猫と仲良くなりたい!猫が触られて嬉しい所・嫌なところを徹底解説
猫好きさんの誰もが望むこと、それは…
「猫に触りたい!!」
ではないでしょうか。
美しい毛並み、もふもふとした毛量に思わず顔をうずめたくなってしまいます。
ですが、むやみやたらに色んなところを触ってしまうと猫に嫌われてしまうことも。
好きな相手に嫌われるなんて片想い、かなり辛いですよね。
そんな苦い青春なんてもういらない!
そこで今回は、猫が撫でられて嬉しい場所や嫌な場所を徹底解説します。
この記事を読んで猫の気持ちを知り、猫のハートを鷲掴みにしましょう!
猫が喜ぶ場所を撫でてあげるメリットは?
猫が喜ぶ場所を触ってあげることには、以下のメリットが挙げられます。
人慣れが早くなる
猫が喜ぶ場所を触ってあげると、最初は人間が苦手な猫でも
「あれ?案外気持ち良いかも…」
と気付くようになります。
ですので、保護猫や野良猫など、あまり人慣れしていない子たちを早く慣れさせることが出来ます。
反対に、何も知らずに猫の嫌がる場所を触ってしまうと…
もちろん嫌われます。
しかも一度嫌われてしまうと次また好かれるまでの道のりがとーーーーっても長くなってしまう可能性もあります。
猫が触られて喜ぶ場所を知っておくのは猫を飼うにあたってとても重要なのです。
猫がリラックスできる
猫が気持ち良い場所を撫でてあげると、目を細めてうっとりとしてくれます。
これはリラックスしているサイン。
私たちが触ってあげるだけでリラックスしてくれるならいくらでも触ってあげたくなりますよね!
リラックスは猫にとっても大切な心のケア。
喜ぶ場所をしっかり覚えて猫の心をしっかりほぐしてあげましょう。
また、猫が喜ぶ場所を撫でてあげることは、傷があったり、触ると痛がったりするところなどを発見しやすくなるため、猫の健康管理にも一役買うことができるのです。
甘えてくるようになる
当たり前のことですが、気持ち良いことは猫だってして欲しいのです。
飼い主が上手に触ってあげられていれば猫は「なでなでして」と甘えてくるようになります。
これはもう飼い主にはたまらんです。
猫は気持ち良い、飼い主は嬉しいと一石二鳥ですね。
猫が触られて嬉しい場所は?
猫が触られて嬉しい場所は、主に自分の身体をぺろぺろできないところが多いです。
実際に猫が喜ぶ触られたい場所や撫でるコツをご紹介します!
ノド
なかなか自分じゃ舐められない箇所のひとつ、ノド元。
猫と言えば!と昔から言われているところでもありますね。
顎からノド元を掻くように撫でてやると「きもちえぇ~」のお顔が頂けます。
頭
ここもどう頑張っても自分でぺろぺろできないところですよね。
舐めた手で頭をごしごしするハムスターのような仕草はたまに見ますが、やっぱり舌に比べると刺激が足りないご様子。
自分では届かない分、飼い主に撫でられると「きもちえぇ~」の顔になります。
優しく撫でるよりも指を立てて少し強めにマッサージするように撫でると尚良しです。
ちなみにうちのオス猫のコテツくんはノドの下より頭を撫でられる方が好きで、よく催促してきます。
背中
舌が届く位置ではありますが、背中もなかなか気持ちが良いようです。
特に換毛期は抜け毛が増えて体がうずうず…
そんなときに撫でてあげると体もすっきりして気持ち良さそうにしてくれます。
背中はラバーブラシなど猫用ブラシでごしごししてあげるのも良いですね。
尻尾の付け根の上側
尻尾の付け根の上側を軽くペンペンと叩いてあげます。
え!叩くの?!
と思う人が大半かもしれませんが、実はこれ喜ぶ子が多いんです。
叩いた時に尻尾を高く上にあげていると喜んでいる証拠ですよ。
噂によると、この気持ちよさはちょっぴり大人な快感なんだとか…。
敏感な場所なので、なかには怒る子もいるかもしれないので、様子を見ながらしてあげてくださいね。
猫が触られて嫌な場所
続いては猫が触られて嫌な場所をご紹介します。
触られたくないところは敏感な場所や神経が集中している場所が主です。
ここを触ってしまうと嫌われちゃうかも?!
お腹
どの動物でもお腹はあまり触られたくありません。
お腹には臓器があり、ろっ骨などで覆われていないため隙だらけな急所です。
そのため、動物たちは本能でお腹を守りたがります。
気を許した飼い主には触られても問題のない子もいますが、やはりお腹はちょっと神経質になるようです。
ましてや初めましての時にお腹をいきなり触ると「もしや命狙ってる?!」と勘違いして超警戒態勢に入る子もいるので気を付けましょう。
肉球
触りたい!ぷにぷにしたい!
はい、分かります。
唯一のむき出し箇所の肉球、触りたいですよね。
でも猫は肉球を触られるのがあまり好きではないようです。
うちの子もプニッと肉球を触ってやると「チッ」みたいな顔してお腹の下に手を引っ込めます。
猫にとってはデリケートな場所のようです。
手先足先
肉球だけではなく、手先や足先もあまり好きではなさそう。
握手すると「チッ」
足を握ると「チッ」
という表情をされます…。
それはそれで可愛いのですが、しっかり慣れた子でもあまり良い気はしないようです。
神経が集中している場所でもあるため、くすぐったいのかもしれませんね。
尻尾
尻尾の付け根は良いのに尻尾はダメなの?
そうですダメなんです。
尻尾は猫の身体の中でも特に良く動く場所。
感情をあらわしたりバランスをとったり、様々な神経も通っています。
そのため尻尾はとっても敏感で、機嫌の悪い時に触ろうもんなら引っ掻きの刑確定です。
動く尻尾を触りたい気持ちも分かりますが、特に気が立っているときに触るのは控えた方が良いでしょう。
猫が撫でられたいときのサイン、NGなときのサインとは?
猫が撫でられたい場所と、撫でては行けない場所はわかった!それでは!とタイミングに構わず突進していったら、これまた猫に嫌がられてしまいます。
猫が見せる「撫でてOK」のサインと「今は触らないで」のサインをうまく見極めて、猫の望むタイミングで撫でてあげられるようにしたいもの。
猫が出す「触ってOK」と「NG」のサインをご紹介します。
撫でてOKなときのサイン
基本的に、近くに寄って見つめてきたときは撫でてOKのサイン。
控え目な子だと飼い主さんについて回ったり、鳴いたりして、撫でてほしいとアピールします。
積極的な子や飼い猫だと、スリスリしてきたり、手を伸ばしてきたり、目の前にゴロンと横になって触ってほしい場所を見せたりすることも。
こんなときは、忙しいときでもできるだけ時間を作って撫でてあげましょう。
触ってOKだった場合は、撫でてもおとなしくしていて、気持ちよさそうに喉をゴロゴロならしたりしてくれます。
猫が出している撫でてほしいのサインをしっかりキャッチしてあげたいですね。
撫でるのがNGなときのサイン
逆に撫でてはいけないのは、怒っているときや興奮しているとき。
目を見開く、耳を倒す、尻尾や体の毛を逆立てるなどして威嚇や興奮を表すサインを出しています。
また、不安を感じて狭い場所などに引きこもっているときも撫でてほしくないときです。
普段と違う様子を見せていると「どうしたの?」などと構いに行きたくなりますが、こういうときは触ってはいけません。
また、寝ているときやトイレに入っているとき、食べているとき、毛づくろいをしているなど、なにかをしているときも、撫でると嫌がる子が多いようです。
まとめ
猫にとって触られて嬉しい場所や嫌な場所、なんとなく分かっていただけたでしょうか。
猫とコミュニケーションをとるのに大切なスキンシップは、猫に嫌がられると意味がありません。
もちろん嫌がっている猫を捕まえて無理矢理触りまくるのも厳禁。
いくら喜ぶところとはいえ気分がノッていなければ触られるのは嫌です。
可愛い猫たちと仲良くなるためにも、猫の様子を観察しながら触れ合いましょう。
じっくり焦らずコミュニケーションをとることで、だんだん気持ちの良い顔を見せてくれるようになりますよ。
公開日:2019/02/04 最終更新日:2021/09/21