うさぎに適したおすすめフロアマット6選|選び方のポイントも紹介!
へやんぽさせる場所の床の材質によっては、うさぎのケガや病気のリスクが上がってしまうことを知っていますか?
うさぎの安全と健康を守るためには、うさぎに適したフロアマットが必要です。
とはいえ、どんなフロアマットがうさぎにとってよいものなのか、悩んでしまう飼い主さんもいるでしょう。
そこで今回は、うさぎが安全に過ごすためのフロアマットについてお伝えします。
選び方やおすすめ商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
うさぎのへやんぽにはフロアマットが必要
うさぎのへやんぽにはフロアマットが必要です。
その理由は、「うさぎの足の裏には肉球がないから」です。
うさぎの足は、足の裏までふわふわとした被毛でおおわれているため、フローリングのようなツルツルした床だと滑りやすく、足腰に負担がかかってしまいます。
ジャンプをしたときや急に走りはじめたときなどに、思わぬケガにつながる恐れもあるのです。
では、ラグやカーペットを敷いていれば大丈夫なのでしょうか。
実はそうとも言えません。
毛足の長い敷物は、うさぎの足の爪にひっかかることがあり危険ですし、うさぎの動きによってはラグやカーペットごと滑ってしまうことも考えられるのです。
滑りにくい床材として、畳を思いつく人もいるでしょう。
たしかに、畳の上はうさぎにとって滑りにくい環境です。
しかし、もし粗相をした場合のことを考えると、畳の上でへやんぽをさせるのには不安が残ります。
このようにうさぎの健康や安全、衛生面から、へやんぽをするときにはフロアマットを用意することが必要なのです。
うさぎに適したフロアマットの選び方
滑り止め機能は必須
うさぎに適したフロアマットを選ぶときに絶対はずせないのが、滑り止め機能です。
フロアマットを敷く目的は、へやんぽ中の思わぬケガを防ぐこと。
そのために滑り止め機能は必須です。
フロアマットを選ぶときには、必ず滑り止め加工のあるものを選ぶようにしてくださいね。
うさぎの癖に合わせて適したものを選ぶ
フロアマットの素材や形状は、うさぎの癖に合わせて選んであげると安心です。
フロアマットを選ぶときに注意したいのが、かじり癖。
かじり癖のあるうさぎは、ちょっとした継ぎ目などからフロアマットをかじってしまうことがあります。
かじった部分を飲み込んでしまうと、おなかにたまり病気になってしまう恐れもありますので、愛うさぎにかじり癖がないかどうかを確認しておきましょう。
かじり癖のあるうさぎに使うフロアマットを選ぶときには、継ぎ目がないものを選ぶなどかじれない形状のものを選ぶようにしてください。
そしてフロアマットを使用する際も、かじっていないかチェックするようにしましょう。
前足で地面をほる、ほりほり癖があるうさぎの場合、毛足の短いフロアマットでも繊維を引き出してしまうことがあります。
繊維が出てしまうと、爪にひっかかりやすくなったり飲みこんでしまったりすることも考えられます。
ほりほり癖のあるうさぎの場合は、繊維が引き出せないような素材のフロアマットを選ぶとよいでしょう。
あると便利な機能って?
フロアマットには、さまざまな機能があります。
その中でも、うさぎがへやんぽをするときのフロアマットとしてあると便利な機能が、以下のようなものです。
・クッション性
・はっ水機能・防水機能
・消臭機能
・洗濯可能
摩擦に弱いうさぎの足の裏を守るためには、硬すぎない床がベストです。
うさぎの足の裏の病気として有名なのが「ソアホック」。
ソアホックには、さまざまな原因がありますが、そのひとつに硬い床や滑りやすい床を歩くことで、足の裏に負担がかかってしまうことがあげられます。
クッション性に優れたフロアマットは、ソアホック予防のためにも優れているといえるでしょう。
また、へやんぽ中に粗相をするかもしれないうさぎの場合、はっ水機能や防水機能、消臭機能のあるものがおすすめです。
洗濯可能なものを選ぶと長く衛生的に使えるでしょう。
汚れた箇所を部分的に洗えるものや洗濯機が使えるものもありますので、飼い主さんが扱いやすいものを選んでくださいね。
必要な大きさを考えよう
フロアマットを購入するときには、部屋のどの部分に敷くのかを検討し、必要な大きさを考えます。
フロアマットはサイズ展開が豊富なものが多いため、あらかじめサイズを確認しておくと失敗がないでしょう。
様子を見ながら広さを調節したい場合は、付け足しができるものやハサミでカットできるものを選んでみてはいかがでしょうか。
うさぎにおすすめのフロアマット6選
ここからはうさぎのへやんぽに適した、おすすめのフロアマットを6つ紹介します。
どのような人におすすめなのかも記載しましたので、参考にしてください。
デザイン豊富!ジョイントマット
「手頃な価格なフロアマットが欲しい!」という人におすすめなのが、ジョイントマットです。
汚れたときには、その部分だけ取り外して汚れを洗い流せるので、お手入れも簡単。
トイレのしつけができていない子にも使いやすいでしょう。
ハサミで自由にカットできたり、付け足すことで広くできたりと、広さ調節も自由にできます。
また、ジョイントマットはデザインが豊富なことも魅力です。
シックからポップまでさまざまな柄がそろっているので、インテリアに合わせて選べます。
■おすすめの人■
・手頃な価格で購入したい人
・まだうさぎのトイレのしつけができていない人
・デザイン性も楽しみたい人
床暖房もOK!おくだけ撥水吸着タイルマット
「とにかく滑らないフロアマットが欲しい!」という人には、タイルマットがおすすめです。
フローリングに置くだけでピタッと吸着するため、簡単に設置できます。
貼り直しができることも便利なポイントでしょう。
ただし、じゅうたんや畳の上に置いても吸着しませんので、フローリング用としてお使いくださいね。
こちらの商品は、汚れた部分だけはがして、洗濯機で洗濯できます。
■おすすめの人■
・滑らないものが欲しい
・簡単に設置できるものが欲しい
・洗濯機で洗えるものが欲しい
毛の掃除が楽!吸着おそうじラクラクマット
「抜け毛の掃除が楽にできるものがいい!」という人には、こちらの商品がおすすめです。
毛が絡みにくい生地を使用しているので、掃除機で簡単に抜け毛を取り除けます。
「換毛期にへやんぽさせると、抜け毛が多くて大変……」と感じている人は、こちらを試してみてはいかがでしょうか。
こちらのフロアマットは、滑りにくさと設置の簡単さに定評がある吸着タイプ。
動きの激しいうさぎでも、吸着タイプなら安心です。
■おすすめの人■
・長毛種のうさぎを飼っている人
・滑らないものが欲しい人
・動きが激しいうさぎに使いたい人
丈夫!カットできる!ペットマット
「丈夫で長く使えるマットが欲しい!」という人におすすめなのが、こちらのペットマットです。
一般的なマットに比べて強度が2倍もあるため傷みにくく、一度購入すると長期にわたって使えます。
また適度な凸凹加工で滑りにくいため、うさぎの足腰に負担をかける心配がありません。
汚れた部分は拭き取るだけでキレイになることも、使いやすいポイント。
消臭機能もあるので、うさぎの臭いが気になる場合にもよいでしょう。
■おすすめの人■
・丈夫で長く使えるものが欲しい人
・うさぎの足腰に負担がかからないものが欲しい人
・消臭機能つきが欲しい人
かじり癖のある子にも◎防滑消臭マット
こちらは「かじり癖のある子に安心して使いたい!」という人におすすめのマットです。
ジョイントマットやタイルマットと異なり継ぎ目がないため、かじり癖のある子にも使いやすいでしょう。
防滑・消臭・防水など機能も充実。
ユーザーにはうさぎの飼い主さんも多く、消臭や防水の機能には満足度が高いようです。
木目柄やチェック柄など、インテリアになじみやすいデザインもうれしいですね。
実は、我が家で飼っていた子にもかじり癖があったので、このタイプのマットを使用していました。
4年以上使いましたが、一度もマットをかじることなく安全に暮らせました。
かじり癖にお困りの飼い主さんは一度試してみてはいかがでしょうか。
■おすすめの人■
・かじり癖のあるうさぎに使いたい人
・消臭や防水の機能が欲しい人
・インテリアになじみやすいものが欲しい人
インテリア性バツグン!洗えるカーペット
「インテリア性が高いもので、うさぎにも安心して使えるマットが欲しい!」という人におすすめなのが、こちらの洗えるカーペットです。
木目調でフローリングのように見えるので、インテリアにこだわりのある人にも満足できるのではないでしょうか。
こちらのカーペットは、ゴシゴシ洗っても傷みにくい素材を使用しています。
また防水性もあるため、うさぎのおしっこや水拭きの水分がカーペットの下に染み込むことがありません。
厚みが少なく、ロボット掃除機を使っているご家庭にも使いやすい商品です。
■おすすめの人■
・インテリア性が高いものが欲しい人
・傷みにくく長く使えるものが欲しい人
・しっかり洗えるものが欲しい人
まとめ
うさぎの足腰を守るためにも、飼い主さんの負担を軽くするためにも、フロアマットは必要です。
愛うさぎが安全に使えるものを選ぶには、愛うさぎに「かじり癖」や「ほりほり癖」がないかどうかを知ることも大切でしょう。
またフロアマットを選ぶときには、飼い主さんにとって扱いやすいこともポイントとなります。
うさぎにとっても飼い主さんにとっても理想のフロアマットを手に入れて、快適にへやんぽができる環境を作りましょう。
公開日:2020/11/27 最終更新日:2022/3/10