犬好きさんにオススメしたい本6選

本屋さんに行くと、数えきれないほどたくさんの種類の本が並んでいます。
犬好きのみなさんの中には、本屋さんに行くと犬関連の本につい目が行ってしまうという方も多いと思います。

愛らしい犬の表紙を見つけると、つい惹かれてしましますよね。

犬の本が読みたいと思っていても、かなりの数の犬関連本があるので、どれにしようか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。
今回はそんな犬好きの方にぜひオススメしたい本6冊をご紹介します。

おすすめの絵本

絵本にも犬が登場する作品が多くあります。
絵がメインになっているのでお子さんでも読みやすく、読み聞かせにもぴったりです。

また、絵本というと子供向けの読み物という印象が強いですが、大人になって読んでも心が揺さぶられる絵本もたくさんあります。

いつでも会える


こちらは犬の絵本の中でも、累計110万部を売り上げた人気絵本です。
テレビやCMで観てご存知の方も多いのではないでしょうか。

主人公の犬のシロ。ある日突然、大好きな飼い主のみきちゃんを亡くしてしまいます。
大きな悲しみや戸惑いを感じながらも、懸命にその悲しみを乗り越えようとするシロの姿を描いた一冊です。

シロの純粋で無邪気な懸命な姿に心打たれます。

虹の橋 Rainbow Bridge


動物を愛するすべての人に向けた温かい絵本です。
「虹の橋」は原作者不明のまま世界中に広がったと言われており、たくさんの作家さんによって様々なリメイク本が発売されています。

いつか訪れるペットとの別れ。命あるものいつかは経験しなくてはならない「別れ」です。
しかしこの本を読むと、ペットの死は永遠の別れではない。いつか必ず会える。悲しい気持ちから救ってくれる心温まる本です。

もしペットを亡くされて悲しい思いをされている方、また悲しみに押しつぶされそうな時にぜひ読んでもらいたい作品です。

ずーっとずっとだいすきだよ


こちらもとても有名な絵本です。
小学一年生の教科書にも使われたことで、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

私が幼い頃に両親に読み聞かせしてもらい、大人になった今でも大切にしている本です。
いつ読んでも涙が止まりません。

犬のエルフィーと男の子が共に成長していく姿を描いています。
命や死について、まだ理解できていない小さなお子さんにもわかりやすく、そして温かく、命の大切さや命には限りがあること、毎日大好きな相手に言葉で「大好き」と伝える大切さを教えてくれます。

お子さんにも大人の方にもぜひオススメしたい一冊です。

おすすめの小説・その他

小学生から大人の方にも読みやすく、幅広いジャンルで展開されている小説本や文庫本。
その中にも犬の名作本がたくさんあります。

犬と私の10の約束


映画化もされ、よく知られているお話かもしれません。
犬の短編集「犬の十戎」をもとに描かれたといわれています。

ある日主人公あかりの前に、かわいい子犬が現れます。
その子犬にソックスと名付け、病気で亡くってしまう母と生前かわした「10の約束」。
あかりの成長とソックスとの関わりを描いた物語です。

私が幼い頃に犬を飼うときに母に渡された本です。「10の約束」を紙に書いて部屋に貼っていました。

《10の約束》
1. 私と気長につきあってください。
2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3. 私にも心があることを忘れないでください。
4. 言うことをきかないときは理由があります。
5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
6. 私をたたかないで。本気になったら私の方が強いことを忘れないで。
7. 私が年を取っても仲良くしてください。
8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。

文だけでなく、かわいい写真もところどころ載っているのでお子さんでも読みやすいですよ。

ペットはあなたのスピリチュアル・パートナー


スピリチュアル・カウンセラーとしてテレビでも知られている江原啓之さんの本。
私が最愛の愛犬を亡くして、悲しみが絶えず、絶望の淵にいた時に出会い、救ってくれた一冊です。

ペットとの出会いから幸せな別れ方まで、どう向き合って共に生きていけばいいのか考えながら、そっと背中を押してくれる本です。
ペットとの出会いは偶然ではなく必然で、私たちと大切なペットは「スピリチュアル・パートナー」。

当時の私のように最愛のペットを亡くしてペットロスになっている方にもぜひ読んでいただきたいです。

盲導犬クイールの一生


こちらもドラマ化されたりと、ご存知の方も多いと思います。
実話が元になっています。

クイールの誕生からパピーワォーカーでの幼少期、訓練所でのトレーニング、盲導犬としての仕事、引退犬としての生活、クイールの最期と、クイールの一生を描いた本です。

私が初めて盲導犬の存在を知ったのもこの本です。
何度も涙し、繰り返し読んだ一冊です。

小学生くらいのお子さんでも読みやすい写真つきです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
読んだことがある本、ご存知の本はありましたか?

私たちの心を温かくしてくれる犬の本は、ここでご紹介しきれないくらいたくさんあります。
ぜひ本屋さんでお気に入りの一冊を見つけてみてください。