてあげてくださいね。

誤飲に気をつける

おもちゃが破けて中綿が出ていたり、壊れていないかチェックしましょう。

部屋にある物で、誤飲に繋がる物も片づけてから遊びましょう。

主導権は飼い主さんが握る

引っ張り合いやボール投げは、飼い主さんが主導権を握り、遊びの最後は飼い主さんが決めるようにしましょう。

遊びを終わる時は、「おしまい」のコマンドで終われるように、メリハリのつけた遊び方をしましょう。

まとめ

室内遊びは、片手間で遊ぶのではなく、飼い主さんも一緒に心から楽しんでください!

大好きな飼い主さんと楽しく遊ぶことで、愛犬の満足度は格段にアップしますよ。

お散歩に行けない時も、フードやおもちゃを上手に使用して、愛犬とのコミュニケーションを図りましょう!