猫と暮らすと健康に?!猫が健康に及ぼす7個の良いコト!
みなさまこんにちは!
ReCheriライターのchiiです(*’ω’*)
猫と一緒に暮らすみなさまは、もしかしたら知らず知らずのうちに他の人よりも健康になっちゃってるかもしれません。
というのも、「猫と一緒に暮らすと人間の体に良い影響が出る」という説が海外で研究されているのです!
ニャンとも驚き!!
そこで今回は「猫が人間の健康に及ぼす良いコト」を7つご紹介いたします!(^^)!
ストレスが軽減される
なんと言ってもストレスは万病の元であります。
猫はその愛らしいお顔とフワフワの触り心地からも見ているだけで癒される生き物ですが、どうやらそれはただのイメージだけではないようです。
調査の結果、猫を撫(な)でている時や猫とコミュニケーションを取っている時、人間の脈拍や血圧が安定するということがわかっています。
これは猫を撫でている時に「オキシトシン」という物質が多く分泌されることが理由です。
このオキシトシンとは「幸せホルモン」と呼ばれており、不安感を軽減させたり幸せな気分になるという作用があるホルモンです。
オキシトシンはギリシャ語で「早く生まれる」という意味がある言葉です。
古くから女性に関係のあるホルモンとされており、赤ちゃんを産む時に子宮を収縮させたりおっぱいをたくさん作り出す作用もあるそうです。
まさに「生まれてよかった!生きててよかった!人生バラ色!」というホルモンなのです。
さらに、この「オキシトシン」は犬と触れ合うことでも分泌されることがわかっているのですが、なんと猫と触れ合った時の方が多く分泌されるとのこと!
人はストレスを感じると脈拍がドキドキと速くなったり血圧が上がりやすくなります。自分の制御できないところで心臓がドキドキしたり呼吸が浅くなったりすると、心と体は繋がっているのだと実感しますよね。
仕事で失敗しちゃった夜、大失恋で涙が止まらない夜には猫を撫でるとドキドキが穏やかになり、グッスリ眠れるかもしれません。
心臓病のリスクが下がる
ミネソタ大学というアメリカ最大の研究機関型州立総合大学の研究チームが統計を取ったところ、猫を飼っている人が心臓病や心臓発作などで亡くなる確率は猫を飼っていない人に比べて低いという結果が出たそうです。
2008年に4500人を対象に調査をしたのですが、猫を飼っている人は飼っていない人に比べて心臓発作では約30%、脳卒中では約40%も死亡率が下回ったとか…!
免疫力が上がる「ゴロゴロ音」
私は「ゴロゴロ」と猫の喉が鳴り出した時に最も幸せな気持ちになります(*´▽`*)
その「ゴロゴロ音」を聞きたいがために一生懸命撫でている節があることも否めません。
この猫の「ゴロゴロ音」は低周波で、猫が安心したり甘えたり満足したりした時に突然鳴り出します。(そして突然鳴り止みます(笑))
それに加え、ゴロゴロ音は猫自身が不安感を払拭(ふっしょく)したり体調を整えたりするため発する場合もあるのですが、この低周波には人間の免疫力を上げてくれる効果もあるのだとか!
ニャンとも棚ボタ的な健康効果!
フランスでは獣医さんがオススメする「ゴロゴロ音セラピー」なんてものもあるそうですよ(*ノωノ)
フランスは猫とシックに暮らしている人が多いイメージですし、シンプルでナチュラルなフランスならではの健康セラピーですね(^^)
肉球を触ると血圧安定
あの魅惑のプニプニ…肉球。
ちょっと敏感な場所なので嫌がるニャンコも多いのですが(笑)、猫の肉球をフニフニ触っていると血圧が安定するのだとか。
高血圧の方はぜひ、ゆっくりお茶を飲みながら猫を膝に置き、そっとフニフニさすさすしてみてはいかがでしょうか!
あまり触り過ぎると嫌がられることもありますので、優しく触ってください(*´ω`)
自閉症やうつの方の支えになってくれる
2012年に40人の自閉症の子供たちを対象として、その自閉症の子供たちと猫を一緒にして観察するという研究がフランスで行われました。
観察していると、猫が一緒にいることで自閉症の子供たちの心が落ち着き安定すること、そして他の人とのコミュニケーションを取ろうとする姿勢になりやすいことがわかったそうです。
猫を撫でると多く分泌される幸せホルモン「オキシトシン」は、他人を信頼したり愛情を感じやすくなるという作用があるホルモンです。
これは自閉症をはじめ、うつの症状で苦しむ方の心の支えになってくれることでしょう。
また、ペットを飼うことで朝はちゃんと起きてごはんをあげなければいけませんし、おしっこシートやごはんはお外に買いに行かなければなりません。
こうしてペットは時に人間を社会との繋がりを保つ架け橋となってくれます。
そして、猫をはじめ「ペット」という存在は飼い主がごはんを与え、キレイを保ってあげなければ生きていけない存在です。
飼い主がいなければ生きていけないのです。
そのお世話ひとつひとつが、そしてそのお世話の代わりにペット達がくれる愛情が飼い主さんの「自己肯定」という気持ちに繋がります。
「自分は何かの役に立っている」
「自分を必要とする存在がいる」
ということが、うつ病に苦しむ方に生きる喜びを与えてくれるのだと思います。
うつ病や自閉症でなくても、人間は誰しもが悩みや挫折を心に持っています。
人間は言葉を使う生き物なので、誰かの発した何気ない言葉に傷付くこともあるでしょう。
しかし動物は言葉を使いません。
他人と関わることが怖くなってしまった時、動物と接することで自分を大切にする気持ちを取り戻せるのかもしれませんね。
犬の背中を借りて泣いたり、猫に話を聞いてもらった夜は私も多いです(>_<)
特に猫の瞳はとても神秘的で静かなので、嘘は付けないんですよね…全部見透かされているようで、その目に映る自分と対峙しているみたいで。
「またアンタはメソメソして!だらしがないわねまったく!」
という顔をされることもありますが、猫はそれでも話を聞いてくれますよ(笑)
赤ちゃんのアレルギー過敏を予防する
赤ちゃんの頃から猫と一緒に暮らす子供は、アレルギー過敏をやわらげて喘息(ぜんそく)などに免疫ができるという意見があります。
これは赤ちゃんの体質にもよりますので一概には言えませんが、動物の毛やフケなどに耐性ができるのかもしれませんね。
「私は私」とポジティブになれる
■繋がりも大事、でも自分自身が一番大事。人生短いのよ、アタリマエでしょ?
まとめ
最後に、これはメンタル的な良いコトです。
猫は縄張り内のコミュニティーで暮らすものの、犬のようにグループで生きることはせず個々の生き物です。
我が家の3匹の猫たちも仲良く一緒に寝ているかと思えば、気の向くままにお気に入りの場所に散っていくこともあります。
嫌なことがあればシャー!っと怒ったり、かと思えばお互いをペロペロ労わったり…本当に自分の思うままに生きていると感じます。
今は「繋がっていること」が当たり前の時代です。その繋がりの中で上手くやっていかなければいけないので、「他人に怒られること」や「他人に意見を言うこと」、そして「自分自身で行動を起こすこと」に慣れていない時代と感じます。
繋がっているからこそ得られる大きな喜びもありますが、時に人は繋がっていることに疲れてしまったり、繋がっていても孤独を感じたりすることもあります。
猫はヘコへコと媚びることはしません。しかし、本当に欲しいものがある時は全力で媚びます。
「自分が心地良いか」ということに一生懸命な、そんな生き物です。
「人はその魅力でしか人を縛れない」という言葉が私の心の名言の1つなのですが、まさに猫は「ヘコへコ媚びずとも、その魅力で人をつかんで魅了する生き物」であると思います。
そんな猫と毎日暮らしていると、ふとした瞬間に
「自分らしさとは何か?」
「自分が今一緒にいたい人は誰か?」
「自分が求めている心地良さとはどこにあるのか?」
といったことを考えさせられます。
猫との暮らしは時に「自由な人生猫学」という授業を受けているように感じることがあり、私も日々猫に学ぶことがたくさんあります(/ω\)
「繋がりも大事、でも自分自身が一番大事。人生短いのよ、アタリマエでしょ?」
と、我が家のロシアンブルー「レディ」姐さんが言っているような気がします(*ノωノ)
今回は「猫が人間の健康に及ぼす7個の良いコト」をご紹介いたしました(*‘ω‘ *)
猫と触れ合うことで得られる健康に良いことの2つの理由として、「オキシトシン」という幸せホルモンによる心と体の安定と、低周波「ゴロゴロ音」による免疫力アップのご利益が大きいですね。
しかも、世界中でこんなにも猫と健康について研究されているということも驚きです!
やはり心と体は深く繋がっていますので、ストレスが緩和されるということがすごくありがたいと思いました!(^^)!
猫と暮らす飼い主さんも、そして皆さんの愛しのニャンコたちも、一緒に元気で長生きしましょうね★