猫に1日何回ご飯あげてる?理想的な猫のご飯の回数は?
「猫のご飯を1日に何回あげれば良いの?」そう悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
初めて猫を飼うならなおさらです。
1日の猫のご飯の回数は家庭によって様々で、常に置きっ放しにしているお家もあれば、決まった時間にあげているお家もあります。
猫の性格や好みによってご飯の食べ方や回数に違いがあるからです。
今回は適切な猫のご飯の回数や、なぜご飯の回数が家庭によって変わるのかについてご紹介します。
猫のご飯の回数は年齢によって変わる
猫のご飯の回数は、「子猫」と「成猫」によって変わります。
猫は生後1年を過ぎると大人の仲間入りです。
子猫のうちはまだ内臓がしっかりしていないため負担をかけないように、ご飯の回数を細かく分ける必要があります。
体がしっかりしている成猫と子猫では、ご飯の取り方に大きな違いがあるのです。
子猫と成猫にわけて、猫のご飯の回数について詳しく書いていきます。
子猫のご飯は1日3〜4回
・生後0~2週「授乳期」:1日8回ほど
・生後3~6週「離乳期」:1日6回ほど
・生後1~6ヶ月「普通食」:1日2~4回ほど
子猫の場合、ご飯の回数は成長するごとに減っていきます。
生まれたばかりの猫は消化器官がまだ成長途中なので、成猫に比較してご飯の回数が多いです。
成長速度にあわせて、食事内容だけではなく回数も調整する必要があります。
我が家でも生後4ヶ月の猫を迎え入れた時、ご飯の回数は4回から徐々に少なくしていきました。
子猫の様子を見て、ご飯の回数を調整してあげてください。
成猫のご飯は1日2回
成猫のご飯の回数は、「1日2回が多数派」だと言われています。
実際に我が家でもご飯をあげる回数は、朝7:00と夜18:00の2回です。
しかし、友人に聞いてみると常にご飯をあげっぱなしにしていたり、お昼にお腹がすいて鳴くから1日3回にしているお家も少なくありませんでした。
猫の1日のご飯の回数は家によってかなり変わります。
その理由は、猫のご飯の回数について諸説あるからです。
成猫のご飯のあげ方には3種類の方法がある
猫のご飯の回数には3種類の食事法があります。
・決まった時間にあげる「定時給餌法」
・いつでも食べられる「自由採食法」
・2つの方法を混ぜた「混合給餌法」
簡単にまとめると、「決まった時間だけ食べれる」「いつでも食べれるか」「いつもある餌があるけど決まった時間にしか食べれない餌がある」この3つです。
1日の摂取量は超えてはいけませんが、回数など食べ方は基本自由です。
我が家では3種類の方法を全て試したことがあります。
メリット・デメリット含めて詳しくご紹介していきます。
決まった時間にあげる「定時給餌法」
「定時給餌法」は、1日2~3回など決まった時間にご飯をあげる方法です。
食事量の変化がわかりやすく、すぐ食べるのでキャットフードが傷みません。
おすすめの方法ですが、決まった時間にあげているとご飯の時間に猫が鳴き始める可能性が高くなります。
我が家でも1日2食あげていたのですが、鳴き癖がついてしまって大変でした。
解決方法として、毎回30分前後ご飯をあげる時間をばらけさせると良いでしょう。
いつでも食べられる「自由採食法」
「自由採食法」は、常にご飯を置いて猫がいつでも食べられるようにしておく方法です。
自由にいつでも食べられるのでストレスがかかりません。
しかし、猫が肥満になってしまう可能性が高い方法です。
我が家でもこの方法でご飯をあげていた時期がありましたが、案の定太ってしまいました。
ちなみにこの方法をする時、ウェットフードは時間とともに品質が下がるので避けてください。
2つの方法を混ぜた「混合給餌法」
「混合給餌法」は、1日1回以上ウェットフードを決まった時間にあげて、ドライフードは常に置いておく方法です。
ドライフードとウェットフードのメリットを同時に取ることができます。
ドライフードは歯の健康に良く、ウェットフードは水分摂取に向いています。
水を飲むことが苦手な猫におすすめの方法です。
しかし、「自由採食法」と同様に食べ過ぎによる肥満に注意が必要です。
ご飯のカロリーや摂取量をしっかり計ってあげましょう。
まとめ
今回は猫のご飯の回数についてご紹介しました。
残さず食べれる子なら1日2回。お腹がすいてしまうようなら3回に分けると良いでしょう。
小分けにして食べる猫なら、ずっとご飯を置いてあげてください。
猫のご飯のあげ方は様々ですが、愛猫にあったご飯の回数を様子を見ながら調整しましょう。
くれぐれも肥満には注意してくださいね。