一人暮らしでも飼える!うさぎの魅力と気を付けること

ウサギ

長い耳にくりっとした目。可愛らしさ満点のうさぎですが、

・うさぎって繊細で手間がかかりそう
・周りに飼っている人がいないからイメージしにくい

そう思って飼うのを悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ところが実は、一人暮らしでも飼いやすい動物としてランキング上位にランクインしています。

今回は、ペットの中でも比較的飼いやすいとされているうさぎのオススメポイント、気をつけたいこと、をご紹介します!

うさぎのここが飼いやすい!オススメポイント

鳴かない・吠えない

まず、うさぎは基本的に鳴きません。

声帯がないため、鳴き声を上げることはなく、貸物件に住んでいても鳴き声での騒音トラブルの心配がありません。

鼻をぷぅぷぅ、ぶぅぶぅと鳴らして感情を表現する事がありますが、決して大きなものではありません。

ちなみに、高い音でのぷぅぷぅは、機嫌が良い時やリラックスしている時に出る音で、反対に低めのぶぅぶぅ・ぶっぶっといったものは怒っている時、嫌がっている時に出るものです。

外に散歩に行かなくてOK!

次に、散歩の必要がありません。

一日の大半をケージの中で過ごし、ごはんを食べたり眠ったりしてのんびりと過ごしています。

1~2時間ほど、部屋に放してあげる「おさんぽ」ならぬ「へやんぽ」の時間を作ってあげるだけで、うさぎにとっては充分な運動になります。

仕事の帰りが遅くて散歩に行く時間がなくても部屋の中で遊ぶ分には大丈夫かも!という方も多いのではないでしょうか?

ケージの中では見られないようなダッシュする様子や、ゴキゲンなときに出るジャンプも見られるかもしれませんよ!

さらに「へやんぽ」タイムは、うさぎとコミュニケーションをとれる大切な時間でもあります。

一緒に遊んだり、撫でてあげることでうさぎとの信頼関係も深まること間違いなし!

おでこや背中からお尻にかけてやさしく撫でてあげるとうっとりとした表情をしてくれます。

撫でられることが大好きなうさぎだと「もっと撫でて!」と催促してくる子もいて、とってもキュートです。

トイレのお世話が楽ちん!

そして三つ目に、トイレの世話が楽ちんです。

きちんとしつけを行えば、トイレはばっちり覚えてくれます。
子うさぎの頃から飼っているとトイレトレーニングは比較的簡単だと言われています。

私の飼っているうさぎも、「へやんぽ」中でもトイレはケージに戻ってしてくれるので、掃除が楽で本当にありがたいです!

ニオイも食べているものが牧草なのでほぼ無臭です。

強いて言えば、盲腸便(うさぎが自ら作り出したタンパク質とビタミンと多くの微生物を含んだ食事用の便)はちょっと臭いますが、逆を言えばそれ以外のうんちが臭うときは病気のサインの可能性があると言えます。

丸いうんちが繋がっているものも「毛球症」と呼ばれる病気かもしれませんので注意が必要です。

毛球症とは、毛づくろいなどで飲み込んだ毛が胃の中で溜まって食欲不振に繋がり、最悪手術になる可能性もあります。

こちらを防ぐには、普段からこまめなブラッシングをしてあげましょう。

うさぎも生き物。ここに気をつけてあげて!

次に、気をつけてほしいポイントを挙げていきます。

急な環境の変化、騒がしい場所が苦手

一つ目として、環境の変化に弱いので注意が必要です。

転勤などで引越が多いと新しい環境になかなか慣れず、ストレスが溜まって体調を崩す可能性があります。

線路のすぐそばのような騒音が気になるようなところも避けることをおすすめします。
比較的静かで、落ち着いた場所にケージを置いてあげてくださいね。

お店からお迎えしてきたばかりの時も、慣れるまでは抱っこ等はしないで最初はそっとしておいてあげるのがベストと言われています。

暑さ、寒さ対策

二つ目に、室温の調整が必須です。

特に暑さに弱いので、夏場はクーラーをほぼつけっぱなしになります。
もふもふの毛に覆われている上に、汗をかくことができない為、暑さに弱い生き物です。

寒さに強いわけではないので、冬はヒーターをつける等対策が必要です。
ヒーターは床置きタイプ、壁掛けタイプなどがあります。

うさぎの性格や年齢にあわせて選んであげましょう。

まとめ

これらの事に注意すれば、うさぎを飼うことは決して難しいことではありません。

なついてくれますし、意外と感情豊かな面もあります。

臆病でおとなしいと言われていますが、個体によって性格は様々ですし、オスとメスでも性格に差が出てきます。

我が家のうさぎはややツンデレ気味のクールな女の子です。
普段はあまり甘えてきませんが、もっとなでなでして!と手の下に顔をもぐり込ませる様子はキュンとします。

男の子は若干甘えんぼさんでフレンドリーな子が多いと聞きます。

子うさぎの頃はなかなかオスメスの判別がつきにくいのでホームセンターやペットショップでは性別不明で販売されていることがあります。

どっちの性別かわかっている状態でお迎えしたいのであれば、うさぎ専門店に行かれることをオススメします!
うさぎ専門店のスタッフさんならば知識は抱負でとても心強い存在です。

ショップによっては爪切りやブラッシング、抱っこの講習会などを行っているところもあるのでお迎えした後もお世話になることもあると思います。

少しでも興味を惹かれたらぜひ、ペットショップやうさぎ専門店に足を運んでみてくださいね!