小さなスペースで飼育できる!お魚「ベタ」の魅力と生態や飼育方法について!
熱帯魚って見ているだけで癒されますよね。
できることならずーっと、ぼーっと眺めていたい・・・。
でも、
「熱帯魚の飼育って大変そう。」「掃除とか水替えとか面倒くさい。」「お金がかかりそう。」
このような理由で諦めている方も多いと思います。
実は私もそうでした。
そんな方にお勧めなのが「ベタ」というお魚です。
小さな水槽や瓶で飼育することができ、しかもとても美しいお魚です。
今回は、「ベタ」の魅力と生態や飼育方法についてご紹介します。
大きなヒレが美しい!ベタの魅力とは?
写真のベタは、我が家で飼育していたベタで、性別はオスです。
販売されているベタの多くはオスで、大きなヒレがとても美しく魅力的なお魚です。
一方メスは、ヒレが小さく、少し地味な印象があります。
我が家で飼育していたベタは、写真のように赤色でしたが、他にも白、黒、青、黄色など、たくさんの色の子や、ミックス色の子がいます!
ベタは闘魚といわれ、同種が目の前に現れると、写真のようにヒレを大きく広げて威嚇します。
オス同士、同じ水槽では飼育できません。
一匹で飼育していても、目の前に鏡を置くと、写真のようにヒレを広げて威嚇します。
これがまた本当に美しくてうっとりしてしまいます☆
闘魚というと、強そうな印象もありますが、餌をあげようと手を伸ばすと、水槽の上に上がってくる人懐こさも持ち合わせています。
「ツンデレ感」も魅力の一つです!
ベタの生態は?
一般的な熱帯魚はエラ呼吸で、水中より酸素を摂るため、水槽の中にブクブクと酸素を入れる必要があります。
一方ベタは、エラ呼吸と口呼吸ができるため、水中に酸素の機材を入れる必要がありません。
水面に口を出して呼吸することができます。
ベタは飛び跳ねることもできるお魚です。
我が家のベタも、水槽からジャンプして飛び出したことがありました。
最大で水面から5cmくらい飛ぶことができるといわれています。
飼育するときは蓋を閉めるか、水面を水槽の淵から5cm以上、下げる必要があります。
なお、個体差はありますが、ベタの寿命は2~3年といわれています。
ベタの飼育方法は?
ベタは、酸素の機材を入れる必要がなく、1匹で飼育することがほとんどなので、小さな水槽で飼育できます。
瓶やグラスで飼育される方もいます。
ベタの水槽はどんなものが良いの?
我が家では写真のような、10cm四方の小さな水槽で飼育していました。
同じ水槽を2つ購入し、1つの水槽に新しい水を作り、ベタのいる水槽の水を1/3くらいまで減らして、ベタごと移して水替えしていました。
水替えでは、すっかり新しい水にしてしまうと、温度や水質の違いが大きすぎ、ベタにとってストレスがかかってしまいます。
場合によっては命を落とす危険もあります。
そのため、全取り換えでなく、元の水を1/2~1/3使用するように水替えします。
水槽はお好みで探してみてくださいね。1,000円前後から色々ありますよ。
水槽の底砂は何が良いの?
底砂は必ずしも必要というわけではありませんが、水槽の光の反射でベタがストレスを感じるのを防いだり、水槽内の水をキレイにしてくれるバクテリアの棲家にもなってくれます。
デメリットとしては掃除のしにくさなどがあります。
我が家では、カラーサンドというガラスの砂や、ビー玉を、底砂として入れていました。
インテリアの1つにもなりますね!
ビー玉は掃除がしやすく、見栄えも綺麗でしたよ!
ガラスの砂やビー玉以外でも、底砂には「砂利」「サンゴ砂」「ソイル」などがあります。
これらは、水質を「アルカリ性」や「弱酸性」に傾ける作用があります。
ベタの飼育はさほど難しくないので、もし気になる底砂があれば、少量から試してみると良いですよ。
水草も一緒に入れる場合は、水草に必要な栄養素を含んでいる「ソイル」がおすすめです。
水温計は100円ショップで購入しました。
おすすめのカルキ抜き
ベタは口呼吸ができますが、エラ呼吸もします。
水中の酸素を取り入れるため、水道水に含まれる塩素が入った水で呼吸をすると、塩素がベタの呼吸器系に入り、呼吸器系の細胞を破壊してしまいます。
魚にとって塩素は命に関わる問題なので、水道水の塩素は中和しなければなりません。
私が店員さんに勧められて使用していたカルキ(塩素)抜きは「ジクラウォーター」です。
ただカルキを抜くだけではなく、水の劣化を防ぎ、餌食いを改善する効果もあります。
ベタの餌は?
お魚の餌はたくさんの種類がありますが、ベタにはベタ専用の餌がおすすめです。
ベタの小さなお口でも食べやすいサイズになっていて、水に浮くので食べ残しても、すぐに片付けることができます。
ベタの必要とする栄養をすべて含んでおり、ひかりベタだけで健康的に美しく育ちます。
まとめ
「ベタ」の魅力と生態や飼育方法についてご紹介しましたがいかがでしたか?
ベタは本当に美しいお魚で、懐くととても可愛いです。
飼育費用もさほどかからず、小さな水槽で飼育できるため、水替えやお掃除がとても簡単に出来ます。
私がベタを飼っていたのは数年前のことですが、この記事を書いていて、またベタを飼育したくなりました。
お魚の飼育を検討されていたら、是非参考にしてくださいね!