うさぎ好きさん必見!岡崎神社に行ってきました☆

ウサギ

京都市にある「岡崎神社」をご存知ですか?

狛犬ならぬ「狛うさぎ」や、おみくじからお守りに至るまで、境内のあらゆるところにうさぎがいる、うさぎ神社です。

うさぎを飼っている身として一度訪れてみたかった岡崎神社に遂に行ってきました!

今回は、「岡崎神社」をリポートします!

岡崎神社とは

京都府京都市左京区にある岡崎神社は、794年の平安京遷都の際に東である「卯の方角」を護るために建立されました。

祭神は、出雲大社の祭神の天照大神の弟神で、あの有名なヤマタノオロチを退治した「素戔嗚尊(スサノヲノミコト)」と、その妻の「奇稲田姫命(クシイナダノミコト)」、二人の間に生まれた8人の子供の「八柱御子神(ヤハシラノミコガミ)」です。

また、辺り一帯が野うさぎの生息地だったそうで、うさぎは神様の使いとしても伝えられています。

ご利益は、子授け・安産・縁結び・厄除けなど。

素戔嗚尊と奇稲田姫命の子供が三女五男の子だくさんなことや、うさぎが多産なことも由来のようです。

アクセスと近くの観光スポット

岡崎神社のすぐ前に市バスの「岡崎神社前」のバス停があります。

銀閣寺方面や、ショッピングに便利な四条河原町に1本で行けるので、京都観光で市内を巡る際に立ち寄りやすいです。

また、平安神宮や京都市美術館などにも徒歩で行けるのでお散歩して観光名所を巡ったり、オシャレなカフェでひと休みなんかも素敵ですね。

実際に訪れてみました!

市内の大通りに面していますが、境内は静かで落ち着いた雰囲気です。

まだ残暑が厳しい9月に訪れたのですが、木々が多く生い茂っているせいかとても涼しく、吹き抜ける風が心地良かったのを覚えています。

八坂神社や平安神宮などと比べるとさほど広くはないですが、立派な本殿は格式の高さを感じます。

結婚式もできるそうで、ちょうど私が訪れた際にカップルらしき男女がお話されているのを見かけました。

京都の由緒ある神社での挙式なんて憧れますね!

「狛うさぎ」とご対面

本殿の前には狛犬ならぬ「狛うさぎ」が鎮座しています。

左右でそれぞれ性別が違うそうで右側の口を開いている方がオス、左の閉じている方がメスです。

口はそれぞれ「阿形(あぎょう)」「吽形(うんぎょう)」のいわゆる「阿吽(あうん)の呼吸」を意味しています。

寺院の山門の左右にある仁王像と同じですね。

筋骨隆々で怒りの表情をしている仁王像と比べると、とてもキュートで愛らしく人懐っこい表情をしていますね。

この2匹の「狛うさぎ」の頭を撫でると、縁結びのご利益があると言われています。

「子授けうさぎ」を撫でよう

本殿のお参りを終えたら、手水舎にある「子授けうさぎ」をチェック。

「子授けうさぎ」は、その名の通り水を掛けてお腹をさすって祈願すると子宝に恵まれると言われています。

月を見上げて2本足で立っている姿は、我が家のうさぎが周囲をキョロキョロと見まわす時にする「うたっち(うさぎ+立つ)」の様子にそっくりでなんだか親近感を覚えます。

「子授けうさぎ」の後ろにびっしりと並ぶ絵馬もなかなかの迫力でした。

ずらっと並ぶ「うさぎみくじ」

本殿の向かいにある「うさぎみくじ」の行列は岡崎神社で最も有名なフォトスポットです。

おみくじの容器を持ち帰らずに奉納して行く方も多く、このような行列になったのだとか。

よく見ると目の大きさや口の形など、一つ一つ表情が違います。

コロンとしたフォルムかとってもキュート!

「うさぎみくじ」は白とピンクの2種類があります。

社務所で授与しているので、ぜひお気に入りの「うさぎみくじ」を見つけてくださいね。

私はじっくり悩まず、直感でビビッときた白いうさぎに決めました!

おみくじは境内で結んで、うさぎの容器だけ持ち帰ることにしました。

容器は焼き物で、とても軽いです。

割れやすいので、持ち帰る際はバッグの中で荷物やお土産でつぶれることのないように、ハンカチに包むなどの工夫をすることをオススメします。

お守りもやっぱりうさぎ!

お守りも、健康お守りや縁結び、子授けなど色々な種類の守りがあります。

わたしは鮮やかな黄色が印象的な「飛躍(ぴょん)守」にしました。

我が家のうさぎが、来月に控えた避妊手術もぴょんと跳ねて乗り越え、いつまでも元気でいて欲しいという願いも込めて選びました。

京都から帰ってから

奉納せずにお持ち帰りした「うさぎみくじ」は、「飛躍守」と一緒に我が家のうさぎのケージに飾ってます。

「うさぎみくじ」はコロンとしたボディのせいかケージの上に置くとバランスが悪く倒れてしまうので、家にあった豆皿に乗せてみました。

色合いも良く、なんだか神々しく感じますね!

飛躍守もクリップでケージに引っ掛けて飾っています。

さいごに

いかがでしたか?

鳥居をくぐると境内のいたるところにうさぎがいる、まさに「うさぎ神社」

私はうさぎを飼っているという立場から訪れましたが、子授けや安産のご利益があることから妊活中の女性や夫婦で訪れる方も多いと聞きます。

また、ご紹介した「うさぎみくじ」の行列がフォトジェニックだと近年SNSや観光情報誌にも取り上げられ話題を呼んでいます。

訪れる理由はどうであれ、マナーを守って楽しく参拝しましょうね!

岡崎神社 公式サイト