キャンベルハムスターの特徴と飼育の注意点☆

たくさんの毛色があり、個性豊かなキャンベルハムスター。
ペットにできるハムスターの中では上級者向けの種類ですが、地道に良い関係を築いていく楽しみがあります。
性格をよく理解して飼うなら、愛おしく感じられることでしょう。
今回は、キャンベルの特徴や飼育する上で覚えておきたい点をご紹介します!
キャンベルハムスターの特徴
原産国
キャンベルはロシアのバイカル湖東部や、モンゴル、中国に生息しています。
毛色
キャンベルは毛色のバリエーションが多い種類です。好みの毛色の子を選ぶ楽しみがありますね。
大きく2種類に分けられ、背中側とお腹側の色が異なるものは「アグーチ」、全身同じ色は「セルフ」と呼ばれています。
グレーや茶色が混ざっていて、背中に黒い線が入ったものが「ノーマル」です。
明るい黄色の「イエロー」は、目が赤い子もいます。
ノーマルより色が薄く、青っぽいグレーの子は「オパール」。
黒と白のぶち模様は「パイド」。
これらはアグーチで、セルフは全身真っ黒の「ブラック」や、色素が少ないため真っ白で目が赤い「アルビノ」などがいます。
大きさ
体長は6~12cm、体重は30~45gです。
ジャンガリアンと同じか少し大きいサイズで、見た目はそっくりです。
寿命
キャンベルの寿命は平均2~3年。個体差があり、これより短い場合もあるようです。
購入場所・価格
ペットショップで購入できますが、お店によっては販売されていないことも。
ゴールデンやジャンガリアンと比べると、販売数が少ないようです。
事前に問い合わせることをおすすめします。
価格は大体2,000~4,000円。レアな毛色ほど高価になるようです。
性格
キャンベルは気が強く、野性的な子が多いと言われています。
警戒心が強く、時には噛むことも。
子供の頃から飼うと、慣れてくれる子もいるようです。
すぐに仲良くなれなくても、根気強く接することができる人におすすめです。
飼育の注意点
温度
キャンベルに適した温度は18~26℃です。
一般的に、ドワーフ(小型)ハムスターの方が暑さに弱いと言われていますが、個体差があります。
飼っている子の様子を観察して、夏場は食欲が落ちたり弱ったりしていないか注意しましょう。
エアコンを入れ、保冷剤をケージの上に置くなどして対策できます。
冬場もエアコンを使い、ペットヒーターを敷きましょう。
複数飼い
キャンベルは複数飼いできると言う人もいますが、気性が荒いのでおすすめできません。
相性が悪いとケンカになってケガをしたり、最悪の場合命を落としたりすることもあります。
時間をかけて優しく接する
すでにお伝えした通り、キャンベルは気が強い性格です。
人を攻撃するのは恐怖心の表れなので、怒らずに少しずつ距離を詰めましょう。
いきなり触ったり持ち上げたりするのはNGです。
声をかけながら、ハムスターのペースに合わせて接すると良いですね。
時間がかかる場合もありますが、慣れてくれた時の喜びは格別ですよ!
まとめ
キャンベルは、見た目と性格のギャップに驚くかもしれませんが、様々な毛色の子がいて愛らしいハムスターです。
実際に飼う時は今回ご紹介した生態や飼育のポイントを押さえて、キャンベルの魅力を感じてくださいね!