鹿肉を愛犬に与えるメリットと注意点、愛犬の反応★

皆さんは愛犬にどんなごはんを与えていますか?
最近はペットの健康が注目されて色々なサプリ、手作りごはんなどを与えている方も多いかと思います。
私はドライフードや市販のフレッシュフード、それから定期的に「鹿肉」を与えています。
今回は鹿肉のメリットと注意点、愛犬の反応をご紹介します!
鹿肉(グリーントライプ)との出会い
我が家の愛犬、ロングコートチワワのチコ1歳は、私の人生初めてのペットです。
チコはうちに来て3ヶ月目、月齢7ヶ月頃、元から弱かった膝の脱臼(パテラ)をきっかけに一気にごはんへの食いつきが悪くなりました。
飼い始めの頃に行ったパピー教室の先生は
「キリがないから食べないからといってアレコレとごはんを変えない。」
とおっしゃていましたが、とにかく食べてくれないことが心配で、そんなどっしり構えてはいられませんでした。
そこで色々調べた結果出てきたのが鹿のグリーントライプ。
グリーントライプとは、内容物が入ったままの鹿の胃袋のことです。
どんなものかと思って試しに入手。
開封するととにかく臭い!
言っちゃ悪いけど臭い。
けれど、そのにおいを嗅ぎつけたチコが、当時脱臼してた脚を浮かせながら3本脚でキッチンに来たのです。
そしていつものドライフードに混ぜると、食べる食べる!
ちょっと感動しました。
これが私とチコの鹿肉との出会いでした。
鹿肉にはグリーントライプ以外にもある!
犬は基本雑食よりの肉食です。
つまり草木を消化する過程で草食動物はブドウ糖やビタミンの各栄養素を作り出すけれど、肉食動物は草木を食べてもそれら栄養素を消化・吸収することができません。
代わりに草食動物の胃袋を食べて、肉だけでは摂取できない栄養素を摂取するのです。
まさに食物連鎖。
そして犬ごはんを調べていくうちに、鹿はグリーントライプだけではなく「鹿肉」も犬用にあると知った私。
しかも鹿肉は『低カロリー高たんぱく』が最大の魅力と!
正直チコの健康は大事だけれど、毎食栄養考えて手作りとか天地がひっくり返っても無理。
すべての食事を市販フレッシュフードにするにはお値段が…というワガママな私にはぴったり!
ということで早速鹿肉を選びました。
ぶつ切り肉やミンチ、内臓入り等色々あり、ぶつ切り肉が噛み応えあって良さそうでしたが、ちょっと咀嚼が下手なチコが喉に詰まらせないか不安だったので、最初は計量不要なトレー入りの鹿肉ミンチを選択しました。
初めての鹿肉は10gを加熱してあげてみました。すると、秒でなくなる食いつきの良さ!
■鹿肉ミンチにくいつくチコ
慣れてきてから内臓入りもあげてみたら、野性味あふれる感じで食いついていました。
犬って基本肉食なんだなと再確認しました。
鹿肉のメリットとは?
鹿肉は『低カロリー高たんぱく』でとってもヘルシー。
これまでと与えるカロリーが同じでも、体をつくるたんぱく質が豊富にとれます。
それだけではなく、鹿肉に含まれるオメガ脂肪酸がワンちゃんの肌や毛艶にも作用してくれるのです!
知り合いの元ドッグトレーナーをされていた方が、肌の状態があまり良くない子を譲り受けたそうなのですが生肉を与え続けたところ毛艶も毛量も出たと仰っていました。
勿論それだけではなく鉄分・亜鉛・ビタミンB郡・カリウムや酵素がバランスよく含まれているワンちゃんにとって理想的な食べ物なのです。
鹿肉の注意点は?
鹿肉を初めて与える場合は必ず火を通した少量から始めてください。
新しい食べ物を食べるとおなかの調子を悪くしてしまうことがあります。
2~3日うんちの様子を見て量を加減してください。
また、加熱は電子レンジで行うと酵素を破壊してしまうためお止めください。
まとめ
鹿肉の栄養素は幼犬から遊び盛りの成犬、介護食のシニア犬や食欲不振のワンちゃん、どんなワンちゃんにもピッタリです。
一度試しに与えてみるのはいかがでしょうか?