うさぎにフローリングは危険?うさぎにとってフローリングが良くない理由とは!?

葉っぱを食べるうさぎ
ウサギ

うさぎを飼うときに気をつけたいのが「うさぎの住む環境」。

とくに室内はフローリングである事が多く、実はうさぎの体に負担がかかりがちです。

そこで今回は「うさぎにとってフローリングが良くない理由」についてご紹介します。

すべってケガをしやすい

獣医に処置してもらうウサギ

フローリングの最も危険なポイントは「すべりやすいこと」。

うさぎは猫や犬のように肉球がなく足裏まで毛で覆われているため、よりすべりやすくなっているのです。

室内でのトラブルはとても多く、走っていて止まれずに壁にぶつかり、ケガをするというパターンも良く見られます。

また、うさぎは骨折しやすい動物でもあるため、フローリングですべらないようにする工夫も必要です。

硬いフローリングが皮膚炎の原因に

子ウサギ

硬いフローリングの上で生活していると、うさぎの足裏にも負担がかかってしまいます。

摩擦によって足裏の毛が薄くなり、その部分が皮膚炎になってしまう可能性もあるのです。

この皮膚炎はソアホックと呼ばれ、放っておくことで重症化しやすい病気となっています。

うさぎの足はとてもデリケートな部分ですので、負担のかからないように住む環境を整えることが大切です。

足音が響きやすい

かじり木を咥えるライオンラビッ

うさぎを飼っている方に多い悩みが「騒音対策」ではないでしょうか。

うさぎは飼い主に気持ちを伝えるために「ダンッ、ダンッ」と足を鳴らす習性があります。

これはスタンピングと呼ばれ、警戒している時や不機嫌な時、遊んで欲しい時によく使われるようです。

スタンピングは小さな体から驚くほどの大きな音が出るため、近所迷惑にならないように対策する必要があります。

また、硬いフローリングにスタンピングすることで骨折の危険性もありますので、音を吸収するような柔らかい素材を床に敷くのがおすすめです。

冬は冷え込みやすい

ホーランドロップ

フローリングの床は、硬さだけでなく冬場の冷え込みも気になるところ。

部屋に暖房をつけていても床に近い部分は冷えている事が多く、うさぎの体調不良に繋がりかねません。

冬はとくに寒さ防止も兼ねてシートなどを敷くようにしましょう。

まとめ

うさぎにとってフローリングの床は危険がたくさんあります。

思わぬケガや事故につながる前に、マットなどを敷くようにしましょう。