ビギナーさん必見!モルモットの飼い方や魅力を徹底解説!
「小さな動物を飼ってみたい!」
「初めての飼育で飼いやすい動物は?」
そう思った時、思いつくのはハムスターやうさぎ、フェレット…最近ではハリネズミやモモンガも人気ですね。
今回ご紹介するのはモルモットです。
実はモルモットはかわいらしく感情豊かで、ファンが多いペットなんですよ!
モルモットはどんな動物?
モルモットは、もともとペルーやチリなど南米の山岳地帯に生息していました。
日本には江戸時代にオランダから持ち込まれ、明治時代にはペットとして広く普及しました。
現在では、ペットショップやホームセンターで販売されており、価格は3,000円~10,000円、種類や毛並み、毛の色によって価格が異なってきます。
店頭の子供は、大きさが10㎝~15㎝、大きめのお饅頭ほどですが、大人になると20㎝~40㎝ほどになります。
我が家のモルモットは女の子で20㎝ほどです。以前飼っていたモルモットは男の子で30㎝ほどでした。
種類にもよりますが、男の子のほうがやや個体が大きくなる傾向があるようです。
モルモットのお迎え準備に必要なもの
モルモットをお迎えする時に必要なものは以下になります。
・ケージ
・ごはん
・エサ入れ・給水機
・床材
・巣箱
それぞれ、モルモットの特性に合わせて選ぶ必要があるので、細かく見てみましょう。
ケージ
モルモットは、個体差がありますが運動能力は高い方です。
飛び跳ねて出ないように天井付きのケージを用意しましょう。
広さは、1匹につき1㎡は必要です。
モルモットはきれい好きなので、「トイレ」「ごはん」「寝る場所」を分ける習性があります。
また、運動量が多く走り回ることも多いので、ゆとりを持った大きさのケージを用意してください。
ごはん
ごはんは、主食は牧草、朝と晩にペレットや野菜、果物を与えます。
牧草は柔らかいもの固いもの、たくさんの種類があります。
モルモットはその子によって好みが変わるので、よく食べてくれるものを見つける必要があります。
生の野菜や果物は水分が多いので、たくさん与えるとおなかを壊してしまうので注意が必要です。
フリーズドライのフードがあるので、活用してみましょう。
餌入れ
エサ入れは、ご飯をおねだりする時や食べている時にかじることがあります。
ステンレスや木製のものがおすすめです。
モルモットは意外と力が強いので、軽量のものは簡単にひっくり返したり、蹴っ飛ばしたりします。
ケージに固定するタイプや重さのあるものを選びましょう。
床材
床材は季節や、その子の好みによって変わってきます。
我が家では小さい頃はペットシーツを使っていましたが、かじるため、すのこを敷きました。
しかし、モルモットは足が小さく、跳ねたり走ったりするので、すのこの網に足を引っかけ、かかとをケガさせてしまいすぐに撤去…現在は広葉樹のチップの上に牧草を敷いています。
巣箱
巣箱はとても重要です。
臆病なモルモットは体を隠す習性があるので、安心できる快適な巣箱が必要不可欠です。
大きすぎず、小さすぎず、快適な巣箱にしてあげるためには、子供用と大人用と分けて購入する必要があります。
さらに、かじってボロボロにしていくので消耗品と考えた方が良いでしょう。
跳ねたり跳んだりするのが好きな運動能力の高い子は、上に登って遊べるようなしっかりとした木製がおすすめです。
また、藁でできたトンネル状の巣箱も喜んでくれます。
モルモットは牧草に囲まれて過ごすのが好きなので、藁でできた巣箱は快適といえるでしょう。
その他
他には、小動物用のヒーターや、トイレ用のペレット状の敷材などがあるとより安心です。
モルモット専用のケージやグッズはとても数が少ないので、ウサギ用、フェレット用、小鳥用などのグッズの中から工夫して活用していくことになります。
育てながらぴったりのものを見つけていきましょう。
モルモットをもっと知るためのQ&A
モルモットのビギナー飼い主さん、モルモットと一緒に暮らしたい方の疑問にお答えします。
モルモットのケージはどこに置けば良い?
モルモットは寒暖差や高温多湿などが苦手です。
廊下や玄関、窓際などは避けましょう。
臆病な性質ですが、慣れてくると飼い主さんが大好きになりキューキュー鳴いて甘えてきます。
リビングなど常に姿が見える場所に置くことは、モルモットにとっても安心できる環境になります。
やたら飛び跳ねる…怒ってるの?
子供や若いモルモット、陽気な子によくみられる行動です。
ポップコーンジャンプと呼び、嬉しい時や喜んでいる時のサインです。
逆に怒っている時は、キーキーと大きな鳴き声をあげたり、体に力が入っていたりします。
モルモットはしつけができる?
モルモットは犬などと違い、しつけはできないものと思っておいた方が良いです。
怒ったり叩いたりしても「悪いことをしたから怒られた」と考えることはできません。
習性をよく知って、困ったことが起こらない環境づくりを行うことが基本です。
まとめ
モルモットは、人に良くなつき、感情豊かな動物です。
うれしいことや怒っていることを鳴き声やしぐさで表してくれるので、飼いやすい小動物です。
個性が強い動物なので、お迎えをしたらどんな性格で、どんなことが好きなのか、よく観察し触れ合いながら、工夫しながら育てていきましょう。