愛犬に手作りアクセサリーを作ろう~蝶ネクタイ風リボンの作り方~

最近では自分が着る服やアクセサリー、小物を手作りされる方も多いですよね。

犬を飼っている方の中には、愛犬のお洋服やカラー、スヌードなどを手作りした経験がある方や、これから手作りしてみたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

やはり「ハンドメイド」の魅力は、自分の好みのもの、世界に一つのオリジナルのものが作れるということではないでしょうか。

一生懸命手作りしたものは愛情もたっぷりですし、特別感がありますよね。

今回私は愛犬の「蝶ネクタイ風リボン」作りに挑戦してみました。

オリジナルではありますが、作り方をご紹介します。型紙不要でとても簡単ですよ。

準備するもの

裁縫道具

今回は厚みのあるフェルト生地を使いました。

100円ショップで自分好みの可愛いブルーベースのカラフルドット柄を発見!

通常のフェルトより厚みがあり、しっかりしている印象です。

全長45cm×45cmでした。

布はお好みの素材で大丈夫です。手芸屋さんや100円ショップにはたくさんの種類の布が販売されているので選ぶのもワクワクしますよね。

綿

今回はふんわりとやわらかいリボンを作りたかったので、リボンの中に詰めるのに綿を使いました。

こちらも手芸屋さんや100円ショップで購入することができます。

針と糸

私は今回ミシンを使いましたが、手縫いでも簡単にリボンを作ることができます。

手縫いの場合は針と糸を準備します。

針も糸も手芸屋さんで売っている通常のもので大丈夫です。

糸はできるだけ布と近い色のものを選ぶと仕上がりもきれいになります。

ハサミ

布を裁断するのに使います。通常の紙を切るハサミではなく、裁縫用の布切りバサミを使います。

ものさし(定規)

布の長さを測ったり、裁断する線や縫いしろ線をつける際に使います。

ボールペン

裁断線や縫いしろ線を付ける際に使います。

今回はボールペンを使いましたが、布用のペンやチャコペンなどがあれば、そちらの方がオススメです。

作り方

①布を裁断する

まず始めに、ご自身のお好みの大きさに布を裁断します。

リボン本体部分の裏表の分2枚と中央の結び部分1枚を準備します。

実際の仕上がりは、リボン本体部分の布の大きさより一回り小さくなります。

ペンなどで裁断部分にしるしを付けておくと裁断しやすいです。

今回はフェルト生地なのでアイロンがけは不用でしたが、綿素材などの布を使う場合はアイロンをかけておいた方が良いかもしれません。

裁断したフェルト
■裁断した布(リボン本体部分2枚と結び部分)

今回私は中型犬の愛犬の顔幅くらいの大きめサイズのリボンを作りたかったので、リボン本体部分は縦10cm×横15cm、結び部分は縦10cm×横2.5cmに裁断しました。

フェルト生地だとホツレがないので扱いやすかったです。

②縫いしろを書く

裁断したフェルト

布の端から1cm程内側のところに4辺しるしをつけます。

布の裏側にペンで縫いしろを付けておくことで、縫う時によりまっすぐに縫えます。

③縫う

ミシンで布を縫う
■ミシンで縫っているところ

縫いしろを付けたら、その縫いしろに沿って4辺を縫っていきます。

今回私は時間短縮のためにミシンを使いましたが、手縫いでもそれほど時間がかからず縫えると思います。

4~5cm程縫わないで残しておく
■4~5cm程縫わないで残しておく

この時、表に返す時と綿を入れる時のために4~5cm位は縫わないでおきます。

④表に返し、綿を詰める

縫いしろに合わせて縫い終わったら、先ほど縫わないで置いた部分から表に返します。

表に返す
■表に返したところ

四つ角はボールペンなどを使ってギュッギュッと押し込むと角が綺麗に仕上がります。

お好みのフワフワ具合になるように綿の量を調節しながら、リボン本体の中に綿を詰めていきます。

綿を詰める
■綿を詰めているところ

あまり詰め過ぎるとパンパンになってしまうので、やわらかさが残る程度詰めるのをオススメします。

④縫う

綿を詰め終えたら、縫わないでおいた部分を縫い合わせます。

縫わないでおいた部分を縫い合わせる
■縫わないでおいた部分を縫い合わせます

この時、隙間から綿が出てこないように、隙間ができないようしっかり縫います。

⑤リボンの形にする

親指と人差し指で真ん中部分をギュッと窄めてリボンの形がどんなふうになるのか、確認してみます。

リボンを整形する
■どんな感じになるか想像しながら真ん中をすぼめてみる

確認した形になるように、リボン本体部分の真ん中に結び部分をグルッと巻きつけます。強めに巻いた方がくっきりした形になります。

リボン
■結び部分の布を中央に巻く

結び部分の端と端を縫い合わせていきます。

リボン
■結び部分を縫っていく

待ち針で留めておくと縫いやすいです。この部分はミシンではできないので、手縫いで縫います。

リボン
■リボンの完成

リボンの形になりました。

形が歪な時は、指で押しながら形を整えます。

我が家は2頭愛犬がいるので、もうひとつ同じものをお揃いで作りました。

⑥手持ちの首輪に通して、完成

蝶ネクタイ風リボン
■蝶ネクタイ風リボンの完成

リボン中央の結びの後ろ部分に手持ちの首輪を通せば、愛犬用の「蝶ネクタイ風リボン」の完成です。

いつも使っている首輪に通しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「リボン作りって意外と簡単!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ミシンで2つ作るのに30分程度で作れましたよ。

とても簡単で手縫いでもできるので、お子さんと一緒に作るのも楽しいかもしれません。

ぜひ愛犬に世界にひとつのリボンを作ってみてはいかがでしょうか。