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猫の尿路結石対策!水を飲まない猫に水をたくさん飲んでもらうには?

水を見る猫

みなさんこんにちは!ReCheriライターchiiです(*’ω’*)

前回は、猫の尿路結石についてと我が家の猫たち(ネロ君、オム君)が「結晶尿」を解消すべく、

「ミネラルを調整した療法食に切り替え」
「水をたくさん飲んでたくさんおしっこを出す」

という対策を行っているとご紹介しました。

オム君は療法食に切替えたあたりで飲水量が増えたのですが、ネロ君は相変わらずお水をあまり飲んでくれず…( ノД`)

今回は我が家がネロ君に行った「水を飲まない猫に水をたくさん飲んでもらう対策」についてご紹介いたします!

まずは「どんな水が好きか」を観察!

まずは、ネロ君のお水への興味について観察してみることにしました。

お風呂のお水が好き

ネロ君はお風呂の床に少し残っている水をペロペロと飲んでいることに気が付きました。

ということは、いつもの水がなみなみと入ったボウルではなく、薄く張った方が飲みたがるのではないか?そして、冷たすぎる水より少し生ぬるい温度の水の方が良いのかも!

蛇口からダイレクトに飲むのが好き

猫は動くものに興味をひく習性なので、流れがある水が好きな子が多いようです。

蛇口からダイレクトに水を飲む猫がいるとのことで、私もさっそくネロ君に蛇口の水を見てもらいました。

怖がらないように、チョロチョロくらいの水量で出して観察開始…そうすると!なんとネロ君は興味津々、手で触ろうとしたり手についた水を舐めたりし始めました。

蛇口に慣れた頃には、ダイレクトに落ちる水を飲んでいました。

湯呑やマグカップから飲むのが好き

私が湯呑やマグカップでお茶を飲んでいると、ネロ君はカップの中に手を突っ込んで手についたお茶をペロペロと舐めたことがありました。

お茶は猫には良くないので、コップにフタをして死守していたのですが、そのことを思い出したのです。

もしかするとネロ君はコップから飲むのが好きなのかもしれない。

それを確かめたくて、シンクに水を入れた私の湯呑を置いてみました。

すると案の定、手を突っ込んでペロペロと飲み始めたのです。

ちなみに、我が家でこの飲み方をするのはネロ君だけです。

水の飲み方にも個性がにじみ出てしまうのですね。

結論:ネロ君は「興味深い水」が好き

お風呂に残った水、流れる蛇口の水、湯呑の中の水…すべてが猫用の置き水をは違う「興味深い水」であることに気が付きました。

「好奇心は猫を」と昔から言うように、猫はその臆病さと相反する強い好奇心を持っている動物です。

なんか変わった水を見ると「触ってみようかな」「舐めてみようかな」と思ってくれて、それが水を飲むキッカケになるのかもしれないと気付きました。

猫にお水を飲ませる対策2つ

流れる給水器を導入

ネロ君を観察していて一番思ったのは「蛇口の水が好き」ということです。

しかし、常時蛇口を開けておくわけにもいかないので、蛇口のように水が落ちてくるタイプのペット給水器を買ってみました。


「水量の見える窓」PSE認証 ペット給水器

こちらはモーター音もほとんどせず、猫たちも怖がらずに興味津々になってくれました。

フィルターが水の不純物をろ過してくれるところも安心です。

やはり好みが分かれるようで、もう1匹の結晶尿のオム君はいつもの水飲みボウルの方が良いみたいで給水器からは水を飲みません。

しかし、蛇口の水が好きなネロ君にはヒットしたみたいです!

やった…飲んだ…!( ;∀;)買った甲斐がありました!

ちなみに、愛犬ウーノも愛用中です。

水を入れた湯呑や小皿をシンクに置く

給水器の効果が絶大だったのですが、念には念を入れてキッチンのシンクにも置き水をすることにしました。

ネロ君の好きな湯呑や、薄く水を張れる小皿などを使いました。

ネロ君は「水たまり」を連想する水飲み場が好きなのかもしれません。

我が家の3匹の猫の中で、いちばん野性味が強いのでしょうね。

まとめ

今回は、私が愛猫に行った、水をたくさん飲ませる対策についてご紹介いたしました。

猫よってどんな水が好きなのかが違うため、それぞれの好みに合わせた水飲み場を作ってあげることがポイントです。